「母の日」 



  店頭にカーネーションが飾られる季節になりました。「母の日」は教会の祝日ではありませんが、キリスト教の信仰が土台となっていますのでご紹介いたします。
 

 「母の日」の起こりは、1908年にアメリカのウエスト・ヴァージニア州ウエブスターという町の教会でジャービス夫人の追悼記念会が行われたことにあります。彼女は26年もの長い間、日曜学校の先生を務めた信仰の篤い人でした。彼女がある日曜日にモーセの十戒の中で「あなたの父母を敬いなさい」ということを話し、「母の愛に心から感謝する方法を考え出す人はいませんか」と生徒に質問したのです。娘のアンナは、お母さんが召天した後にこの話を思い出し、記念会にお母さんが大好きだったカーネーションをたくさん飾ったのです。記念会に出席した人は皆、感動し、これを聞いたデパートの社員が店頭にカーネーションを飾ったことからこの行事が広まりました。(文献:『教会のこよみ、日本のこよみ』キリスト新聞社1992年)
 

 なお、「母の日」は教会の祝日ではありませんので、特にこの日のための典礼色はありません。


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