1月1日は、「主の命名日」です。クリスマスの日、ベツレヘムでお生まれになった神さまのひとり子は、「イエス」と名付けられました。ユダヤの人々も、子どもの命名は、意味を込めていたします。「イエス」は、旧約聖書が記されたヘブル語の「ヨシュア」にあたります。「ヨシュア」とは、「神は救いである」という意味です。
主の命名日、それは神さまがわたしたちと同じ人の姿をとって、この世に現れてくださったことを表します。神さまは天上の高いところにおられるだけではありません。イエスさまは、人としての喜びも苦しみも共にしてくださた神さまのひとり子です。
「主の命名日」の典礼色は白色です。教会の聖壇や説教台、聖書台の布の色、牧師のストールの色は白色を用います。典礼色は、教会の暦によって変えられます。聖壇の布の色を見ることによって、季節ごとに強調されるメッセージを知らされます。「主の命名日」の典礼色の「白」は、神様やイエス様の栄光を表します。
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