あずまの日記。

内容「ぴちぴちピッチ」の曲が頭から離れないあずまさんの日記。または、一年遅れで暑苦しい海辺の夏がやってきたあずまさんの日記。

気になるもの。

11/03-07せらみゅの秋のイベント(池袋)――7日だけ
11/07同人誌即売会「薔薇の園」(関内)――マリみて
11/17雑誌「百合姉妹」[5]発売
11/17-22絵「花・キューピット」(本町)――さとうりえ個展
11/24-29写真「3色グラフィティ」(本町)
11/23同人誌即売会「Secret Garden」(蒲田)――マリみて

1 nov(mon)

あらまし。

プチ二日酔い。

日記。

ぬおう。プチ二日酔いで頭が重い。これがちいとも治らなくて、痛くなってきた。

曲が頭から離れない。あと、さとうりえの濃いマスカラが目に焼きついて離れない。

2 nov(tue)

あらまし。

唐突に買いもの。

ラプサンスーチョンツ。

ここは「ラプサンスーチョンツ」を応援する数少ないweb日記なのである。誰も知らないうえに名前が覚えにくいんですもんー。

そうかそうか。CDは飛ぶように売れたというじゃないか。わしのうしろにできていた行列はちゃんとラプサンスーチョンツのCDを買っていったんだな。サインをもらったり握手したりしている間に4分32秒ぐらいせき止めてしまったので、さぞかし背中に殺意を浴びたり、行列が行列を呼んだりしていたのだろう。すんませんー。

カメラちゃん。

なんだかもう猛烈にカメラが欲しくなる。夜の歌舞伎町とか夜のお店みたいなところで暗い写真ばかり撮っていたから、いいのが欲しくなる。でもでっかいのを買っちゃってもきっと使わない。そこで例のLumix DMC-FX2のことを思い出してしまう。感度はたいしてよくなさそうだけれど、光学手ぶれ補正があるからきっと楽なのに違いない。

あらためて調べてみたらばFX2は銀色しか用意されていない。FX7は1万円ぐらい高いけれど、ピンク色が用意されている。ああもう買うしか。ピンクを買うしか。ピンクのFX7の在庫があるというので発注してしまった。さて4万円をどうやって用意したものか。

3 nov(wed)

あらまし。

11日ぶりにマジックアカデミー。

マジックアカデミー。

昼から梅田のゲームセンターに行く。11日ぶりに「クイズマジックアカデミー」である。

もう賢者のカードは使わないことにした。2枚めのカードでまた修練生からはじめる。中級魔術士まで上がったころにマジックペットがかえったので、「放課後ガチバトル」で遊ぶ。勲章を賭ける危険な遊びなのである。上級の賢者ばっかしでちいとも勝てやしない。

でも、でもですよ。ふつうに賢者のトーナメント戦で遊んでいたら、予選第1回戦であっさり負けて勲章が2個なくなっちゃうのである。これに比べりゃあ、まだ放課後ガチバトルの方が長く遊べる。

あと、脳内を歌詞がぐるんぐるんする原因であったプリキュアのCDを電線屋に返す。さらに喫茶店でパフェを食べて帰る。

写真集。

おんなじCDが3枚あるというのは珍しいので写真に撮ってみた。

その1。オーディオセットと。
その2。ギャルのレコードと。3人組だし。
その3。出窓のタイガー計算機と。逆光すぎ。
その4。机の上で。サイン入り。
その5。床の上で。小道具に頼る。

なんだか、へんてこじゃないような気がしてきた。

4 nov(thu)

あらまし。

カメラはまだか。

日記。

朝起きたらのどが痛い。風邪っぽいのである。でも会社からなかなか帰れない。

ささいなこと。

HMVのwebサイトで「ラプサンスーチョンツ」で検索すると、「じてんしゃ! グングン!!」が出てくる。12/1発売で1,400円って書いてある。す、すすすげー。インディーズのCDでも事前に登録されてるんだー。流通に乗っちゃってるんだー。でも、いったいどんな人がHMVでこれを買うのであろう。このすばらしいへんてこさは実物を見ないと分からないのに。あと、Amazonとタワーレコードでは出てこなかった。

ここ1週間で、知らなくてもよさそうなことをたくさん知った。さとうりえが個展をやるらしいというから調べていくと、ちっさいギャラリーだのライブハウスだのが長堀にわんさかあって、それぞれに人が集まって、互いにつながりがあるらしいことが分かってきた。インディーズのCDにはえらく安いものがあることが分かった。夜のイベントで本当にDJが「マツケンサンバ」を流していることも分かった。もう知らなくてもいいことばかりだ。

カメラちゃん。

一昨日発注したLumix FX7は、日曜か月曜ぐらいに届くらしい。ああまだかまだか。ハアハア。作品を撮らせてくれるかなあ。

5 nov(fri)

あらまし。

iPod欲しい病。

日記。

まだのどが痛い。でも明日は休みなので働く。働く働く。カメラの代金を払ったらもうお金が残っていない。残っていないのを通り越して借金である。給料日はまだかー。悪い子はいねがー。

明後日は関内と池袋に行く。なもんで池袋の「蒙古タンメン仲本」に行きたい。サンシャインと逆方向だけど行く。辛いって聞いたらもう行くしか。

うへー。いま「ラプサンスーチョンツ」で検索したら、ここが一番上に出てくる。なんでテクマキレコードよりこっちが上に出てきますかー。なんでHMVより上ですかー。

iPod欲しい病。

ああ。iPod欲しい病だ。いかんいかん。電車の中だの街の中だので曲を聴きたいなんて、いままでは思わなかったのに。電車の中では電車の音を、街の中では街の音を聞くべきだと思っていたのに。最近、電車の中とか会社までの道のりだとかでも、頭の中を曲がぐるんぐるんするようになって、脳の中の歌い手さんのうろ覚えの歌唱にがまんならなくなって、ヘッドフォンで聴きたくなるのである。もういますぐ。

突然聴きたくなる。ギャルの「マグネット・ジョーに気をつけろ」の出だしは「あだ名はマグネット・ジョー」だったか「名前はマグネット・ジョー」だったか思い出せなくなって、もう気になって気になってしょうがねえ状態におちいることなんかがあって、もうわたしはこのままターボジェットエンジン定格いっぱいの出力でソフマップザウルスなんば店に突入しそうであります軍曹どの!! もう突然France Gallの「Polichinelle」が聴きたくなって大変なんです。突然カレーが食べたくなったり餃子が食べたくなったりするのと同様に、突然聴きたくなるのである。

6 nov(sat)

あらまし。

休みなので辛いラーメンを食べる。

日記。

休みだー。もうこれ以上ないくらいに休みらしい休みっぷり。朝っぱらからマリみての本を読む。うく、うくくくく。

iPod欲しい病。

た、高ぇー。HDD容量20GBのiPodが30,000円、40GBで40,000円かー。待っていてもぜんぜんちいとも安くならないじゃないか。あるとき突然アレが聴きたくなったりソレが思い出せなくなったときのために、大量の曲を入れておきたいわけだけれど、20GBもあったらきっとなんとかなるだろう。きっと。たぶん。何年か経ったらまたでっかいHDDを載せたものに買い替えるに違いない。

で、本当に気になっておるのはiPod miniのピンク色なのだけれど、こっちは4GBしかなくて、なのに安い店で買っても25,000円もする。4GBっていうのがもう、またなんとも。せめて倍の8GBになってくれたら。そういうわけで結局iPodを買えずじまいである。もういっそのことiPodをピンクに塗装して売ってくれればいいのに。

今日のラプサンスーチョンツ。

お。きたきた。ラプサンスーチョンツのCD「じてんしゃ! グングン!!」の感想を書いている人が世に出てきた。検索でその人が一番上にきたので現在わたしが二番である。じゃあわたしも、あまり出回っていなさそうなこのCDの感想文を書こう。それはそうと、どうしてGoogleでは制作側より聴き手の日記が上に出てくるのか。

[1]「じてんしゃ! グングン!!」 もう狂ってる。いきなり狂ってる。「ある時、私はピチピチピッチ」とか「じてんしゃグングンこげば回るさシャランラン」だとか意味がさっぱり分からねえ。これが大原哲秀の用意したキラキラ楽曲に載っかると楽しいじゃないかと小生は思うのであります。詩もテクノな楽曲も音いじりもぐるんぐるんする。キラキラ楽曲のようでいて夜の音楽なのである。このぐるんぐるん加減が、あの3人組の過剰にキラキラな外観と合わさるともうすっかりエラいことに。ラプサンスーチョンツ中毒患者の輝かしき第一歩。

[2]「素敵なエイプリルフール」 2トラックめにして突然夜が明ける。1行めにして真っ昼間。ギター弾きながら客席に入って大暴れしていた、オカノアキラの曲じゃないか。お嬢さんが海に誘われてドキドキするという歌詞の流れをぶった切って、いきなり「この後何、食べよう」という言葉が入っているのがなまめかしいふしぎな歌詞が印象に残る。歌詞も曲もキュンキュンする。6曲の中でもっともアイドルっぽさを出した曲。

[3]「Steal fill fantastic flash.」 うわー。90年代のちびっ子アイドルグループみたいな、テクノでラップな曲。また夜に戻った。ぼくはこの手の曲は32回ぐらい聴かないと言葉がさっぱり脳の奥のほうに入ってこない。だってなんて言ってんのか分からないんですもん。これってどうなん? どうなん? まだ16回ぐらいしか聴いてないので分からないのである。でも、あの会場の真っ赤な照明の場には合っていた。

[4]「渚で危ないアヴァンチュール」 夏の歌謡曲をちょっとずつ取ってきてごちゃ混ぜにしたパロディのよう。昔のアニメの主題歌のように、がつんと始まってちゃっちゃと終わる。そして、また夏の海である。12月発売なのに。オカノのバンド「33」で演っていた曲のカヴァーなのだけれど、おじさん二人組でこんな曲でキャピキャピしていたということがむしろ興味深いではないか。

[5]「想う夜。」 一転して静かになる。詩っぽい歌詞。3人それぞれの声が活きている。部分ごとに何回も何回も録りなおしたんじゃないだろうか。地味な曲をここまで仕上げるとは。

[6]「恋のシューティング★スター」 またキラキラ楽曲に戻ってきた。夏の夜にドキドキする歌詞。この曲だけさとうりえの歌詞。この曲で一番面白いのは、話の筋にいきなり割り込んでくる「おなか、おなか、おなかペコペコ」という一節で、前後の歌詞と絶妙に合ってるような合ってないような、やっぱり[2]と同様のなまめかしさを思うのである。ここだけシャーリン伊藤(眼鏡っ娘担当)が書いたらしい。姿が描かれることのない思い人のことしか考えられない、そんなふわふわな感じがたいへんよろしい。

もう一日64回ぐらい「おなかおなかおなかペコペコ」という台詞が頭の中をぐるんぐるんする。さとうりえの個展だって行くし、年末のテクマキレコードのイベントだって行くし、来年のよく分からないなにかだって行くし。ひとりでできるもん!!

iPod欲しい病。

梅田へ。

ソフマップに寄ってみた。Lumix FX7がまだ届かないので、店頭の実機で遊ぶ。液晶画面がばかでかい。手ぶれ補正の効果は、店内が暗くないので分からなかった。

iPodとiPod miniを触ってみる。音も出してみる。思っていたほど大きい音が出せないので不安になる。

ああしまった。カメラ用のSDカードを買ってくるのを忘れていた。

マジックアカデミー。

「辛いラーメン」というものを予習しておこうと、探してみた。梅田の小松原町のラーメン屋さん「朱」の「赤ラーメン」が辛いというので食べに行く。唐辛子を漬けた油のような、赤い液体がスープに混じっている。見ためどおりに辛い。豚骨スープなのだけれどそんなに油っこくもないので、さわやかに辛い。辛いもの好きな人なら、ふつうの食事として食べられる。たいした辛さではないと思っていたのに、食べ終わってから汗がだばだば出てきた。

そして。この店のそばにはゲームセンター「モンテカルロ」がある。「マジックアカデミー」でちょこっと遊ぶ。「放課後ガチバトル」で1回だけ3回戦まで進んだ。「賢王」の人と一対一で争って、大差で負ける。

眼鏡。

梅田の地下を歩いていて思い出した。一週間ぐらい前に眼鏡をなくしたのである。

5,250円と29分で眼鏡ができるという店に入ってみた。本当に5,250円で作ってもらった。右目のレンズが分厚くなってしまうので、薄くて値段の高いレンズに替えてもらいたいところだけれど、それだと一週間かかるという。それじゃあ駄目なのである。池袋でせらみゅのファン感謝イベントの千秋楽がはじまる前にわたしは眼鏡を手にしていないといけないのである。

そういえば、先週なくした眼鏡を手に入れたときだって、せらみゅを観るために新宿で3時間で作ってもらったのである。

7 nov(sun)

あらまし。

辛いラーメンの店にはたどり着けなかった。

お出かけ。

午前6時活動開始。朝10時半に関内に着く。

時間があるので、駅のそばのラーメン屋さんに寄ってしまう。「とんこつ辛みそラーメン」という名前にひかれて入ってしまう。でも、あんまし辛くなかった。

薔薇の園。

11時を少し過ぎたころ、神奈川中小企業センターの前にちょこっと行列が残っている。エレベーターでちょっとずつ14階の会場に運んでいる最中で、30人ほど残っていた。その後ろに並んでいたら、すぐに会場に入ることができた。

カタログのサークルカットが全部4コマまんがというめずらしいものだった。こりゃあ小さいイベントじゃないとできないに違いない。紅色なイベントというわけじゃないので、蓉子さまな本はあんまし見つからない。一見して祥子×祐巳なのはいくらでも出てくるけれど、蓉子さまの絵を見かけないのである。あまり広くない会場を3周ぐらいして12冊買う。金額にして5,000円ぐらい。ここではじめて新しい千円札をもらった。

12時すぎにはもう出てくる。時間が。時間が。

ラーメン。

湘南新宿ラインの特別快速で池袋まで行く。さて「蒙古タンメン仲本」を探すの巻。

サンシャインに行くほうじゃないほうの出口から出て、用意してきた地図を広げる。困った。さっぱり分からない。自分で書いた地図が実態とかけ離れているのでまいってしまう。「話を聞かない男、地図が読めない女」なんかを読むと治るのであろうか。いや、そういう本じゃないのかも。15分ぐらいうろうろしてあきらめた。ぎゃふん。でも、マルイのそばにインド料理屋を見つけた。

サンシャインに向かう。

マジックアカデミー。

時間がちょこっとあったので、ゲームセンターで1回だけ「クイズマジックアカデミー」で遊ぶ。2人がCOM(大賢者)で、残りがわたしと青銅賢者の人だった。COMはあっさり負けてくれて、やっぱり3回戦まできて大差をつけて負けてしまう。

せらみゅ。

サンシャイン劇場に5分前に入る。ミュージカル美少女戦士セーラームーン「秋のファン感謝イベント」である。

司会のウラヌス(中山旦子)とネプチューン(大山貴世)が面白かった。正確には中山が面白かった。もういちいち暑苦しい。なんと言われようと暑苦しい。セーラー戦士を紹介するたびにいちいち芝居が入る。「情熱の戦士セーラーマーズ(本間理紗)」を紹介するためにムーン(黒木マリナ)とタンゴを踊っちゃうほど。うははは。アホだー。全部この調子。ときどき音響効果も入った。で、ときどき大山がつっこむ。かわええー。一回だけ中山が段取りを忘れて素に戻ったことがあって、この一瞬だけおんなの子に戻った。かわええー。

配役の交代はセーラー戦士ではプルートの横井美帆のみ。で、でかっ。いつものことながらプルートはでかい。エナメルの黒いブーツが映えるのはやはりでかい人なのである。で、歴代の面々はなにかと強烈な印象のある人ばかりだったけれど、横井はふつうだった。ずいぶん台詞がやわらかい。タキシード仮面は宮本行で、これまた強烈な先代に代わって薄口になった。「踊る通販」の番組に出ているらしい。

「歌とっ替えひっ替えコーナー」の河崎美貴と遠藤あどがエラいことになっていた。ピンクでミニなウェイトレス風のドレスにエプロン、頭には河崎が白で遠藤がピンクのかつらに、うさ耳が乗っかっていた。この人たちはいったいどこまでいくんだろう。あと、ちびムーン(大崎望絵)も、ここだけ悪役になったらしく、エプロンがついていた。こ、こここ、こんなことができるのかー。こんな遊びができるんだったら、芝居でももっとかわいい服を着せてやってくれよー。

黒木が冬公演で降りるということで、バンダイから来てるプロデューサーの竹澤にうながされて挨拶をする。竹澤が何度も話を振るので、そのたびにどんどこしゃべる。黒木の最初のファン感謝イベントのときはもうどうなるかと思ったものだけれど、ずいぶん大きくなったもんである。そんなこんなで時間が大幅に延びてしまい、わたしは携帯電話で2度も新幹線の予約を先延ばしにした。

焼肉。

ひいいい。急いで大阪に戻ってくる。6時前の新幹線に乗って8時半に新大阪に着く。梅田のホテル街で迷子になりつつも、いつもの焼肉屋にたどり着く。いつもの面々の、もうすっかり宴もたけなわな中に割り込んで、肉をばくばく食べる。

じゃんけんに勝ったので払わずにすんだ。お金のなさそうな3人が払うはめになる。アイスクリームじゃんけんも勝った。東京から大急ぎで戻ってきてよかった。

ものすごく疲れる一日だった。数日前からのどが痛いのがひどくなって、せきが出るようになった。日付の変わるころに帰ってくる。

8 nov(mon)

あらまし。

せきが出る。

日記。

風邪っぽい症状がどんどこひどくなってくる。せきがひどい。

9 nov(tue)

あらまし。

せきが出る、あなたは来ない。

日記。

大正製薬の「パブロン」3錠ぐらいでは、ぜんぜんちいとも、なんともございません。

日に日にわたしは弱っていって、その代わりにわたしの内部にいる微生物たちが活発に動いている。おたんじょう日のプレゼントに「たんの吸引機」が欲しくなるぐらいに、わたしの内部の大食細胞がわたしの内部の微生物と交戦しちゃっておるのである。

はて、大食細胞がわたしの部分集合であるとして、風邪の諸症状の原因になっている微生物たちはわたしの部分集合じゃないっていう前提で書いているけれど、本当はわたしの部分集合なんじゃないかってなことを考えようにも、もうわたしの脳はすっかりぽかぽか陽気なので、もうそんな難しいことを考えられないほどわたしのかばんには若干のすき間があります。チャンラーン!! こん平です!! 新潟のみなさん、帰って来ましたヨ!! ああそういえば、養老孟司が口から肛門へ抜ける長い通路は「身体の外側」であるってなことを言っていたけれど、確かにそれはトポロジーとしては正しくて、ああそういう見かたをするんだってなことを感じたわけだけれど、まあそんなことはともかく、もうすっかりぼんやりとしてしまったわたしの意識はわたしの部分集合なのでありましょうか。本当はイカみたいな火星人がわたしの脳に埋めこんだ金属のチップがそう書けって命令しているんじゃないかってな具合にいま猛烈な速度でキーボードを叩いておるのであるよ。

米軍はものすごい火力をファルージャの制圧のために投入しているとみられるわけだけれど、なにが起こっているのかさっぱり分からない。ファルージャを穴ぼこだらけにしたら「武装勢力」はイラクからいなくなるんだろうか。わざわざ日本の首相と防衛庁長官が「ファルージャ総攻撃を支持」と表明しちゃうぐらいだから、なにか大事件が起こっているんだろうってなことは分かる。でも新聞を読んでもなんのことだかさっぱりだ。読売新聞は「ビン・ラーディンはいまだに見つかっていない」なんて書いている。もういいよ、そんなの。盆と仏滅が一緒にやってきたみたいだ。もうすっかりぼんやりとして、近未来の戦争ってやつは案外、昔ながらの戦争と似ているっていうかまったく同じだって感じておるわけでありますが、ああさっきから痛い!! 痛いよ鼻が!! 昼も夜もおかまいなしにせきが出る。もう今宵もオールナイトで!! 次から次から出てまいります黄金の品、白銀の品、出して出して出しまくりまして、お時間限定タイムサービスはどうぞご家族お友達とお誘い合わせの上、ただいまのお時間お買い得なお時間にご利用くださいますよう、従業員一同心よりお待ち申し上げておきまして、本日の「笑点」お開きでございます。また来週。

10 nov(wed)

あらまし。

SDカードが使えない。

日記。

朝はまだたいした症状ではなくて、これが昼になって夕方までくるとせきがひどくなる。ヤクが切れるせいなのか、もうのどがひどいことになる。

カレー。

もう辛いものが食べたくてしょうがない。のどがひどいことになっているけれど、それでも食べたい。病床で、最期に言い残すことはなにかと問われたら「辛いものが食べたい」と答えるような感じで、今日も辛いものが食べたいわけである。

北浜の「カシミール」に行ってみた。もう空腹とか消耗だとかで倒れそうな身体を引きずって歩いてみたけれど、店は閉まっていた。水曜の夕方は開いていないのだろうか。

このあと日本橋で買いものして、そのあとに難波の「スパイス王国」に行ってみた。前回と同じく「ビジネスランチ」激辛。激辛というほどには辛くはないけれど、まあ辛い。もう満腹満足。

お買いもの。

日本橋に寄る。SDカードの512MBを買って帰る。5,180円。500万画素のでっかい絵が1枚あたり2MBなので、250枚撮影できる512MBで充分と考えた。

わんだーらんどで「マリアフェスティバル」[7]を見つけたけれど、またこんどお金のあるときに。

カメラちゃん。

買ってきたSDカードを挿しこんで、カメラの電源を入れる。出ました。「メモリーカードエラー」の表示が。うわあああ。また日本橋に行かないといけないじゃないか。

12 nov(fri)

あらまし。

風邪の諸症状が緩和したりしなかったり。

風邪。

昨日から今日にかけて「たん」についての詳細かつ生々しい記録を書こうと思っていた。いや、書きはじめていた。もう人肌にあったまって味とかにおいとか粘度まで伝わっちゃうような、すげえのを書くつもりだった。でも、すごいものになる前に、いたたまれなくなってやめた。

もう一週間げほごほしている。もうかなりよくなった。関節は痛いしたんは出てくるし鼻だってかまないといけない。それでも、ずいぶんよくなった。日曜にせらみゅを観に遠出したのが、身体にとどめを刺したみたいだ。

明日。

明日は、学校の同期の連中とまた例の焼肉の店で集まることになっている。なにか忘れていると思ったら、オカノアキラのライブの日じゃないか。ぎゃふん。と気がついたのは「土曜に肉を食いに行こう」とメールを投げたあとだった。でも、あとから考えてもその日しか行ける日がなくて、やっぱりオカノアキラを観に行けないことは決まっておったのである。

もうアレだ。明日はここしばらくできなかったことをしようじゃないか。客席が埋まっているような映画とか観ちゃおうじゃないか。人混みで写真とか撮っちゃおうじゃないか。

13 nov(sat)

あらまし。

映画と焼肉。

お買いもの。

久しぶりに映画館に行く。整理券をもらってくる。

ヨドバシカメラでiPodの音を聴く。低い音が出ないのをがまんできるかどうか。カップリングのコンデンサをちょこっと大きくしたり、電源ラインの固体電解コンデンサをでかいのに換えたりするとなんとかなるだろうか。そんな単純なものでもないんだろうか。あと、8階のアジア料理の店でベトナムの「フォー」を食べる。

日本橋。SDカードを交換してもらう。カメラを持っていって、その場でカードを入れてみたらちゃんと撮影できた。めでたし。

世界でいちばん不運で幸せな私。

また映画館に戻ってくる。梅田ガーデンシネマで「世界でいちばん不運で幸せな私」なのである。

やっぱりお客でいっぱいだった。あらすじは省略。かなりへんてこで面白かった。何回も何回もシャンソンの「バラ色の人生」が聞こえてくる。

焼肉。

ゲームセンター「モンテカルロ」に行ったら電線屋がいた。1回だけ「マジックアカデミー」で遊ぶ。背後をすげえ人に囲まれ、答えを教えてくれる。「放課後ガチバトル」ではじめて勝った。

同期の連中といつもの店で肉を食らう。カラオケにも行く。

帰りにLumix FX7で、飛び跳ねながら写真を撮ってみたらば、手ぶれ補正できれいに写っていた。これはすごいと思った。

14 nov(sun)

あらまし。

成人病予備軍。

日記。

とても風通しのいいところに行くと言われて、冬のコートを引っぱり出してきた。車で連れて行かれた先は海だった。寒うううう。「使い捨てカイロ」を腰に貼る。

新しいカメラを持ってきたのに、電池が入っていなかった。電池を外さないと充電できないので電池を外していた。充電器に電池がくっついたまま、カメラだけを持ってきてしまった。ぎゃふん。

帰りに、今度は回転寿司の店でたらふく食べる。こんな生活していたらきっと成人病になる。

15 nov(mon)

あらまし。

朝起きてもまだ暖かい。

日記。

うわー。まだ治ってないのか風邪は。風邪はー。

驚いたことに「使い捨てカイロ」が、朝起きてもまだ暖かい。

土曜の「オカノアキラショー」で、「あまりにハイテクすぎて思わず耳をふさぎたくなるような演奏」に混じって「バラ色の人生」を歌っていたらしい。わたしはこの日は映画館で耳に付いて離れないぐらい「バラ色の人生」を聴いておったのである。なんともいえぬ偶然を感じ、もうますますこのひげのおじさんを見に行きたくなってくる。

16 nov(tue)

あらまし。

やっぱり眠い。

風邪。

なんだなんだ。まだ風邪が治りきらない。治りそうで治らない。熱が出るでもなく、のどが痛いでもない。これって本当に風邪なのか。ただ意味もなく鼻水が出てくる病気なんじゃないだろうか。

日記。

ああ眠い。超眠い。

こないだ買ってきたマリみての薄くて高い本ではコレがよかったとか書きたいのであるよ。脳の中で焼酎をぐるんぐるん駆けめぐらせて、跳びはねながら撮った写真にホラこんなにも手ぶれ補正が効いてますヨ松下電器産業株式会社御中!! とか書きたいのであるよ。でも超眠いので寝る。

17 nov(wed)

あらまし。

今夜は百合姉妹。

ラプサンスーチョンツ。

会社帰りにさとうりえの個展をのぞきに行く。堀江の「Moguri rooM」がなかなか見つからない。薄暗くなってくると、狭い路地裏のまた奥にあるってことになかなか気づかなかった。きゃー、ここどこー。

うわー。アイドルだー。自分で言うんだから間違いない。えらい大作の絵が壁にどどんと。こんな絵をはじめて見た。説明しがたし。残念ながら本人はおらず。発売前のCDがなぜか会場にあるから、ラプサンスーチョンツの人たちの作品とかフリーペーパーだとかになにかが見えちゃった人は、いまから買いに行くがいいのである。ぼくは「収穫祭」の日だけの特別価格1,200円で買ったのである。えっへん。

本人がいないショックで取り乱し、あたくし、電車の定期券をなくしていることに駅に着くまで気がつかなかった。ぎゃふん。

ソース。

辛いもの好きもここ(涼の部屋)まできたらすごい。辛くて辛くてしょうがない調味料を取り寄せては食べている人である。

ぼくはたまたまTVで見てしまった「ザ・ソース」という1滴入れただけで料理の味が変わってしまうという液体に興味を持って調べていたのだけれど、世の中にはとんでもなく強いヤツがごろごろしてるんだと驚いた。どきどきした。PyroPepperにはそんな世界の強者が揃っていた。「天下一武道会」なみに揃っていた。

「The Final Answer Hot Sauce」(1,500,000スコビル)とか「Bone Suckin' Hot Sauce」だとか、なんだかもう、名前からして食べものの名前じゃない。「The Sauce」(7,100,000スコビル)は80ドルもするということと、ついでに「Blair's 6am Reserve Extract」(10,300,000スコビル)はもっと辛いらしいということも分かった。でも、ここいらへんは、わたしのような若輩者が手にするものじゃないと悟り、もっと安い8.85ドルの「Blair's Megadeath Hot Sauce」(5,500,000スコビル)を「買いものかご」に入れた。

ほーれ。ほれほれ。激辛ですぞー。日本でもいろんなところで売られているマキルヘニー社の「タバスコ」の辛さを「スコビル単位」で表すと2,140スコビルであるという。そこへくるとアナタ、いま買いものかごに入っちゃった液体は、薬品は、劇薬は、けたが違うんである。も、もう、ぼくはサイヤ人の襲来にじっとしていられない「ミスター・サタン」の気分なのであって、けた違いに強い連中と闘えることになんだかオラワクワクしてきた悟空の気分なのであって、食事に出かけるときに「マイ・タバスコ」を持ち歩いちゃう人の気分なのであって、篠沢教授とはらたいらの差なのであって、請求項1および請求項2の機能を備えた信号処理回路が請求項3なのであって、ぼくは高い送料にもかかわらず注文しちゃう。ポチっとな!!

Blair's Megadeath Hot Sauce (5,500,000スコビル)
Da' Bomb Ground Zero Hot Sauce (234,000スコビル)
Vicious Viper Hot Sauce (2,000,000スコビル)

商品代金が23.85ドルで送料が34ドルもかかった。でも、日本じゃ売ってないんだからしょうがない。「円建て」で買えるところも見つけたけれど、そこはえらく高い上に日本に在庫を持っているわけじゃないから時間もかかる。

在庫があれば1週間ぐらいで届くだろうから、いまから地獄の忘年会シーズンを想像してほくそ笑むのDeath!!

お買いもの。

家に帰ると本が届いていた。マジックアカデミーの本が1冊。ルキア×シャロンたん。

ところで奥さん。マジックアカデミーの同人誌即売会「クイズマジックマーケット」が開かれるというじゃないか。またこんなマイナージャンルでやっちゃうなんて。2005/05/22に大田区民ホールにて。

もうそろそろ寝ようというときに「百合姉妹」[5]を買うのを忘れていたことに気がついた。今日が発売日じゃないか。なのでちびバイクにまたがって買いに行く。母上に「こんな時間に買いに行かないといけないもんなの」と聞かれた。

ここのこと。

このような日記と馬鹿記事を書くだけでもう1時間半も経ってしまった。いかんいかん。こんなはずでは。

18 nov(thu)

あらまし。

悪用、および、自由自在。

悪用。

子供が誘拐されて殺された。今日の読売新聞の夕刊には「携帯電話を悪用」という見出しが載った。

こりゃあ大事件だと思って記事を読んでみたところ、ちいとも悪用されたと分かる記述が見つからない。犯行を被害者の母親に携帯電話で知らせたから、「携帯電話を悪用」なんだそうである。

母親の携帯電話を盗むか、母親になりすまして、携帯電話を使って子供をおびき寄せて殺したんじゃないか、みたいな予想でもって記事を読んだ。でも、母親に「子供はもらった」と連絡したというだけだからがっかりした。じゃあ、いままで誘拐事件で身代金の要求の電話がかかってきたら「電電公社の公衆電話網を悪用」なんて書いただろうか。脅迫状が届くたびに「全国津々浦々に信書を届ける郵便局の構造的欠陥が露呈」とか書いたんだろうか。筆跡が分からないように新聞紙の見出し文字を一文字ずつ切り抜いて文章を作ったような脅迫状が届いたら「またしても大手新聞社が凶悪犯罪を幇助」と書いたんだろうか。あはは。書くわけないじゃないか。新聞記者が、切り抜きを張りつけたコクヨ株式会社のスティックタイプのり「プリット」をたとえ攻撃することがあったとしても、新聞紙を叩くはずがない。記者たちにだって自分の生活がかかっている。

「ネットの普及で少女性愛者が増えている」みたいな大学の名誉教授の意見ぐらいではもう、ぼくはちいとも心動かされない。もっとひねってほしいもんである。「カメラ付き携帯電話」が生み出した新たな犯罪だなんて、作家の人が意見を寄せちゃうのにはがっかりした。

ぼくは「携帯電話を悪用」という見出しを考えた人はアホだからこんな見出しを書いちゃったのではないと感じている。書かねばならない立場なんだと思っている。「カメラ」という機械が普及する過程を考えると、「写真」が画家の仕事を奪うとさかんに宣伝される時期があって、写真の悪口を書かせようという業界団体の圧力みたいなのが出てきて、でも、しだいに経済の波に飲みこまれて、そんな意見は消えていく。……みたいな過程がきっといつの世にもあって、その「画家」が、今では「レコード会社」であり「新聞社」なんじゃないか、みたいなことを考えた。

自由自在。

あと、たまたまTVのニュース番組の特集でへんてこな言葉遣いを見つけた。

北朝鮮の拉致被害者の写真は捏造かもしれない、という話題で、写真家の人にディジタル画像処理で合成写真を作らせていた。人物を切り抜いて、別の背景の上に乗せる。色合いを合わせて、地面には影を手作業で入れていく。このときに「影も自由自在」というテロップが出た。そりゃ、マウスを使って一筆ずつ手作業で描きこんでいるんだから「自由自在」には違いない。

わざわざ「自由自在」って言わなければならない状況っていうのはあんまし自由じゃないのである。「作業が自動化されている代わりにすごい制約がある」というような状況下で、でも、高い技術でもってここまでできるんです、っていうような場合に「自由自在」って表現するんだと思う。

ぼくたちは自在じゃないかもしれないけれど、自由だからなんだってできることになっている。でも、そんなことを唐突に言い出すのはへんてこだ。肖像画家の人に向かって「黒髪も金髪も自由自在ですねえ」なんて言うだろうか。家から一歩外に出れば南太平洋に行くのも仙台に行くのも自由自在なんだろうか。東京証券取引所では「竹中組」や「資生堂」の株を買うのだって自由自在なんだろうか。「影も自由自在」という説明を考えた、テレビ局か番組製作会社の人は、読売新聞の記者とは違ってほんとうにアホな人なんだと思う。

19 nov(fri)

あらまし。

やっぱり治らない。

日記。

風邪が治っているような治っていないような。職場ではいつもどこかからせき込む音が聞こえてくる。もう、こういうもんなんじゃないか。冬の過ごしかたってやつは。

20 nov(sat)

あらまし。

いま一番マイナーな地元のアイドル。

お買いもの。

朝からいつもの駐車場の券をもらいに行く。帰ってきてまた寝る。

せらみゅの冬公演の券を取るのを忘れていた。気がつけばもう10時半である。チケットぴあもイープラスも千秋楽はすでに完売だった。しかたがないので前日の公演だけを取っておいた。それでも2階席しかなかった。前日の公演を観てから泊まって、朝から並べば当日券でなんとか入れるだろうか。

花・キューピット。

今日もまたさとうりえの個展「花・キューピット」をのぞきに行く。「キューピッド」ではなく「キューピット」である(参考文献[1][2])。

水曜に行ったときに、個展の会場にあったチラシに20日にやるらしいミニライブは18時からだと書いてあるのを見た。でも、それは「収穫祭」でもらったチラシとおんなじものだった。見落としておったのである。それにしても、このチラシ以外に18時からという手がかりがどこにも書かれていないシークレットライブっぷりなもんだから、なんだかしゃべってはいけないような気がして今日のことはここには書かないでいた。

今日は写真を撮ってみた。おそらくはライブの準備で本人がいないので、無断で撮っちゃう。こんな感じのばかでっかい(部分)が壁の3面にまたがって貼ってある。この写真じゃ分からないけど、この左右にも絵が広がっていてお嬢さんがやたらめったら出てくる。ああ、これってアレだ。水曜に見たときははっきり思い出せなかったけれど、ボッティチェリの「プリマヴェーラ」だ。うろ覚えだけど、美術の教科書の最初のほうに載ってるアレって、きっとこんなんだ。写真右側のおねえさんの腹部の出っぱりを見て確信した。まんがみたいな絵なのにバロック。分厚い布にガッシュで塗ってある。あと、小さい作品がいくつかあって、「初夢」という恐い白黒の絵がよかった。

そんなこんなで絵を見ていたら、ラプサンスーチョンツのプロデューサーのテクマキ氏登場。奥のほうで機材の結線をはじめるものの、音が出ないなんて聞こえてくる。そもそも、この会場で音を出しても大丈夫なのかさえも不安そうだった。どきどき。となりが「空手道場」らしく、ときどきどったんばったんと振動しているぐらいだから大丈夫なんだろう。そして、この写真の右下のほうにものすごい物体が。拡大してみましょう。どん。まことちゃんのバッジがー。

ラプサンスーチョンツ。

そうこうしているうちにラプサンスーチョンツの3人組が客の背後から登場する。きたー。大阪の本町あたりだけでしか注目されていなさそうなアイドルがきたー。ものすごくこういうイベントに向いていなさそうな、広くない会場に客は20人ぐらい集まった。客とお嬢さんの距離が1メートルぐらいしかない。

あたくし大喜びで写真を撮る。曲は「じてんしゃグングン」、「渚で危ないアヴァンチュール」、「恋のシューティング★スター」の3曲。生音がないので音源はCDのものとほぼ同じだけれど、1曲めの出だしの演奏がCDとは異なる。2曲めの紹介では、「もう一人のプロデューサー」オカノアキラが体調不良で来られないことにさとうりえ嬢が触れていた。3曲めはわたし一人だけ「おなかおなかおなかペコペコ」なんて合いの手を入れる。きみたちもCD買えよ!! ぼくは64回ぐらい聴いているので覚えておるのである。

で、すぐ終わる。ホンマにすぐ終わる。えー。アンコール曲が「シュガー・ベイビー・ラブ」のカバーだった。途中のこっ恥ずかしい台詞がアナタ、聞きどころであるよ。CDには入れられないらしいけれど。こっちは振りつけに自信がなくて、さとうりえがときどき振り返るのがまた愛らしいのである。はー。アイドルだー。

4曲終わったあとCDを売りはじめた。お姉さんがCDを買い求めるの。わたしはさとうりえ嬢(リーダー)作のポストカードにサインをしてもらうと、あずまさんのことを覚えてくれちゃっていた。きゃー。握手握手。で、シャーリン伊藤嬢(眼鏡っ娘担当)がわたしの「少女椿」のTシャツが分かる人だった。トキメク嬢(破天荒担当)は「秘密結社少女椿団」の再演を観に行ったことがあるらしい。ま、負けた。まさか「少女椿の原作に忠実でよかった」なんて話ができる人に会えるとは思いもよらなんだ。

次の曲の収録はもうすぐはじまるらしいのだけれど、やり直しが多いのでCDになるまで「年単位」で時間がかかるらしい。懸案事項であった「ラプサンスーチョンツ」がどういう意味なのかは全国デビューがまだなので秘密らしい。で、年末にまた来ますと言って会場を出た。冬のまんが大会から大急ぎで戻ってくるのである。

深夜の「収穫祭」での最初のライブでの反応がよかったので、もうちょっと注目されていると思っていた。もしかするとこんなにはしゃいでるのってぼく一人だけなんだろうか。なにかの都合で音を出せなくなったマイクを指して「ビジュアル重視なんで、音が出なくてもコレを使います」なんて言っちゃうセンスが好きでしょうがない。

21 nov(sun)

あらまし。

辛い食事とゲーム。

カレー。

朝からTOEICの試験。今日は寝ずにすんだ。

昼からカレーを食べに行く。梅田の地下街の「ヒマラヤ」に入る。「インド風ランチ」はカレーが二皿にサラダと焼いた肉、ナンと飲みものが付いて1,200円。カレーはチキンと野菜を一皿ずつ頼んだ。あんまし辛くないので、辛い漬けものをどばどば入れる。たいして辛くはないのだけれど、チキンカレーの小皿に噛むとすんごい香りが広がる粒が一つ入っていたのがよかった。

マジックアカデミー。

梅田の「ゲームゼロ」でちょこっとだけ「クイズマジックアカデミー」で遊ぶ。問題「あと7日以内でマジックアカデミー2に変わる ○か×か」なんて貼ってある。「放課後ガチバトル」で一回だけ勝った。もう「2」に置き換わりつつあるので、すっかり遊ぶ人も少ないようで、対戦相手はCOMが多い。

「ポップンミュージック11」の簡単なので遊んでいたらだんだん楽しくなってきた。となりの人はものすんごい速さで9個のボタンをばかすか叩いているのだけれど、あそこまでたどり着けそうにない。恍惚となって画面に別のものが見えてきそう。

韓国料理。

また先週の面々が集まっていたので合流する。海は風が強くてめちゃくちゃ寒かったらしい。暖まるようなものが食べたいらしく、韓国料理屋に入った。辛い鍋をおなかいっぱい食べる。あと白く濁った酒がおいしかった。今週は手伝わなかったのにおごってくれた。わほーい。

あと、ラプサンスーチョンツの写真を自慢する。きししし。

22 nov(mon)

あらまし。

金日成バッジ。

日記。

「金日成バッジ」が無性に欲しくなり、Yahoo Auctionsで探してみる。

あ、あった。本当にあった。写真を見ているうちに恐くなってきた。いやいや、いつかこのバッジが役に立つ日がくるかもしれないじゃないか。

23 nov(tue)

あらまし。

iPod欲しい病を治療する。

お買いもの。

昼から出社する。

もう我慢できなくなった。会社をさっさと抜け出して、梅田のソフマップに向かう。ももも、もう、iPodに向けられた欲望を抑えることができない。どうしようもなくなったので買っちゃった。カードで買っちゃった。iPod miniではなくてふつうのiPod。20GBのもの。

今日はひとしきりiPodを自慢する。3人にうらやましがられる。

帰りに4人でラーメンを食べに行く。

iPod。

まず林檎さんから2,000曲ばかしの音源をiPodにコピーする。曲をコピーしている間に匡体がずいぶん熱くなる。こりゃあ電力を食いそうだ。

懸案の音なのだけれど、ソニーのヘッドフォンMDR-Z500とMDR-F1ではばかでっかい音が出た。店頭で聴いたときは最大音量にしたときの音量がたいして大きくなかったので不安だったのだけれど、こういうのはヘッドフォンの能率によるんだろう。MDR-Z500では、まあそこそこ低音も出ている。

もうこれさえあれば、旅先で突如として白木みのる「銭$ソング」が聴きたくなっても大丈夫なのである。

24 nov(wed)

あらまし。

Z500を頭に載っけて歩いた。

iPod。

使ってみてわかった。

「店で聴いたときに音量がやけに小さい」のは、「サウンドチェック」という機能が有効になっているときに起こるようだ。曲の音量を揃えるための機能で、どうも音が小さくなる傾向がある。べつにアンプの出力が足りないせいでも、ヘッドフォンの能率が低いせいでもないということがわかった。

充電池が何時間ぐらい使えるかというのがまだよく分からなくて、不安になってくる。あたくしの。電車の中では電車の音を、街の中では街の音を聴くものだと思っていたあたくしの。屋外まで機材を持ち歩いて聴いた最初の曲は、トニー谷「さいざんす・マンボ」だった。シャッフル再生はなにが出てくるかわからない。

充電用のケーブルを探しに梅田のヨドバシカメラに寄ると、iPodにMDR-Z500がつないで聴けるようになってあった。その帰り、横断歩道でわたしの前を歩いている人がまたZ500を頭に載っけていた。わたしもZ500を頭に載っけてそのうしろをくっついて歩いた。

写真。

「Moguri rooM」まで、さとうりえと明智亜以子とこうりきあいこの3人展「三色グラフィティ」をのぞきに行く。アイドルだー。自分で言ってるんだから間違いない。話にそってさとうりえの写真が続いていく。さとうりえを、もっといじってほしかった。芝居とか音楽と違って、止まってるものってすごく生々しいのでどう接したものか困ってしまう。

25 nov(thu)

あらまし。

2,000,000スコビル。

辛いの。

家に帰ってくると、辛いソースが届いていた。ノースキャロライナ州から。

「Vicious Viper Hot Sauce」(2,000,000スコビル)を開けてみた。どういうわけかここには「王将の餃子」があるのである。「餃子のたれ」を入れた小皿にこの劇薬を2滴落とす。すごい。もうにおいが変わった。すっぱくて苦くて、へんなにおいに変わる。これで餃子を食べると辛い。かなり辛い。こりゃあ、瓶が空になるのに途方もない時間がかかりそうだ。

月例経済報告。

残業手当97,466円。アレしてナニして215,514円。

26 nov(fri)

あらまし。

可逆圧縮。

お買いもの。

家に帰るとAmazonからDVDが届いていた。

DVD「花右京メイド隊La Verite」[6]が1枚。

辛いの。

昨日の辛い液体をスパゲティに振りかけて炒めた。蒸気にせき込む。

iPod。

「iPodの電源をオン/オフする方法」(Tech Info Library)という文書があった。

「再生」ボタンを押し続けると電源が切れるという。わたしはそれを知らなかった。わたしのiPodさんは、昨日30分ほど音を出した。今日の朝、電車の中で音を出そうとしたら、ちいとも動かない。再生をやめて、しばらく触らないと電源は勝手に切れるものだと思っていたのだけれど、どうもそうではないらしい。

たった30分間しか音を出していないのに、充電池がすっからかんになってしまうとは考えがたい。きっと音を出さぬ間にもハードディスクとかアンプとか電源回路だとかが、電池の中身を熱エネルギーにせっせと変換しておるのであろう。

あと、はじめて「Apple Lossless Encoder」の音を聴いた。AACの128K、192Kと聴きくらべると、AACでは狭いところに閉じ込められたみたいな音を聴いてたんだって分かった。Losslessだとそれがない。あたり前の状態に戻っただけなのにとてもしやわせ。でもファイルサイズがとても大きくなる。1,400KbpsのCDの音が、1,100Kbpsぐらいにしか小さくならない。その代わり音が自然だ。PowerMac G4のしょぼいヘッドフォンアンプでさえ、結構な音の差なのである。iPodでは音の差がずいぶん縮まる。また困った。

27 nov(sat)

あらまし。

「クイズマジックアカデミー2」で遊ぶ。

マジックアカデミー。

梅田の「モンテカルロ」に行く。

「クイズマジックアカデミー2」に入れ替わっていたので遊ぶ。賢者でシャロンたんなあずまさんの情報を「2」に引き継ぐ。で、修練生10級からまた始まる。なんだか対戦相手が人間から突然COM(ローカルマシン上で動作している、自動の対戦相手)に置き換わっちゃう。通信回線が切れちゃうのか、はたまたわたしを勝たせようとしてくれているのか、とにかくCOMばっかり。

初級魔術士4級ぐらいまで上がった。ここいらへんの階級ではCOMはまだまだ手加減してくれるから、とにかく勝たせてくれる。とりあえず優勝はさせてくれる。でも、対戦相手が人間じゃないとちいとも張り合いがない。こんなのが続くようでは、客は離れてしまいそうだ。

今週のシャロンたん。「2」ではシャロンたんのスカートが短くなっておるのである。そして懸案であった「シャロンたんのストッキングはどうなっているのか問題」の決着を見ることになろうとは、今日まで思うておらなんだのである。決勝戦で敗北すると雷に打たれるのだけれど、その瞬間スカートが、ええスカートが、ひらっとなる。ここでシャロンたんの黒いストッキングは「ひざの上のほう」までのものだと判明する。シリコンゴムかなにかで留まっているやつなのである。たぶん。わたしの「黒いガーターベルト説」はあっけなく敗れ去った。ぎゃふん。

お買いもの。

梅田でラーメンを食べる。なんの目的もなく淀屋橋まで歩いてしまい、駅で見つけた「激辛カレーパン」を買って食べる。たしかに辛い。

服と酒を買って帰る。家に着くと小物が届いていた。3点。

28 nov(sun)

あらまし。

地図を描く。

鉄道。

生きているうちになんとかJRの全線を走破したい、と漠然と思っている。だけれど、あとどれぐらい残っているのかとか、何年かかるのかなんてことはちいとも考えたことがなかった。なので考えることにした。

まず地図である。全線の路線図のうち、乗ったところと乗っていないところを色分けして見られるものが欲しい。全線の路線図が見つからないので、自分で描くことにした。4時間ぐらいかけてIllustratorで描いたものが、これ。乗った路線には、手作業で色を灰色に塗っていくのだけれど、まだまだぜんぜんちいとも灰色に変わってないじゃないか。内陸部を走る路線ってこんなにたくさんあったのか。

日本の外形図はMap of Japan Ver.1.3(群馬大学)を参考にした。Mapionも参考にした。JR各社の路線図や、JR全線走破を目指す人たちの情報も参考にした。

29 nov(mon)

あらまし。

自動歌唱。

MEIKO。

驚いた。かなり驚いた。日本語バーチャルシンガー「MEIKO」(Crypton)に驚いた。

Vocaloidというソフトは以前からあったらしい。その日本語歌唱データとして「MEIKO」が出たのである。シンガーソングライター拝郷メイコという人の声をわんさか採取して、楽譜と歌詞に合わせて歌を合成してくれる。ここのデモに、「Vocaloid」の作例がいくつかある。ロボットみたいなぎこちない声の作例もあるけれど、「MEIKO」の唄う「ふるさと」はかなりすごいのである。ビブラートとかちょっとへんだけど、すごいものはすごい。声が伸びる伸びる。

カメラちゃん。

しまった。昨日は昼間っから地図を描いている場合じゃなかった。200枚ぐらい撮ったところでやっと新しいカメラの使いかたが分かってきた。写真を撮りに行きたかった。夜の心斎橋で、ごみだらけの通りを撮りに行きてえ。寂れた建物とか撮りに行きてえ。

30 nov(tue)

あらまし。

寒くなった。

日記。

ああ。ラプサンスーチョンってお茶の名前ですやん。

夜中に会社の建物を出たら、寒い。昨日と今日とでえらい違いだ。まいった。困った。わたしの知らないうちに冬が来ていた。


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