「箱船と虹」

「ノアの洪水」がいつのことであったか、考古学者の間でさまざまに論議されています。当時、神さまが心を痛め、全世界を滅ぼそうと決心されるほど、この世は「悪、不法、堕落」に満ちていました。その中にあっても、多くの人とは反対に、ノアは神さまに従う生き方を貫きました。

 ノアは神さまに命令されたとおり、木で箱船を作りました。4万から9万トンに相当する大きさです。ノアの信仰の素直さと持久力を知らされます。

 神さまは予告通り大洪水を起こされました。けれども、箱船に乗ったノアと家族、動物たちは、洪水から守られました。150日後、神さまは洪水を止められ、ノアたちが船から降りて礼拝を捧げたとき、神さまは祝福のしるしとして大きな虹を大空の雲の中に置いてくださいました。

 箱船は危険から守られた救いのしるしとして、教会をあらわすシンボルであります。


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