内容●自分でもわけが分かりません。
狂った初笑い。
昨晩から食べたり飲んだり寝たり起きたりして過ごす。
そしてTVを浴びるように観る。お笑い番組を観てひとしきり笑う。「大阪市信用金庫」の宣伝で三倉姉妹と社長とおぼしきおじさんが出ている絵のぎこちなさに笑う。誰かが死んだというニュースで笑う。格闘技の番組のむごさに目をそらす。ぼくはこういう刺激に慣れていないから気味悪がられる。こんなの狂ってる。
めずらしく初詣に行った。
家に帰って驚いた。母上が福引きで液晶TVを当てたらしい。いつぞやのマッサージ椅子に引き続き、母上は高額商品を当ててしまう。
また少年まんがを読む。
昨日写真の整理をしていたら、HDDが足りなくなった。もうどうにも足りなくなった。
なので日本橋まで買いに行く。「BestDo」に入ってHGSTの160GBのものを買う。8,650円。
もうTVを観ているのが楽しくってしょうがない。もう観まくりである。一年分の俗世間の情報をTVから仕入れる勢いである。
高級品とそうでないものを並べて、目隠しで評価する番組がある。ストラディヴァリウスと5万円のヴァイオリンの音を聴かせて、どちらがストラディヴァリウスかを当てさせたりする。これがけっこう面白くて、じいっと見ていた。
ヴァイオリンとブラスバンドはTVの音でもわたしでも当てられた。これが料理の比較となるとTVではさっぱり分からない。ふだんからいいものを食べているであろう人たちが、ざりがにと伊勢えびを間違えたりする。わたしも食べくらべてみたいもんだが、TVの画面と音では味までは分からない。こうなるととたんに退屈である。
番組内のBGMにリヒャルト・シュトラウスの「ツァラトゥストラはかく語りき」をデオダートがカバーしたものがしきりに流れている。冒頭のキーボードがなにかに似ているなあと思ったら、子門真人「ホネホネロック」の冒頭のギターみたいじゃないかなどと考えていたらもっと聴きたくなってしまい、Amazonで探して発注する。
講談社の雑誌「アフタヌーン」に載っている野球のまんが、ひぐちアサ「おおきく振りかぶって」がやばいと聞きおよぶ。ああもう、わたしに余計な知識を与えんでほしいところなのだがもう聞きおよんでしまったのだから仕方がない。
とある高校の、あんまし強くない野球部の話である。単行本を押しつけられてしまったので読みはじめる。ぶははは。すごい、台詞がすごい。こりゃあ、よこしまな読みかたをしちゃうじゃないか。あんまり三橋くんと阿部くんがラヴいので、へんな笑い声をあげてしまうじゃないか。野球部の監督をしているおねいさんはそんな二人を見守りながら「ゾクゾク」しているので、監督は腐女子の代表なんだと思うことにした。彼女が萌え萌えしているさまを見て、ぼくは、このまんがでやおい萌えしてもいいんだな、と思うことにした。
読み返す。
アニメの「ぴちぴちピッチ」の感想文を暑苦しく書き連ねていたころの日記を読み返してみた。これはひどい。これはすごい。寝る時間を削って書いてたんだろう。るちあちゃんがいかにエロいかということばかり書いてある。いったい、どこにそんな気力が隠れていたのか。
「天使メイドの館」17回め。
年を越すともうお客でいっぱいだった。みぃふぁ嬢とみなみ嬢にはじめて会った。
無形文化財。
朝から、桂米朝一門の若手の出ている番組を観ていた。
あとの方で桂米朝本人が出てきて「犬の目」を演っていた。久しぶりに観たらば、もう台詞があやしくなって、へんな間ができてしまう。台詞の一部分が省略されてしまうことがあるのだけれど、度が過ぎると「犬の目」がどんな話か知らなかったらちょっと困るかもしれない。
聞きにくいところを、なんとか聞きもらすまいとする。でも、いちばん面白いのは、捕れたねずみが大きかったか小さかったかの言いあいの最中に、ねずみが「チュウ」と答えるというマクラだと思う。
「フェアリーテイル」15回め。新年最初の営業日からお客でいっぱいだった。
カレーと坦々麺。
初出社の日。会社を昼までで抜け出してカレーを食べに行く。
心斎橋にあった店を探そうとして見つからない。早く辛いものを食べないと倒れてしまいそうだ。あきらめて難波の「スパイス王国」に入る。
さらに難波の地下街で「激辛坦々麺」と鶏の唐揚げまで食べてしまう。
「メイリラックス」2回め。
ちなみ嬢のふしぎな言語感覚でいじられる。くすぐったい。
とらのあな。まんが。もりしげ「花右京メイド隊」[12]、米倉けんご「淫笑う看護婦」の2冊。
あと、新世界のエロい本とエロいビデオしか置いていない店に入る。ここで本やビデオの題名とか手の込んだコピーなんかをながめるのが楽しい。品揃えがなかなかすごくて、たとえば男性同性愛な雑誌でいえば「G-men」、「サムソン」、「Badi」が、女王さま雑誌なら「スナイパーEve」、「女王様バイブル」などが並んでいる。
ビデオも負けてはいない。おばさんがセーラー服を着てこっちを見ているポスターが貼ってある。その名も「婆セラ」(石川道子58歳主演)である。うくくくく。ここはまさにエロのワンダーランド。たいして広くもない売り場なのに、この店でたいていの趣味に合うようになっているんだと思う。いつもはなにも買わないのだが笑ってばかりでは悪いので、女王さま雑誌のバックナンバーを安売りしているのを買ってきた。
あとで後悔した。
本とCDが届く。
家に帰ると、Amazonから本とCDが届いていた。
CD。Deodato「Prelude」が1枚。高校のころ、ある日曜日の昼間にFMラジオで流れていた「ツァラトゥストラはかく語りき」のアレンジが、いまになって突然聴きたくなり買ったもの。
まんが。樹要「OH! MYメイド」が1冊。柊柾葵「少年メイドクーロ君〜奴隷編〜」が見つからず、つい勢いで買ってしまったもの。別の意味で少年まんが。
絵本。嶽本野ばら(文)、高橋真琴(絵)「うろこひめ」が1冊。たまたま高橋真琴の新刊が目に留まったので買ってしまったもの。
Deodato「Preludo」を聴く。15年ぶりぐらいの再会である。CDを見てみたらば、問題の曲の題名は「Also Sprach Zarathustra(2001)」というらしい。1972年の録音なのに2001である。「2001年宇宙の旅」にあやかっているのか。曲の長さは9分間なのだが、5分に切られたものものもある。冒頭のおどろおどろしいオルガンがたまらないのだが、9分のほうが断然いい。
タコ部屋。
20世紀前半の黒歴史、北海道の奴隷労働(常紋トンネル/北辺に斃れたタコ労働者の碑)についてくわしく調べている人がいた。囚人労働から奴隷労働、強制連行へとつながっていく歴史が書かれている。
半分の給料で倍働かせるような無茶なやり方は効率がいいのか悪いのかとか、こんな無茶な開発をせねばならない背景とか、処刑の方法だとか、底辺の労働者に対する人々の見かただとか、あちこち興味深い。これだけ調べてあると、この小さなのぞき穴から社会が見えてくる。
「少年メイドクーロ君」が入手困難っぽく、古本をオークションで競り落とそうといま見知らぬだれかと「Yahoo Auctions」で二人で争っていた。950円の本が1,500円を超えたところであきらめた。「楽天フリマ」にも同じものがあり、こちらはあっさりと落札する。
ホワイトローズ。
めずらしく夢を見ていた。大学の先輩の家に遊びに行っていた。入ったこともない家の中をおそるおそる進んでいく。廊下を歩いているときに、電話のぶるぶるいう音で起こされる。ゲーム屋(仮称)がホワイトローズにお帰りしたいという。それもいまから来いという。大阪に戻って来ていたのか。
鶴橋までやってきた。医療事務員(仮称)、ペットボトル屋(仮称)もいて4人である。メイド喫茶といえばあずまさんを呼ばねばなるまいと思ったのか。4人で最近できたメイド喫茶「ホワイトローズ」を探す。行きすぎてまた戻ってくる。こんな地味で陰気でわたし一人だけがぞくぞくする灰色の建物の中にあったとは。玄関先に絵入りの看板が立っているにもかかわらず、気がつかなかった。これは入りにくい。
2階でエレベーターを降りて廊下を進むと、ちょうど先客のご主人が出てきたところで、店の入り口にメイドさんが4人勢ぞろいしているのが見えた。
「ホワイトローズ」1回め。
医療事務員(仮称)が、どうもここいらへんのメイドさん事情に詳しい。わたしも知らないようなことを知っている。桜館にいたメイドさんが何人かここに移ってきているという。したらば。出ました。らんぜ嬢が。聞いてみれば、なみ嬢とみる嬢も勤めているらしい。
あの陰気な灰色の建物の中に入りそうな店といったら、わたしには中古レコード屋さんとかゴスロリの服屋さんだとか古書同人誌の店ぐらいしか思いつかないが、そこに喫茶店が入った。ここだけが別世界のような内装である。わたしは「メイドの気まぐれパフェ」を食べる。ゲーム屋(仮称)が食べていたカレーに、辛い液体を「メイドの気まぐれ」で入れられてしまう。
この液体は「Sudden Death」という名前だった。帰って調べてみれば、スコビル単位であらわすと辛さは49,220スコビルで、タバスコの23倍というもの。3人で試しになめてみたが、ペットボトル屋と医療事務員が口に入れた量が多すぎたようで、しばらく苦しんでいた。ぼくはもう一桁上の液体を持っているが、こういう未知の液体は扱いに気をつけないといけない。
店に入ったときはメイドさんが4人いたのだが、どうも入れ替わりの時間だったようで、すぐにらんぜ嬢ときりん嬢だけになった。
日曜の昼間なのに空席のほうが多いので心配になった。駅から遠くもないが、駅前というわけでもない。できるだけ自分たちで料理やお菓子のレパートリーを増やしていこうという姿勢が興味深く、もうしばらく時間をかけて育っていってほしい。
さらに電気屋(仮称)を加えて新年会になった。いつもの店で焼肉を食べる。あとカラオケで歌って帰る。
寝て過ごす。
今日は寝て過ごす。
「ホワイトローズ」にお帰りしたかったが、やっぱり寝て過ごす。
近所の店にお好み焼きを食べに行く。また寝て過ごす。
「ホワイトローズ」のスタンプカードを集めると、例によってお好きなメイドさんの写真がもらえたりなんかするのである。全員の写真を集めるのはかなりハードルが高い。
命拾い。
ふんぬごわー。切腹。今日のが量産試作じゃなくて命拾いする。
そろそろ会社を休んで、平日のメイド喫茶にお帰りしたい。
特記事項なし。
眠い。超眠いので早く帰ってくる。
「フェアリーテイル」16回め。もう寝そうなのに、つい出来心で来てしまう。
年末に渡されたくじが当たっていた。もらった券は飲みものに使えるらしい。
困る。
落下試験で基板が壊れる。なぜいまごろになって。
このままでは量産できないから困る。そうなると、平日にメイド喫茶にお帰りするというささやかな望みが遠のいてしまうから困る。
13日の。
今日って「13日の金曜日」やんか!!
生産技術の人だとか商社の人だとか部品屋さんの人だとかはいま大変なことになっている。それでもぼくは担当者とボスに任せて週末は休むのである。メイド喫茶で甘いものを食べている最中に、職場から電話で呼び出されないことを祈るばかりだ。
辛すぎてまいる。
JBookで発注していた「少年メイドクーロ君」が発送されていた。絶版らしくもう在庫はないとあきらめていたのだが、なぜかあったらしい。これに加えて古本も送られてくるから、困ったことになった。
「とらのあな」で、「少年浪漫」Vol.3という本を、水野透子の表紙にひかれて立ち読みをしていたときに、末尾にこの本の広告を見つけてどうしても欲しくなったのだった。
昼から「ホワイトローズ」にお帰りしてみる。2回め。
カレーの辛さが選べるという。辛さ「5」は「4」を食べてからでないと頼めないらしい。こう聞くと食べたくなるじゃないか。「4」を頼んでみたのだが、これがもう、とんでもない味がする。辛すぎて涙が鼻から出てくる。聞いてみれば「Sudden Death」がカレーのスプーンで3杯入っているらしい。ああいう液体は味を確かめながら1滴ずつ入れるものだ。
こんなの無理だ。もうひと皿カレーを頼んで、薄めながら食べていく。混ぜ合わせると、かなり甘みが増して砂糖菓子のような味に感じられる。それでも辛い。「ハチ」のとんでもなく辛いカレーや「マジックスパイス」の「虚空150」といった辛いものに挑んだときは無理すれば食べられたが、今度の獲物はふた口以上連続して口に入れられない。水で粘膜の表面を洗い流さないと次に進めない。胃に危険を感じたので、途中であきらめた。そのうえ水の飲みすぎで満腹だ。
作っている人は、辛いものを好んで食べるわけではないのだろう。自分は食べないのだから加減を知らない。「激辛」をうたいながらたいして辛くない食べものが出てくるとがっかりするが、こういった辛いもの好きを馬鹿にしたようなものにもがっかりする。
人工的な辛さで、おいしくもない。アンケートを渡されたので、そう書いておいた。
帰ってきたらば、思わぬ人からお手紙が。こりゃ驚いた。
囲まれる。
「カフェノアール」にはじめてお帰りする。
もうすでに桜館の2号店にお帰りせぬままに閉店してしまった以上、ぼくには全店制覇の野望なんかとうについえている。それでも「ノアール」はどんなことになっているのか気になっていた。恵美須町の駅のそばのゲームセンターの4階までえんやこらと階段を上がる。すると扉と壁で仕切られている。扉の向こう側はまったく違う空間なのであった。
けっこう広いじゃないか。メイドさんの衣装はボディス調の胸の部分にひもを交互に通すようなもの。服飾に疎いので説明しがたし。夕方に入ったが客入りがいい。次々と入ってきて、また出ていく。ゲームで遊んでいる客がちょっと休憩に寄るのだろう。
ここもパフェがあんまし大きくなかったが、値段も高くないのでよしとする。
「フェアリーテイル」17回め。メイドさん二人に囲まれてウハウハな気分になるの巻。
脳内汚染。
毎日新聞の夕刊の1面、題字の下に載っているコラムで、岡田尊司「脳内汚染」という本に触れていた。
昨日の朝刊の書評のページでこの本が大きく取り上げられていたのが気になって、記者は本書を読んではいないけれどもうとにかくビデオゲームとインターネットは危険だという思いを強くしたそうである。これではさっぱり分からないので、昨日の朝刊から記事を探してきた。
気にしなければならないのは、森昭雄「ゲーム脳の恐怖」みたいなことになってるんじゃないかということである。科学的な態度で調査されているか、客観的に書かれているかが気になるところである。鹿島茂という人の書いた長い書評なのだけれど、どうもこの人は科学的かどうかは気にならないらしくて、麻薬的なものの害についての記述ばかり引用している。
これじゃあゲーム以外のありとあらゆるものに耽溺したために困ったことになった場合との違いが分からないじゃないか。酒に溺れた人とかキャバクラで財産をなくした人とか活字中毒の人とどう違うのか。「自己愛を増大させる」ストーリーが大衆に受けることと、脳が汚染されることの関係もさっぱり分からない。こんな書評じゃ本書が信用できるかどうか分からないじゃないか。
コカインが脳の機能を低下させる、なんていう話を引用しているけれどこれがゲームと関係あるのかどうかが分からない。悪意が見えてしまっては逆効果だ。新聞とTVが好む、いつもの「インターネット叩き」を書けば彼はお金がもらえるのだ。まあ、きっと本書はもうちょっとましなんだろうけれど、ぼくは昨日借りてきたやおい本を読むのに忙しいので、誰かミーハーな人が読んでくれればいいのである。
特記事項なし。
原因を特定する。そういうことに決める。製造上の問題だった。
歩きながら寝そうなほど眠いまま、ふらふらと帰る。
あと数日。
やっと設計の手を離れそう。基板の装着がはじまったが、バグはまだ残る。あと数日。
もうすぐ真昼のメイド喫茶めぐりとか、真昼のにゃんこ撮影とか、真昼のカレー屋さんめぐりだとか、真昼の昼寝なんかもできるというわけで実にうれしい。ピンクの機種がたくさん売れてくれるともっとうれしい。職場からしばらくは悲鳴とか叫び声だとかも聞こえなくなって実にめでたい。この機会を逃すと、次の機種とか、その次の機種とか、そのまた次の機種だとかがわたしに休暇を取らせまいと襲いくるのである。
柊柾葵「少年メイドクーロ君〜奴隷編〜」が届いていた。同じ本が2冊になってしまった。
ひと段落。
ようやくひと段落。あとは試験を通ってくれれば。
夕方になって、わたしの右目が1メートル先のものに焦点を合わせられないことに気がついた。30センチを超えるともう駄目だ。
入院患者が出た。彼は帰ってくるのであろうか。社員じゃないので帰ってはこないかもしれない。
うわあああ。ぼくは見てはいけないものを見てしまったのか。
特記事項なし。
午前7時30分。駐車場の券を無事に手に入れる。
来週こそは平日に休みを取りたい。
1週間ぶりにカレー。
米国政府の圧力で牛肉輸入が再開されたが、危険部位の混入が発覚したためにまた輸入禁止になった。
米国の屠殺場が悲惨な労働環境だったのがいまどうなっているかは分からないけれど、上の方々は大金持ちなので政治家や官僚とつるんで日本政府に圧力をかけるだけの力がある。そこで作られる食肉には管理もへったくれもないという悲惨な現場だったのがいまどうなっているかは分からないけれど、混入してはならないはずの「脊椎」がくっついたまま出荷されて、肉といっしょに輸入されてしまった。
出荷される製品に対して検査がないんだろうか。狂牛病以後は日本への輸出は米国政府の認可を受けた業者しか行えないというのに、そんないいかげんな話があるだろうか。日本人の食肉への危険な印象に免疫をつけさせようとして、わざとやってるんだろうか。ずいぶんな早業じゃないか。狂牛病への反省ではなく、連中は政治献金だけで動いている。
会社で何日も前の「日本経済新聞」を読みながら、なんでこんな時期に「ライブドア」への強制捜査なのかと驚いた。
これって、アレでしょ。建物の耐震強度偽装の問題が国会で取り上げられるまでになったから、これを覆い隠すために堀江社長の顔写真を新聞にばんばん載せてるんだろう。ライブドアが汚い商売をしているというのはいまにはじまったことではないのに、あえていま取り上げるのは自民党のえらい方々を守るためとしか思えないじゃないか。
日経BP社の記事に立花隆は、強度偽装問題が大事件になってきたのでこの大仕事の前にさっさと片付けるためにライブドアの強制捜査に踏み切ったんだと書いた。彼はライブドアの強制捜査と強度偽装事件の報道に関係があることを伝えるために、日経に遠慮してぼかして書いている。
あと、関連会社の社長が自殺していたことを知った。こりゃあ本物だという気分になる。
京橋の駅のそばで被写体を探す。線路ばかり。
錆びた金網に草が巻きつくの図。高架橋のわきの空き地の金網にも草が巻きつく。高架橋の土台がれんが造りで、蒸気機関車のころからこうなんじゃないかと思わせるもの。踏切のそばのコンクリートの柵が傾いているのだけれど、最初からこういう形なのか車がぶつかって倒れたのかよく分からないもの。軌道が高いところにあるからよく見える砂利。枯れた草。電車に刃向かわんとする自転車。
道頓堀のインド料理の店「ミティラー」にはじめて入る。
何年か前に入ろうとして開いていなかったことがあって、それっきり忘れていた。昼間に入ると999円でテーブルの上の料理が食べ放題である。ナンとサフランライス、3種類のカレーとスープ、たまねぎのサラダとライスプリンがあった。ナンをさんざん食べた。
難波から道頓堀まで歩く。
道頓堀の場外馬券売り場のそばにつながれていた犬。犬かわいいよ犬。135mmのレンズではいつくばって撮る。路地を歩いていたら見つけた穴。「都ジュースセット」と書かれた箱。なんなんだ都ジュース。
上本町のあたりで見つけた室外機がいっぱいの壁。こういうのを見ると、アジアに来たなあという思いを強くする。「上本町駐車場」と「近鉄高速バスセンター」のくっついたでっかい建物。上本町は都会の顔をして、こんなおどろおどろしい建物を残しているなんてずるい。うらやましい。残念ながらこの写真ではでかさと恐さが伝わらない。
そんなこんなで鶴橋に着く。「ホワイトローズ」3回め。
ここで「裏メニュー」のガトーショコラを食べる。添えられている生クリームがよかった。紅茶も飲む。冷たい飲みものについてくる紙のコースターを10枚集めるとなにやらいいことがあるらしく、さらにアイスココアと、なんだったか忘れたけれどカクテルまで頼んでしまう。これで3枚になった。
「のえ」と書かれたノートが気になっていた。こんなめずらしい名前がかぶるとは思えない。お出かけの前に本人に確認してみると、やはり「天使メイドの館」から移ってきたという。覚えてくれているじゃないか。カラオケで歌った曲と「辛いものが好き」だということまで。すごいなお嬢さん。
スタンプカードのスタンプが10個たまった。
あと、コースターをメイドさんの手描きの字なり絵なりが入っている。これを10枚集めるのはすぐなのだが、全員のぶんを集めるのはなかなか難しいことが懸念される。ドールのメイドさんの写真を集めたときに検討したように、平均的な分布をしていればすぐに集まるはずである。なんせホワイトローズのメイドさんは8人しかいないのだ。しかし、曜日による偏りがあるからけっこう難しい。ここでの困難は人数ではなく、平日には木曜と金曜しか開いておらず、しかもオーダーストップが午後7時半と早いことである。
収集開始。
昼間にじばしんのイベント「ワンダーランド」に顔を出す。135mmのレンズの練習をしようと撮らせてもらったが、これは無謀だった。室内では距離が取れないから制約が大きい。うまくいくととても面白いのだけれど、わたしの腕前ではうまくいかないことが多かった。わざと被写界深度を浅くして、片方のまつ毛にピントを合わせたような写真を撮って遊ぶ。なんだか写真っぽくなってきたじゃないか。
ポートレート用に90mmぐらいのレンズがほしい。キヤノンの85mm/F1.8、85mm/F1.2、タムロンの90mm/F2.8マクロ、トキナーの100mm/F2.8マクロのうちのどれかを買っちゃいそうだ。
「愛・桜館」の難波の2号店のあとに「Cantabile」という店が入る。2/2に開店するという。
今日その店の前を通ると、どうも店は開いていて飲みものだけは出せるというようなことが看板に書いてある。しかし、店の中では写真撮影が行われていて、とても入れるような感じではなくあきらめる。あと、店内に「愛・桜館」の立て看板が置かれていて、紙で覆われていた。
これの意味するところはなにか。
「ホワイトローズ」4回め。
桜館から移ってきたみる嬢が夕方から入ってきた。久しぶりに会った。
しばらくは、この店を応援すると決めた。近い将来、席がお客で埋まるまでは常連でいることにする。
昨日スタンプカードが10ポイントになったので、らんぜ嬢と撮ってもらう。これで1枚である。あと7枚そろう日はくるのだろうか。あとコースターは4人ぶん集まった。いちばん多いもので2枚。合計5枚になった。これから毎週2回お帰りして、それぞれ冷たい飲みものを2回注文してコースターを2枚入手するつもりである。
8人のメイドさんと遭遇する確率は一様ではなく適度に偏りのある分布であるとして、誰かのコースターが最初に10枚集まるのに要する期間は、だいたい10週間ぐらいと予想している。他店に浮気しないかぎりは、3月末になにやらいいことが起こるという寸法。全員のコースターが10枚そろうには、たぶんとてつもない期間を要するような気がするのであきらめる。
特記事項なし。
やっと量産していいことに決まる。既知のバグがすべて消える。
と思いきや、また落下試験でひっかかる。ぎゃああ。
大遅刻。
キヤノンの85mm/F1.2が無性に欲しくなる。でかくて重くて、オートフォーカスが遅いとわかっていても。一度借りてきてがまんできる範囲かどうか確かめてみたほうがいいのか。あるいは、やめたおいたほうがいいのか。
2か月も前に依頼されていた写真をいまさら送る。す、すんません。
冗談。
めたもるゆきにゃんが自分の写真をほしがっているらしく、手を挙げてみた。うまくいけば撮らせてもらえるかもしれない。
もしそうなったらどうしよう。手持ちの機材で足りるんだろうか。85mmのレンズを買いにいくのか。レフ板用の白い紙とか布とか買いに行くのか。ストロボは1台でいいのか。女装写真を撮るにはなにがいるんだ。しゃれや冗談ですまされないようなものを撮りたいじゃないか。
選ばれてしまった。
この一週間ずっと熱っぽい。鼻の粘膜は炎症を起こして呼吸が苦しい。風邪っぽい症状である。かといって、これ以上ひどくなるわけでもないし、治りもしない。
会社で歯科検診があった。前から気になっていたが、歯の表面の黒くなった部分は虫歯らしかった。あと、歯石を削ってもらうと表面がつるつるになった。
「ホワイトローズ」5回め。
早く会社を抜け出して鶴橋へ。ご主人とお嬢さん合わせて3人が最後までいたのだが、食べものと飲みものをたのみ続けていたら9時まで店を開けてくれた。本当は8時までなのだが、客入りがある間は開けてくれるのである。
コースターは現在6人ぶん、多い人で2枚、合計8枚となった。
撮ろうという人は数人いたのだが、わたしが選ばれてしまった。女装写真は、どんなおねいさん写真よりもおねいさん写真な撮りかたをしないといけない。きっと、メイクと明るいレンズと拡散光でなんとかしないといけないのだと思う。
85mm/F1.2がおもしろそうだったのだけれど、値段が高いのでF1.8を買いに行こう。たぶん、ゆきにゃんのCD-Rかwebに載るんだと思うけれど、これを見た人が去年のわたしと同じように「自分が撮ったほうがいいのではないか」と思って手を挙げてくれたらいいのである。30年も生きてきたが、いまだになにが起こるか分からんもんである。
肉を食う。
梅田のヨドバシカメラに行く。
キヤノンのレンズ、EF 85mm/F1.8を買う。ほかにも同じぐらいの値段で90mmとか100mmだとかのマクロレンズもあるけれど、ぼくの用途では明るくないと困ったことになるので、マクロレンズは買えなかった。お花畑の写真でも撮りたくなったらまた買いに行くことにする。あと1週間、85mmをカメラにつけっぱなしにして練習である。
「ホワイトローズ」6回め。裏メニューの「メイドさんのミラクル愛情パフェ」(うろ覚え)と、「クッキーアイス」があったので後者を食べる。
コースターは現在6人ぶん、多い人で3枚、合計10枚となった。あと「ハズレ」と書かれた店長のものが1枚。
いつもの面々で肉を食らいに行く。
一軒家を建てるか、集合住宅を買うか、あるいは借りるか。そんな選択肢の話をしていた。もう、そんな歳なのか。ぼくにそんなお金がないのは、ひとつのことに資源を投じ続ける性分のせいだ。もしぼくの趣味が「家」だったら、間違いなくでっかい家が建つ。
「フェアリーテイル」18回め。「パジャマDay」だった。満席で入れない人がけっこういた。
3日連続。
「ホワイトローズ」7回め。
メイドさんが2人増えて10人になったと聞いた。10番目のメイドさんたま嬢が今日から勤務らしい。9人めはまだ分からない。
コースターは現在8人ぶん、多い人で3枚、合計13枚となった。あと、店長のものが1枚。たま嬢の最初の1枚をもらった。
あまりにも品のないご主人にはお帰りしてほしくないと思う。思うのだが、二日連続で出くわす。とりあえず空気を読めと。
「フェアリーテイル」19回め。昨日と同じく。
2月のイベントは2/8-14らしい。
特記事項なし。
残務処理はまだ続く。
年内にあと4機種出る。今週は休みを取りたい。
メード。
会社で1/27の「日本経済新聞」を読んでいた。「メイド喫茶店員脅し連れ出す」という記事を見つけた。ぼくは驚いた。「メード」ではなく「メイド」と書いてあるではないか。
日経新聞はいままで「メード」と書いていたはずである。「フィリピン人のメードを雇う」の「メード」と、「メイド喫茶の店員を脅す」の「メイド」は同じ単語だが、母音の表記の規則が違うのである。だが「メイド喫茶」という単語については、「メード」ではなく「メイド」という表記がより一般的であると日経新聞の中の人は決めたんだろう。一方、産経新聞は新聞らしい表記にしたがって「メード喫茶」と書いているようだ。