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創世記によりますと、人は神様が土のちりで人を形づくり、その鼻に息を吹き入れられて生きる者となりました。ところがすぐに人は誘惑に負け、罪をなすりつけたり、神様から身を隠す生き方を選んでしまいました。ついに人は、この世にお生まれになった神様のひとり子イエス様を十字架にかけて殺してしまいました。けれどもイエス様は復活してくださり、天に上げられたあと、「聖霊」をこの世に送ってくださいました。「聖霊」は、「神様の息」です。人々は神様の息を受けて、もう一度神様と向き合って生きる者となりました。
今から2000年前、このようにして聖霊を受けた弟子たちの言葉を聞いて、イエス様を信じて洗礼を受けた人が3,000人もいました。こうしてキリスト教会が誕生しました。今、わたしたちにも心を開いてイエス様の言葉を聞けるように聖霊が働いてくださいます。
聖霊降臨祭は、クリスマス、イースターに並ぶ教会の三大祝日のひとつ、大事なお祭りです。
この日の礼拝の色は、聖霊が「炎のような舌」の形で降ったことから(使徒言行録2章3節)、炎の色、赤色です。聖壇の赤色の布を見て、わたしたちは聖霊の働きを思い起こします。
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