歌う喜び  荻野正起

 讃美歌の美しい詩・美しい旋律。
讃美歌をみんなと声を合わせて歌うことの喜び・歌えるすばらしさ。

 週報で次週の讃美歌が示され、気持ちよく歌いたいと思いながら練習に励むのですが、しかし、音符が読めない、音がとれない、それでも新しい曲ならなおさら歌いたい。そんな思いの毎回でした。
 

 受洗後、何年間もそんな教会にかよう日々でしたがある日、息子が練習している私の様子を見ていて、二〜三日讃美歌を貸してほしいと言い、家に持ち帰りました。一週間位してフロッピーディスクが届けられ、そこには1番から502番までピアノ伴奏で讃美歌が録音されているではありませんか。
 

 これこそ、私にとっては神様からの贈り物でした。機械が何回も何回も繰り返し教えてくれ、私も歌う事が出来るような気になって来ます。この新しい讃美歌をマスターし、みんなと共に歌おうと思いながら、教会に向います。
 

 神様に感謝しつつ、讃美出来る喜びをかみしめながら礼拝を守れる恵みに感謝し、又一日も早く、息子家族が主に救われる日の来ることを待ち望み、教会生活をおくっています。。