内容●買いものや「クイズマジックアカデミー」のこと。イベントがあれば「ぴちぴちピッチ」とラプサンスーチョンツのこと。
予約。
「CCOちゃ」の店内の掲示によれば(非公式ブログ)、7/3の午前10時から11時の間だけ、
アイスコーヒーもしくはアイスティー&パン 5,000円
だそうである。「500円」ではない。
5,000円
である。やばい。これはやばい。明らかにおかしい。えっらく高価な代わりに、おねいさんを撮ってもいいらしい。それを考えてもやっぱり高いじゃないか。これってご主人さまを試してるんだと思うのだ。どこまで無茶ができるかを。こういう小さい事件があたくしの脳みそをくすぐっちゃう。
狭い店内で50mm/F1.4では画角に入らないだろう。かといって28-70mm/F2.8では、2段ぶんも暗いのでためらってしまう。わたしのEOS Kiss DigitalでISO感度800が使えるなら後者を持っていくだろう。あとは、ストロボを光らせてもいいのかどうか。
あと会社から「愛・桜館」に電話して明日のモーニングセットを予約する。館長の声、低っ。
おとなしく過ごす。
「愛・桜館」2回め。
こ、これがスペシャルモーニングセットかー。もうまぎれもなく。
今日はメイド長のそら嬢だった。先週お帰りしたことと、雅楽姐さんといっしょだったことまで覚えてくれていた。うわー。メイド長すげー。あと、チラリズム。
雨が降っていたので客入りが少なかったが、だんだん増えてきて退散した。
雨にぬれて歩くのは苦ではないけれど、だんだん小雨から本格的な雨になってきた。2軒めはあきらめる。
タワーレコードの心斎橋店に入る。「猛毒」見つからず。8月ぐらいにやるであろう、定例の焼肉の集いまでに見つかればいいや。ほかの欲しいもの探す気にもなれず、おとなしく帰ってきた。
くつを買うという目標も果たせず。
明日は台湾行きの打ち合わせと歌会(とメイド喫茶)だし、おとなしく過ごしたっていいじゃないか。
人魚伝説。
雨の中、集まってしまったのは大変な物好きだったのだろう。「CCOちゃ」2回め。
10時の10分前にCCOちゃに着いたらば、入り口の通路にいすが用意されていて5人ほど並んでいる。開店してからも7人ぐらいしか集まらなかった。さすが5,000円。
「これが私のご主人様」イベントの最終日である。がんばって50mmで撮ってみた。50mmと1.6倍画角で撮るとなると被写体からけっこう離れないといけない。きれいな像を得る方法としては間違ってないのだけれど、おねいさんを撮るのが専門の人はふつうはこんなふうにはしない。光量の小さい内蔵ストロボでは光が届かないからである。うむむむ。外付けの強力なものを使うべきか、広角レンズに替えるべきか。
でもまあ、店内の照明を活かしたものが数点撮れたのでよしとする。
「メイドインカフェ」6回め。
久しぶりにどうなっているか知りたく、メイドインに来てしまう。別に心配しなくても、どうもなっていない。奥にあるでっかいCDの再生機の上面はアナログレコードを回せるようになっていて、どこにでも売っていそうなチャイコフスキーのピアノ協奏曲がかかっていた。はじめてアナログの皿が回っているのを見た。あの空間でアナログを回すのはおもしろいし、日本橋ならレコードも楽に手に入るしで、よいアイデアではないか。
みゆ嬢とさっちゃんと一緒に撮ってもらう。
「メルカフェ」2回め。
期間限定でそうめんが食べられるというのでお帰りしてみたかった。これがまた思いのほかおいしいじゃないか。
最近できたスタンプカードを作ってしまう。煉獄への門が開く。
いまの時期は短冊に願いごとを書いているらしい。このあとカラオケなので「唄が上手くなりたい」と書いた。あと、裏側に「会社がつぶれませんように」と。
「ぴちぴちピッチ」が好きすぎて、台湾にまで行くことになってしまった3人が集まった。ペタさんとちのさん。たださんは仕事がアレしてるっぽく、来なかった。
まず、ものすごい数の歌の練習。「Hyperjoy」の音源だけではどうにもならず、タカラの「e-kara」やPCも使った。
小暮英麻「オーロラの風に乗って」で、「L・O・V・E、ラヴかれん様〜」と叫ぶ練習。かなり恥ずかしい。ほかに誰もやってくれなくても叫ぶ覚悟で。このときの練習用教材が面白おかしいので死にそうになった。
「マーメイド」とか「人魚」で始まる題名の曲がけっこうある。片っ端から再生して、音を聞いたり歌詞を読んだりする。桂銀淑「人魚伝説」の音に合わせて無理矢理「Legend of Mermaid」の歌詞を乗せて歌う練習。
歌会のあと居酒屋に入る。七海るちあ嬢のお誕生日をお祝いするがケーキがない。魚ばかり食べる。あと、ピンク色のカクテルを飲みながら8月に立て続けにやってくる、東京行きと台湾行きに向けて進捗を確認する。
悩む。
くつを買う。安いの。
台湾のことを調べるとっかかりになればと、旅行の本を買ってくる。
「漫畫博覽會」には、135mm/F2と200mm/F2.8のどちらを用意すべきか悩む。はたまた70-200/F2.8か。ピタゴラスの定理だとか三角関数だとかが出てくる画角の計算をしながら悩む。会場のことがさっぱり分からないから決めようがない。もちろん買うお金はないので、レンズを借りてくるかお金を借りてくるかである。これで撮影禁止だったら、ぎゃふん。
98番め。
会社から自分の携帯電話でもってLive Gate Tokyoに電話する。また電話する。電話し続ける。8/6の「Voice in the Live」の予約である。
ちいともつながらない。早く自分の職場に戻りたいので、ここはあきらめて携帯電話のwebブラウザであれこれ入力して予約する。予約番号は98だった。ものすごく出遅れてしまった。
2週間ぶり。
「Cafe Doll」39回め。
なんだかもう浮気しまくりだったり別の用事が重なったりなんかして、久しくドールにお帰りしていなかった。2週間ぶりである。
今日は「裏メニュー」があった。梅の入った和風のスパゲティでみそ汁がつく。
七夕に合わせているのか、天井には星の飾りがいっぱいである。そして夕方なのにずいぶん空いている。一時の勢いでお帰りしまくっていたご主人たちが、いまごろ別の趣味に帰っていったりしてるんだろうか。はたまた貯金残高の減少に眼球が飛び出しているころであろうか。いやいや、常連が集う21時ごろにはまた混んでくるのであろうか。
聞くところによれば、明日の七夕の日イベントはもういっぱいらしい。カウンターでお嬢さんが工作をしていた。
Amazonで桂銀淑「人魚伝説」を探していた。ついでに本を探したり、別のCDを探したりする。アカンアカン、止まらへん。
「恋はみずいろ」のカバーを探していたら、ゆうき芽衣という人のカバーが見つかる。大阪と奈良で定期的に歌っていることも分かった。ここで思いとどまる。インディーズのCDは時間がかかりそうなのであきらめる。こういうのは会場で買ったほうがよさそうなので。
40回め。
「Cafe Doll」40回め。会社をこっそり抜け出す。
たーなーぼーたー、ぼーたぼたー。7月7日の夜は七夕にあわせて、ゲームとかやって遊ぶという企画なのである。いく嬢とえり嬢とひな姐さんとももどふとゆき嬢がいた。あと店長とこに嬢。
頭に乗っけた星の飾りをお嬢さんたちから奪われまいと逃げ続ける。もう三十路には辛いというか童心に帰りまくりなゲームで、ひな姐さんといく嬢とももどふ(うろ覚え)が手をつないで迫ってきても、腕の下をくぐってすり抜ける。腕が伸びできたら首を後ろに反らせてかわす。アカンアカン。三十路が本気を出したらアカン。3分経っても生き残ることができる人数まで減らないので延長する。で、あたくし、生き残る。
あんまり騒がしいので苦情がきてしまう。すんません。なので、予選で終わってしまい、続きは「ツイストゲームで誰が勝つかを当てる」というこれまた微妙な遊びに変わり、ひな姐さんにかけたあたくし、また生き残る。こうやって生き残った6人からロシアンルーレットで一人を選ぶのだけれど、ここであたくし落ちてしまう。
あの店内で走り回ることになるとは思わなんだ。ほかにもトランプでもじゃんけんでもまったく勝てず、なので写真はもらえずである。
あと、となりに座った人がこれまた重症のせらみゅ地獄をくぐってきたような人だった。ぼくなんかまったく及ばない。こりゃあメイド地獄の業火もまだまだぬるいに違いない。まだ歳若い諸君は、こんな大人になったらアカンよ。
遊ぶためには、働くしかない。
うごふあ。朝起きたら筋肉痛が。
昨日早く帰ったので、今日は仕事する。日付の変わるちょっと前に帰ってくる。
喜界島酒造の黒糖焼酎「星羅」(銀)が届いた。4月の花見に持っていったのは(金)である。もう、ぴちぴちもので残すところはないかなあ。
8/6の例のライブは早くも、本当に早くも追加公演が入った。本公演の前に時間を取ってもう1回やっちゃうらしい。うはー。それは大丈夫なのか。
勢いで、翌日のまいにゃんとキタエリのライブにも行くことにした。
池袋の「モエドール」に行ってみたりとか、下北沢の例のカレーのもっと辛いのを試したりとか、そんな時間はあるんだろうか。
台湾行きのために大幅に夏休みを拡張するよう調整中なもんで、8/6-7に本当に休めるのかけっこうきわどい。ドールの会員証ももらったことだし、もう心おきなく働くしかない。
メイドさんまみれ。
「e-maid」2回め。あたくしが電線屋といっしょにはじめてお帰りしたのがここなのだが、めちゃくちゃ久しぶりである。正確には秋葉原の「Mei:lish」に去年の冬に電線屋と行っているのだが、当時、とくに「メイドさん」を前面に出しているという印象を持たなかった。
で、大盛りのペペロンチーノを食べる。しまった。ここの「大盛り」は量が多い。丸ごと入っている唐辛子をかじると刺激的。ビールも飲る。
スタンプカードを作ってしまう。
「Cafe Doll」41回め。えらく忙しそうなときにお帰りしてしまった。
すでに満腹なので、ペペロンチーノ食べくらべはあきらめて、おとなしくケーキを食べる。6月にいったん終わった雨の日の特典があったのだけれど、ほとんど降らなかったのでまたやると聞いている。今日は雨が降ったのだがなにもなかったから、まだやっていないのか。
あい嬢がいた。今日の「日本橋メイドカフェ対抗萌えバトル!」のチラシに写真が載っていたから、今日はいないんじゃないのか。と、思っていたらまたいなくなった。ひとみたんと写真を撮ってもらう。水色ドレスに出くわす日はいつの日か。
今日は「日本橋メイドカフェ対抗萌えバトル!」というイベントがあって、ドールのお嬢さんも出るという。日本橋の「ジャングルインディペンデントシアター2nd」に行く。ふつうは芝居なんかをやるハコである。なぜか日本橋の電器店街のどまんなかでは小さい劇場が育ちつつあって、メイド喫茶以外でも熱いことになっておるのである。
で。時間ぎりぎりに行ったらば、席がほとんど埋まっているじゃないか。軽く100人は入っている。ははは。もの好きな人たちめー。
「対抗」というぐらいなので、クイズだとかをやって得点を競う。……のだけれど、実際のところは点数はどうでもよくて、各店代表のお嬢さんを司会がいじって遊ぶイベントである。「メルカフェ」、「Cafe萌え萌え」、「CCOちゃ」、「Cafe Doll」、「e-maid」から、それぞれ2人か3人が出場した。ドールからは、あい、えり、ゆき嬢が来ていた。「Cafe萌え萌え」はメイド喫茶じゃないのだけれど、細かいことは気にしない。
という感じで進んでいく。ビデオがまたアナタ、かなりこっ恥ずかしくてくすぐったい。こりゃあええモンを見ましたわい。すでにこの時点で、このイベントを楽しめる人とそうでない人とに分かれている気がする。
次のコスプレは、スポンサーが「コスパ」なもんで、衣装の宣伝も兼ねているのであろう。で、コスパのおねいさん(入社4日め)が「これが私のご主人様」のエロいメイドさんのかっこうで出てきたのが、最も衝撃的であった。
クイズは正解を出すのが非常に困難で、回答者のボケを誘うもの。このあたりで、店鋪ごとの性格の差がはっきりと出てしまったのが興味深い。司会がお嬢さんをいじるのだけれど、ボケをなかなか引き出せない。初々しいけれど、悪くいえば機転が効かない。だんだん暖まってきたみたいで、だんだん面白くなってくる。CCOちゃのお嬢さんだけは、最初からすっかり慣れている感じだった。ドールは勝つつもりだったみたいで、ちいともボケてくれない。
伝言ゲームは、テーマにそった単語を前の答えにつなげて言っていき、だんだん長くなっていく。例えば国の名前だったら「バチカン市国」「フランス」「韓国」……「アルジェリア」みたいにだんだん長くなっていって、これを正確に言えなくなると負けるというもの。テーマは「国の名前」と「花」でどちらもCCOちゃが負けて、その前のドールの得点になっていた。CCOちゃのお嬢さんは、これ以上長く続けてもつまらないと考えて、わざと負けたのかもしれないと疑っている。
途中で抜けていく観客がけっこう出てきた。この毒気いっぱいのイベントにお客がいっぱいということ自体おかしいのである。最後の抽選は、観客が持っている紙に抽選番号が振ってあって、各店鋪のお嬢さんがその場で考えた番号に一致すると、なにかがもらえる。ドールの「各種割引券とコースターと紙ナプキンと3人からの投げキッス」は得ることはできず、「Cafe萌え萌え」のポスター(店長が夜なべして作成)をもらってしまった。
行ったこともないのにもらってしまっては悪いじゃないか。明日また行きますと行ったところ、今日来てくださいといわれた。うはー。
結果は、ドールの圧勝であった。
終演後、電器店街をCafe萌え萌えの看板にも出ているものすごいかっこうで練り歩くお嬢さんがたを見つけた。ほんじゃまこれから行きますよー、と薄暗い中にいっしょに練り歩く。もう恐いものなんかあるかー。店の前まで来て、今日はTVの取材が入っていて、まだ終わっていないからお客さんは入れられないと断られてしまった。ぎゃふん。取材に来ているという「アメリカザリガニ」にいじられる覚悟をしてきたのに。
「Cafe Doll」42回め。
浮気はイカンということなのであろうか。結局ここに帰ってくる。そしたらなんと、さっきドールからの商品をもらった人がとなりの席にやってきた。ドールにお帰りするのははじめてだったらしい。
またペペロンチーノを食べる。ペペロンチーノについては「e-maid」よりも「ドール」の味付けが好きだ。あさりも入っていることだし。
りらん嬢のドレスが変わっていたので写真を撮ってもらう。胸のあたりをひもで編み上げる、手間のかかる構造。自前らしい。
今週また増える。
7月になった途端に雨が降りまくりじゃないか。
日本橋のメイド喫茶の7軒め「らずべりードリーム」は7/16開店だそう。電器店街のまっただ中、堺筋の西側にあるビデオかなにかの店のある建物の入り口に階段があって、そこに店の貼り紙が見えた。こんな人の多いところだと入りにくいなあ。写真で見るかぎりでは、衣装はかなりコスプレよりでとても派手みたいだ。
今日はうっかり家を出る時間が遅くなってしまい、時間がないのである。電車の中で携帯電話の予定表に行き先を順に入力していって、時間が来たら音が鳴って知らせてくれるように設定する。
「とらのあな」で本を探す。小説。さかき傘「闇の小公女リゼル」が1冊。
すぐに店を出る。そばの食堂「あさチャン」の看板を見に行く。次に店が休みになる日の理由が書いてあるのである。会員100万人突破を記念して、なんばパークスでかに食べ放題のお食事会を開くので店を閉めるそうである。ちなみに、昨日の「萌えバトル」の中で、あさチャンの休みの理由を問う問題がクイズに出題されていた。
「Cafe萌え萌え」にはじめて行ってみた。
「CCOちゃ」のそばの建物の4階である。もうこれだけ日本橋の端から順に攻めていっても、やっぱり入りにくい。エレベーターで4階まで上がれば、もう「Cafe萌え萌え」のどまん前である。もう引き返すことではできまい。
さすがにピンクの髪のおねいさんは覚えてくれていた。カレーとケーキを食べた。カレーは甘くて辛いもの。後味にちょこっとだけ口の中に残る程度には辛さと香りを残している。この甘みの強さはぼくの趣味ではないけれど、ないのだけれど、かなりおいしいカレーと呼ばれるべきものなんじゃないか、これは。
気をよくして「デコレーションケーキ」を食べる。チョコレートケーキに果物とクリームが添えられて出てくる。これがまあアナタ、おいしいじゃないですの。こっ恥ずかしい屋号に油断していたが、「Cafe萌え萌え」あなどりがたし。
おいしさに感動してゆっくりゆっくり食べていたら、携帯電話のアラームに急かされる。ひいいい。
また南へ戻っていく。知り合いの展示と上映会を見に行く。黒い笑いとフランスパン。
あと、片づけたり飲んだりする。「ココルーム」はエエところやなあ。
恐怖の150個。
今日もはたらくおじさん。帰りたくてもがまんする。夏休みのために、もうひと踏ん張り。
[1]月曜日は「フェアリーテール」の「メイドDay」なので早く帰ります。
[2]「Cafe萌え萌え」のカラオケの受付が19:45までなので早く帰ります。
[3]しばらく「愛・桜館」にお帰りしてないので早く帰ります。
というような作戦行動に出るでもなく、働く。
し、しまった。「Cafe萌え萌え」にスタンプカードがあったのか。昨日行ったのに、もらってくるのを忘れていた。で、ここもドールと同じくスタンプ150個で会員証がもらえるらしい。こういうものを見せつけられると、ぼくはついうっかり本気を出してしまうから危険だ。
撮影はないんだろうか。
8/6の「Voice in the Live」の追加公演の発売日。もうこんな機会はないかもしれないと覚悟を決めて、職場から入力しちゃう。
ぎゃああ。確認画面で文字化けする。あとで届いた連絡によれば、予約番号は44番だった。
家に帰るとAmazonから荷物が届いていた。
まんが。小川京美「学校の怪談」[2]が1冊。
CD。Swingle Singers「Jazz Sebastian Bach」、桂銀淑「ゴールデンベスト」の2枚。
8/28に仁美たむのライブがあるらしい。「帰ってきた! 寺門仁美&坂田知美なかよし☆ライブ」、新宿の「Live Inn Magic」にて。撮影には触れられていないけれど、ないんだろうか。
意外なところですれ違う。
会社をさっさと抜け出して「Cafe Doll」43回め。
こにたんの裏メニューがあったらしいけれど、もう品切れであった。でも、店長のペペロンチーノが食べられたので幸せ。
めずらしくゆき嬢が長いドレスだったので写真を撮ってもらう。頭に載っかる白い帽子がかわいいので困る。
「愛・桜館」3回め。夜は混みそうだと思っていままで避けてきた。桜館のことをもっと知りたく今日は夜の7時にお帰りである。
今日はあやめ嬢だった。コーヒーをお代わりすることにぼくの脳が退化していく。きっとアホなことしか言っていない。いじって遊ぶだけではだめで、いじらせるために間合いを変化させることも必要なんじゃないかというのが今日の反省点。あやめ嬢の、この闇はなんだ。
浴衣イベントに行けなくて、あとになって悔しがる。8月にまたをするとかしないとか。
ドールの常連とすれ違う。
歌う日。
ちょっとでも隙を見せたら早く抜け出すのである。明るいうちから日本橋へ。
一度入ってみたかった、インド家庭料理「ララ」に行ってみた。チキンカレーを食べる、これがまた500円と安い。野菜が煮こんであるようで、甘みがある。また、香りはあまり濃いものじゃなかった。
カメラのレンズと値段をながめる。35mm/F1.4、24mm/F1.4、135mm/F2の3本の前でため息をつく。
香原かりんの3枚めのDVDがあり買ってくる。ちびうさの絵を見つけてしまい、あとに引けず。1枚めでるちあさんの絵を秋葉原で見つけたときはこらえたのに。
あと、カラオケ屋さんで歌の練習。2時間。
めちゃんこ久しぶりに「クイズマジックアカデミー」で遊ぶの巻。
昼間だからなのか、ずいぶんぬるいじゃないか。わたしも、しばらく離れている間に相当ぬるくなっている。解答はずいぶん遅くなっているし、ついうっかりキー操作を誤るわでひどいことになっている。なのに、予選1回で落ちないんである。
1回めが予選第3回まで、2回めは決勝進出するも4位に終わった。うーん。マジックアカデミーってこんなにぬるかっただろうか。まあ、すぐに負けてげんなりするよりはいい。そして、ぬるいわたしは相変わらず大賢者のまま。
「Cafe萌え萌え」2回め。
今日はパフェを食べる。先日のケーキの感動を忘れえないでいるのだが、パフェはそこまでいいものじゃなかった。
で、月曜と木曜は8時から「モエカラ」が始まる。歌ってよいのである。お嬢さんを含めて、ヤングな方々の歌う曲がさっぱり分からない。聴いたことのない曲ばかりだ。聴いたことがっても忘れているんだろう。実写版セーラームーンのテーマ曲である「キラリ☆セーラードリーム」もまったく記憶になくなっている。わたしはやかましい曲を歌い、それなりに好評を得る。
近日の音もののイベントがあるらしい。企画がほしいらしくて中の人に声をかけられた。時間がないので後日会うことになった。スジがよさそうならつき合うかもしれない。いわゆる「アキバ系」のバンドを集めたような企画が東京だけじゃなくて、こっちでも目につくようになったのを気に留めていたところである。中の人と「萌え萌え」で出くわすとは思わなんだ。
話が長引き、終電で帰ってくる。
1日で3軒、4回。
やっと「釜たけうどん」でうどんを食べることができた。生醤油うどん、麺が太い。
某所の打ち合わせ。返事する前からすでに数に入れられとるがな。ハコの中の撮影を任されたので、テンション上がる。自分のことながら、なにが起るかさっぱり分からないもんである。
「らずべりードリーム」1回め。本日開店。
10時の開店の15分前に着いてみたらば、階段からはみ出るぐらいに並んでいる。わたしが加わったところでちょうど歩道にはみ出してしまう。その後の15分間で10人ほど長くなってきた。これからの3日間は客入りがあるだろうから、ちょっと近所に迷惑かもしれない。
入ってみたらば、内装はまっ黒で、アクセントに青を入れた落ち着いたもの。長いカウンターと、少しばかりのテーブルがある。もう日本橋を、北は桜館、南はドールと、MoeCAFE以外のコスプレ喫茶は行き倒したもんだが、こんなのははじめてである。そして、お酒がありそうな感じの内装だけれど、一切ない。
ぼくはいつものように「パフェ」を頼むわけである。したらば、お好きな「らずドリっ娘」が作ってくれるというじゃないですか。「らずドリっ娘」って。webサイトにもそう書いてあるから、これが正式名称なのである。「Cafe萌え萌え」における「萌えちゃん」を上回る呼びにくさじゃないか。
ちなみに「Cafe Doll」のwebサイトに「可愛いカフェドール達がお出迎え」と書いてあるが、お嬢さんを指して「カフェドール」と呼んでいるのを、この用例以外に見たことがない。と、まあ、こっ恥ずかしい呼称が気になっているのであるが、「らずべりードリーム」においては、「らずドリっ娘」という呼称がばっちり使われておるのでたいへん驚いた。で、目の前にいるじゅり嬢にパフェを作ってもらう。
記念にひめあ嬢と写真を撮ってもらう。お嬢さんに「ノート」を持ってこられる。なにか書くのなんてはじめてである。最初の3日は、こんな調子お嬢さんいっぱいのお祭り騒ぎなんだろう。
その後、前述の打ち合わせもあって「らずべりードリーム」2回め。さすがに、客入りはもう落ち着いていた。
「メルカフェ」3回め。まだ打ち合わせ。
「メイドインカフェ」7回め。まだやるか。
とらのあなで本を買う。小説。真慈真雄「魔法のメイドの美沙都さん」が1冊。まんが。チバトシロウ「艶姫」、反村幼児「Little Drops」の2冊。雑誌「百合姫」が1冊。
「百合姫」は今日が発売日だったようだ。「百合姉妹」の6号はいつまで経ってもさっぱり出なかった。それからずいぶん経ってから「百合姫」の創刊とあいなった。表紙の絵がひびき玲音で、どこかで見たような連載陣で、表紙には、
男子禁制!! 少女と少女のヒミツの純愛コミック
貴女に届け私の初恋
なんて書いてあるわで、もうそのまんまである。「百合姉妹」6号のために用意された原稿を引き取って、できるだけそのまんま受け継いでいるのだと想像される。林家志弦「ストロベリーシェイク」は「ストロベリーシェイクSweet」と名を変えて、単行本も出ることとなった。ああめでたい。そして、佐倉汐「ユリム童話」が単行本になるまで続いてくれるだろうか。
あと、わんだーらんどにも行く。まんが。ユキヲ「ミルクキャラメル」が1冊。
「らずべりードリーム」で入手した「萌えバッジ」を調子に乗ってかばんに付けていた。気がついたら、ピンの部分だけをかばんに残したままバッジが外れたようで、どこかへ消えていた。うわあああ。あれが店に落ちていたらいやだろうなあ。すんません。しかし、いまさら「萌え」って。
石綿ブーム。
「石綿」である。石綿ブームが来た。あたしゃ小学校のころに、理科室の実験機具の「金網」に石綿が使われていることに驚いた。教科書には「石綿金網」が図入りで載っていたのである。アルコールランプでビーカーの水を熱するときなんかに、ビーカーと炎の間に金網を置いて使う。金網の中心部分に白いセメント状になっている部分があって、これが石綿かー、とわたしは指でさわったもんである。わたしは小学生のころすでに「石綿」が危険らしいことぐらいは知っていた。
あれから20年ばかし経って、忘れたころになって石綿による健康被害の話を聞くようになった。まずは、古い貨物船に乗務していた人が、建材に含まれていた石綿に肺をやられて倒れているということが話題になった。そして、最近は石綿を使った製品の工場に勤めていた人に死人が出ていることが話題になった。そのあともいろんな会社に類似例があるということが、べつに闇の世界の裏情報でもなんでもなくて、新聞を読んでるだけでも伝わってくる。
石綿はとても細かい繊維で、吸い込むと肺に蓄積してがんを起こしやすい。それぐらいのことは20年前から知っていたが、ごく最近まで使われていたとは知らなかった。しだいに規制で使えなくなっていったとはいえ、すぐに全面禁止にはならなかった。耐摩耗性や耐熱性など、すぐれた物性があるから危険を承知で使ってきたのであろう。
で、ですよ。必要だから危険を承知でやってきた事業があって、それがろくにお役所に監督されていないっていうのはどういうことなんだ。これを国がやらずしてなんとする。なんのために、分厚い書類を書かせたり、補助金を割り当てたり、えらそうにふんぞり返る権限を与えているというのか。会社だって「当時の法律は守っていた」なんて言ってる場合じゃないのである。
ここまで書いてから今日の毎日新聞の朝刊を読んでみたらば、1面にこう書いてある。1992年に石綿を全面禁止にするための法案が当時の社会党から出されたけれど、審議もされないまま廃案になったと書いてある。ただでさえ時期が遅いというのに、その上さらに自民党と「石綿業界」が法案をつぶしてしまった。この絶対無敵のだめぽ加減に、全身の力が抜けていく。新聞の責任も重大だ。いまごろになって書いても遅いのである。
先月の件でいつもの面々で集まる。いつもの焼肉はなかった。
「はたらくくるま」を知らない人が多い。え、え、子門真人で盛り上がってるのってボクだけなのか。
買い替えるのは気が引ける。
今日は浪花区民センターの、コスプレ兼メイドカフェイベント「コスメル」に顔を出す。もう、わたしゃカメラをかついでどこへでも行くぞ。
「らずべりードリーム」の開店初日の行列でそばに並んでいたらしい人に声をかけられる。世間が狭いなあ。さらに、らずべりードリームのひめあ嬢が「メルヴェイユ」の中の人だと聞かされメイド喫茶業界の狭さにびっくりである。「Cafe萌え萌え」で会った人にも出くわしてしまい、この狭さにもほどがある。なんだか、自分で書いていても暗号電文のような分かりにくさ。
やっと「露出補正」の使いかたが分かってきた。100枚ぐらい撮っておとなしく帰ってくる。
ここのところメイド喫茶のことしか書いていないので、ほかのことを書こうと思えば思うほどワシはうどんが食べたくなってガマンができんようになってしまうんやー。ああアカン。文章の書きかたも忘れそう。
EOS 20Dの後継っていつ出るんですかー。運動会の時期か、あるいは卒業式の時期か。
もう、EOS Kiss Digitalのフラッシュメモリへの読み書きの遅さときたらないのである。3月に中古で手に入れてからまだ4か月しか経っていないのに買い替えるのも気が引けていて、じゃあ20Dの後継が出るのを待ってみるかという気分である。でも、ずっと先になりそうだったらKiss Digital Nを買っちゃいそうな罠もある。
特殊な思い出がまた一つ。
しばらく台湾のイベントの調査を怠っていた。今日発売の「真珠美人魚」と、「漫畫博覽會」のイベントのサイン会の券(とTシャツ)のセットを、今日になって発注する。間に合わないかも。
会場は「台北世界貿易中心」というところにある。その中の「一館」で行われるのだけれど、まず「一館」とは「天覧大樓」の別名であることが分かった。あやうく迷子になるところであった。会場内の地図を示す。
で、望遠レンズの焦点距離を決めるために会場の大きさが知りたいのだけれど、建物の中の見取り図のようなものが見つからない。うーん。まいった。屋外ではないようなので、そこそこの焦点距離と明るさを持っている135mm/F2の1本に賭けてみようかなあと。
こうやって、2005年の特殊な思い出がまた一つ、二つ三つ。今年の遊びかたは群を抜いて特殊だ。「輸入代行」とか、リージョンコードが異なるDVDをどうやって再生するのかだとか、こんなことを考える機会はもう一生ないんじゃないか。「漫畫博覽會」の全日程の参加は無理でも、なんとかサイン会には行きたい。
ああー。135mm/F2がどうこうという以前に、35mm/F1.4を買ってしまいそう。買ってしまいそう。やばい。135mmはレンタルにしとこう。うん、そうしよう。
ガイドナンバー58。
今日は駐車場の予約券をもらう日だった。すっかり忘れていたのだけれど、学校が夏休みに入るので、まだ余っていた。
会社帰りに梅田のヨドバシカメラへ。
高価なレンズを買うために貯金しようなんていう考えは起きないらしく、ついうっかりキヤノンのでっかいストロボを買ってしまう。580EX。あと、カメラに固定するアングルと、延長ケーブル。ニッケル水素の電池を8個。充電器。
さっそく、ニッケル水素二次電池に充電を始める。
待ち切れず、充電中の電池4本をストロボの中に入れて、カメラのてっぺんにくっつけるのである。これで暗い部屋の中を撮ってみたらば、うははは。すげー。さすがはガイドナンバー「58」である。めちゃくちゃ明るいじゃないか。100枚ぐらい撮ってみると、こりゃおもろい。ニッケル水素二次電池の進歩に万歳である。自分で調整しないといけない部分が、またひとつ増えた。
ためしに自分に向けて光らせてみる。ああ、目を閉じると赤と紫の残像が。目を開けても赤と黄色の残像が。人物を撮るときには拡散フィルタを付けとかないと、えらいことになりそうだ。
で、アングルでカメラのわきに固定しようと思ったのだけれど、買ってきた延長ケーブルはそのままじゃくっつかないじゃないか。不覚。おとなしく純正のを探しておけばよかった。
青ざめる。
はわわわ。これで夏休みが吹っ飛んだんじゃないかと青ざめる。
そこまで深刻じゃなかった。あはは、はははは。
日本橋とか梅田だとかを歩いていると製品を見かける。もはや隠し機能と言っても過言ではなかろうあの機能を、だれか使ってください。
うーん。すごい。電池の容量ってすごい。まだまだ光る。
生産性のない一日。
「帰ってきた! 寺門仁美&坂田知美なかよし☆ライブ」(Live Version)の詳細が発表される。
2人しかいないライブで2時間であるよ。2時間のうち、仁美たむ率50パーセントであるよ。これはやばいじゃないか。きっとなにかしでかすに違いないので、観たい聴きたい。
■撮影について: ライブ中のこちらから指定した時間(5分程度)のみカメラによる撮影をOKといたします。ただし、デジタルカメラは不可です。またビデオでの撮影、および録音、一脚および三脚の持ち込みは禁止とさせていただきます。
ぶほあっ。デジタルカメラは不可なんですって。いまから銀塩写真の練習なんてできませんよう。25日に会社を抜け出して郵便局から送金しないといけないのだけれど、「デジタルカメラは不可です」という一節に、怖じけづく。
「らずべりードリーム」3回め。平日の昼間にも客入りがある。
ゆう嬢と写真を撮ってもらう。スタンプカードは1回お帰りするごとに1個スタンプを押されるものらしい。
「愛・桜館」4回め。
交代の時間に入ってしまったようで、最初はなぎさ嬢だったのが、途中からここ嬢に代わった。さらに長居したのでじゅじゅ嬢に代わった。
ぼくが全力でまったりしていると、なぎさ嬢は「ノリつっこみ」までしてしゃべろうとする。メイド喫茶でノリつっこみって新鮮じゃないか。そんな彼女から「魚のすい臓」というキーワードを引き出したので、50回ぐらい「すい臓」って言った。
「らずべりードリーム」と同じ建物に、ピンクの内装で埋めつくしたメイド喫茶「いちごみるく」を作ると思いつきで言ったら、ここ嬢に「流行らなさそう」と言われた。ぼくもそう思います。
じゅじゅ嬢の言語感覚が底知れない。「猫バズーカ」を伝授いただく。ぼくが大学のころに探し出した、数ある単語の中から面白いものをひとつ選ぶ方法に近いものを彼女は持っている。「みのもんた」への理解がぼくと同じだった。
あと、以前に料理を運んでもらっただけなのに、あじゃ嬢がぼくの名前を覚えていた。なんでやねんー。目立たぬよう、おとなしくしてるのに。
こんなふうに豪遊しても、ドールに週5回お帰りしていたころのメイド地獄には遠くおよばない。なんて生産性のない一日だろう。買いものにも行けなかった。
1日で200枚を撮るのははじめて。
梅田のヨドバシカメラへ。
キヤノン純正の、カメラと外付けストロボをつなぐケーブルを買う。これがまたけっこう高い。4,620円。
「ニジロックフェスティバル」の手伝いで難波の「Club Water」へ。
こんなに客が入るもんだったのか。最後の「酸テレビ」がかなりおもろかった。ライブパフォーマンスも曲の選びかたもめずらしくてよかった。
頼まれて、ステージの写真を200枚ばかし撮る。自分史上初。こう暗いと「絞り優先モード」でもなかなか難しい。迷惑なのでフラッシュは使わない。露光時間も絞りも全部マニュアルで合わせてみたらば、そんなに難しくないんだって分かった。
いくら暗いとはいっても照明がないわけじゃない。F1.4のレンズを使っていてもEOS Kiss Digitalのオートフォーカスが迷うというのは、ちょっとまずい。しかたがないので手動と併用する。勉強することが多いなあ。
ストロボを過信する。
外付けのストロボの効果を試すべく、南大阪地域地場産業振興センター(略してじばしん)でのイベント「ワンダーランド」へ。
建物なんかを撮る人の写真と、おねいさんを撮る人の写真にはもう決定的な違いがある。おねいさんを撮る人は、もうこれでもかと明るく撮る。あたしゃその真似をして、絞りもストロボ光量も自分で調整して、いかにもなおねいさん写真を作ろうとしてみた。
F1.4のレンズを5段も絞って、髪の一本、毛穴の一個までばしっと写そうとしたら、その分ストロボの光量を増やすことになってしまい、思わぬところに影ができて失敗する。うーん。奥が深いぞ、おねいさん写真。被写体に寄るときほど、絞りをゆるめてストロボの光量を減らした方がいいっぽい。
ここまでやって、まだ足りないものがあった。「レフ板」がない。うーん。そこまでやるのはなあ。いちおう、専門分野は「路地裏」と「ごみ」であると主張している以上は。
あと、昨日のライブの写真はかっこよく撮れたと思う。F1.4のレンズを解放から1段絞りまでの間で使うので、ピントが合わずに苦労した。これで誰でも撮れる写真だと言われてしまったら、もうこの手の話は断って修行の旅に出る。
「Cafe Doll」44回め。
七夕の短冊の集計が発表されているのが見たくてお帰りする。厨房の横のピンク色の謎の空間の中が見たいって書いた人は、ほかにいなかったのか。
久しぶりに会ったひな姐さんの髪型が変わっていた記念に、写真を撮ってもらう。
35mmを買ってしまった。
仁美たむのチケットの発売が今日だった。のだけれど、会社を抜け出して郵便局に行かねばならないということをすっかり忘れていた。
デジタルカメラも持って入れるように再考してくれないかとお手紙をしたためたところ、主催としてはそうしたいのだけれど、事務所が駄目っていうから駄目なんだという主旨のお返事がきた。アイドルの写真を撮る人になるには、銀塩でもデジタルでも使えるようになっとかんといかんのか。それはそれで楽しそうだけれど、勢い余ってEOS-1Vなんかを買っちゃうと大変なので、銀塩はやめとこう。
わたしのカメラを持っていけないんじゃ、順番は早くなくてもいいのである。そう思うのを通りこして、もう行かなくてもいい気がしてきた。
やってしもた。
会社を早く抜け出して、もういてもたってもいられなくなって、閉店間際のヨドバシカメラに入る。2階のカメラ売り場に向かって、すぐにキヤノンの35mm/F1.4を出してもらう。
50mmを使っていると、もうちょっとだけ広角だったらいいのにと思うことがたびたびあって、このさいだからいいレンズを買っちまおうと思っていたら、なんだか買わねばならない気がしてきて、ぼくは宇宙の買いもの神に選ばれし第三の巫女であって、うどんを食べれば食べるほどにうどんが食べたくなって、目が覚めたら視床下部に電極が埋め込まれており、この「買いもの病」の発作を押さえるためなら17万円がナンボのものかとぼくはつい。
梅田に向かう途中で、やけに浴衣のギャルたちを見かける。電車が環状線の橋を渡ったとき、川の水面を見て今日は「天神祭」なんだって分かった。きみたちは、今日がお祭りだということをどうやって知ったんだ。
さっそく部屋の中で35mm/F1.4を試す。暗いとあいかわらずオートフォーカスがあてにならない。50mm/F1.4より悪化したっぽい。きっとこのお金でEOS 20Dを買うべきだったんだろうけれど、そんな常識的な買いものをしたってつまらないじゃないか。
50mmの視野に慣れてしまった。
今日も部屋の中で35mm/F1.4をいじって遊ぶ。
ピントさえ合っていればすんげえきれいに写る。測定したわけではないけれど、解像度感とコントラスト感がある。また50mm/F1.4に戻して、あらためてこっちもきれいだなあと感激である。どちらも美しいには違いないのだけれど、それがどう転んで4倍という値段の差になるのかはまだよく分からない。フォーカスリングを回したときの重みが、ちょこっと高級っぽさを感じさせる。
50mmのレンズでは、ファインダーの視野が裸眼の視野と同じ縮尺で見える。これに慣れていたから、35mmの広角の視野は遠近感が強調されて、酔いにも似た気分の悪さをおぼえる。
特記事項なし。
組み立てたり分解したり。半田づけしたり。
もう驚くほどなにもしていない。帰って新しいレンズのテストをしていたら、もうこんな時間。
ああそうだ。昨日、写真の整理をしていたら、「偽色」の出ているものが見つかった。布地の細かな凹凸と、赤と緑と青の画素の規則的な並びとが干渉して、色の付いたしま模様が見える。全身にピントが合うように5段も絞ったものだから、思わぬ副産物が出てきた。自分の撮った写真で偽色を見つけたのははじめてである。
豪遊の誘惑。
死んでいたー朝にーとむらいのー雪が降るー。こんばんは、梶芽衣子です(挨拶)。
明日も出勤をするっぽかったが、本日午後9時45分になって明日の出勤はなくなった。やばいやばいと言いながらも、休日出勤をしないまま4か月がすぎてしまった。そりゃあメイド喫茶にもお帰りしてしまうってなもんである。
そうかー。休みになったかー。梅田の「ジルベール・ベコー」にシャンソンのライブを観にいこうと思ったら3,600円かー。けっこう高いんだな。まあ、桜館でいくら使っているかを考えてみれば、どうってことはないのである。そして両方に行ってしまったら、もうこれは豪遊と称するに相違ないのである。
ああアカンアカン。明日は早く起きて、新しいレンズの焦点距離35mmに慣れる練習をしておかないと。
飲みすぎた。
焦点距離35mmに慣れるべく、ものすごい久しぶりに公園に行く。カメラにEF35mm/F1.4をくっつけて行く。
けっこう大きな公園なので、10年以上も経って訪れると自分がどこにいるのか分からなくなる。そんな森の中をぼへーっと歩いては写真を撮った。35mmの画角にはすぐに慣れたのだけれど、木とか花だとかを撮ること自体ぼくにとってはめずらしいことで、露出を決めるのがけっこう難しい。橋、建物。竹垣、落葉、池、果実。
この大きさの画像では分からないのだけれど、600万画素のままでもとんがった絵になっていて、さすが高いだけのことはある。なんだか上手くなったみたいな気分になるじゃないか。
写真を見ると涼しげなのだけれど、けっこう暑いのである。こりゃ疲れる。こうやってカメラを持ってうろうろしていると、同じように写真を撮って回っている人がけっこういることが分かった。ぼくの2倍ぐらい生きていそうなおじさんたちが、花を撮っていたりするのである。
撮ったり消したりしながら、80枚ほど撮った。こうやってふつうのものを撮っていると、あまり刺激はないけれど、心が洗われるよう。ふだんは公表しにくいようなものばかり撮っているのである。
なんとなく足が勝手に難波に向かう。
寿司屋でビールと清酒を飲んでいたら、えらく酔いが回ってしまった。よほど疲れていたのか、水分が足りないのか、店を出てからしばらくすると歩けなくなってしまった。
豪遊を中断して帰る。梅田でゆうき芽衣のライブを観たかったのだけれど、こんな状態で行かないほうがいい。帰りの電車で寝過ごしてしまい、2駅戻ってくる。
わずかに残る二日酔い。
鶴見緑地公園の陳列館ホールの「Cosjoy」に行ってみる。
どうにもまだ酒が残っていてぼんやりする。どうにも集中力を欠き、おねいさん写真をちょこっと撮ったところであきらめる。新しいレンズをもっと試したかったが、会場を出る。あと、会場が暗くてオートフォーカスの精度が悪くなるのは困った。
ここにくるのはこれまた15年ぶりだ。「国際花と緑の博覧会」(1990)の会場だけあっていまも花[1][2]がいっぱい植えてある。あと「花ずきんちゃん」の壁画がいまも見られる。これがまたでかい。万国博覧会の開催というだけあって駅は人でいっぱいだし、わたしもまた10人ぐらいで訪れていたので、壁画をじっくり観ることができないままなのだった。
淡い色のタイルを貼りあわせた絵画の中に、描線が太くて真っ赤な色のキャラクターがどどんと入りこんでいる。当時高校生だったあたくしは、この漫画然としたキャラクターである花ずきんちゃんと、色合いの違う妖精さんがいっしょに描かれていることに衝撃を受けたのである。雑誌の紙面でもポスターでもなく、壁画なのに。それから何年も経って、意匠設計がすっかり電算化されてしまうと、これぐらいのコントラストではどうという刺激も受けなくなってしまった。
京橋で「松屋」のスープカレーを食べて、おとなしく帰る。辛いものを食べておとなしく過ごすのが、わたしの養生なのである。