あずまの日記。

内容「ぴちぴちピッチ」の曲が頭から離れないあずまさんの日記。または、一年遅れで暑苦しい海辺の夏がやってきたあずまさんの日記。

気になるもの。

09/05マリみて同人誌即売会「白薔薇協奏曲」「紅の絆」(浜松町)
09/05ミュージカル「美少女戦士セーラームーン〜新かぐや島伝説〜」(池袋)
09/23同人誌即売会「いとしき歳月3」「マリア様の御心?! 2」(浜松町)――マリみて

1 sep(wed)

あらまし。

今日もぴちぴち。

ぴちぴち。

「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」第42話「涙の行方」の巻。

あらすじ。ヒッポとユーリはいまもたびたび会っていたようだ。浜辺の小屋に二人がいるのを波音が写真に撮った。タキとにこらにも知られることとなり、マーメイドを守る役目を忘れて水妖に会うなどとんでもないと、部屋に閉じ込められてしまう。やっぱりあきらめられない二人は駆け落ちする手はずで再会するが、そこへ現れたダークラヴァーズに捕まってしまう。

感想。ヒッポの本当の役目は、まあわたしは原作で読んでいるから知っているのだけれど、ここでは誰も知らない。るちあは駆け落ちの算段までするぐらいで、一大事においてもるちあはやっぱりるちあなのである。

さて、たしか34話「アウリの日」ではユーリのヒッポさんへのラヴっぷりをエリルは当然のことのように知っていた。なのに、どうも、水妖とマーメイドの仲間が会っていることが大変けしからんことであるという認識が双方にできてしまったらしくて、このあたりを台無しにしてしまった。

こんな取ってつけたような泣かせる話なのだけれど、芝居がかったヒッポの別れの台詞にはじまり、まだヒッポが近くにいるのにユーリは小声でマーメイドの姫さまたちに言葉を託し、去ったふりをして岩陰でユーリの言葉を聞いているという具合にえらく手が込んでいて、「ぴちぴちピッチ」でこんなことをやられると、ぼくはびっくりしてしまう。

台詞。
(「Legend of Mermaid」前奏開始)
るちあ「よーし、こうなったらあなたたちなんかには負けないわよ」
(るちあ、波音、リナ、かれんの変身シーン。前奏中に完了)
るちあ「ぴちぴちっとおしおきライブスタートよ」
(歌唱開始)

今宵の「Legend of Mermaid」はかれんの歌が混入している。またあのデスヴォイスが聞かれようとは。なんとかしてかれんの「Legend of Mermaid」をCDに入れられないものだろうか。あと、ユーリとヒッポが逃げ出したとしたら、これからどうするんだろう。人間の子供が陸で生きていけないのと同様に、未熟な水棲生物が海で生きていける予感がまったくしない。

2 sep(thu)

あらまし。

涼しくなった。

日記。

台風が去ってもまた雨だ。えらく涼しくなった。

外注で設計してもらっているプリントパターンを検図。図面データの表示ツールがえらい使いやすくてちょっと感動する。しばらく離れている間に進歩してるんだなあ。

ああうあああ。もうバイナリを送るっていってるのに、どうしていまごろそんなバグを見つけてくれますかー。まさかまさか通信線から入ってくるデータが化けているなどとはだれも疑わず。

液晶。

何年か前にでっかい液晶ディスプレイが出るたびにここに書いていたけれど、しばらく忘れていた。2年ぐらい前にイーヤマがQXGA(2,048x1,536画素)の液晶ディスプレイを出していたのだけれど、さっぱり売れなかったのか、2年経ってもQXGAのディスプレイの機種はちいとも増えていない。

Appleが6月に30インチのディスプレイを出して驚いたわけだけれど、これがまたQXGAを横に長くしたような2,560x1,600画素というものだった。これが40万円というからずいぶん安くなったものである。でも、こんなの横幅がでかすぎて置けやしない。両側を切り落として、横長ではないQXGAにしてくれればいいのである。あと、もうちょっと小さくして対角23インチぐらいに抑えて、さらにあと10万円安い値段がついていたら、ついうっかり清水の舞台から飛び下りそう。

Mac OS Xは高い解像度で使われることを意識して作られているんだと思う。画面上の部品が全部でかい。そういうわけで、でかくて細かいのが欲しいのである。あんまし売れないかも知れないけれど、わたしは欲しいのである。

シャッフル再生。

計算機からぜんぜん違う曲が次々に再生されるというのはけっこうな中毒性がある。

アニメの主題歌と、どこかの国の民謡と、どこかの国の歌謡曲。このまま突き進んで、カンツォーネとかオペラアリアとか、もうなんでも加えたい気分である。ハアハア。不意に混じってくるお姉ちゃん(井上喜久子)の、赤ちゃんをあやすみたいなしゃべりが、もうわしの脳を溶かしてしまう。こんな並びで選曲をする人がいたらすごい。自分一人だけしか楽しくないけれど、すごいに決まってる。

シャッフル再生に楽しみを見つけちゃったら、音楽じゃなくてもいいからめちゃくちゃに入れるとよい。でも「桂米朝落語全集」だとか「ベートーベンの交響曲」なんかだと1トラックが長すぎると感じるのかもしれない。やったことはないけれど。

3 sep(fri)

あらまし。

次世代コード(挨拶)。

日記。

2ちゃんねるのどこかの掲示板にあったリンクをうっかり踏んで、こんなのが出てきた。

あなたの プロバイダー はxxxxxx.xxxxxx.xxxxxx.ne.jp です。
個人識別コード1094220830を登録いたしました

個人識別コードはPC個別に割り当てられている
個人情報を特定可能な次世代コードです

って書いてあった。次世代コード!! 次世代コードDeath!!

4日以内に15,000円を振り込まないと、高額の利息がついて大変なことになるらしい。しかも実家とか会社に電話が掛かってくるんですって。へー。

UFJ銀行の「ミヤガワミノル」名義の口座には、きっと頭の弱い方々からわんさとお金が送られてくるのであろう。いやー。新大阪支店の普通預金口座3599970号だそうだけれど、UFJ銀行もこんな人に口座を持たしちゃだめだぞ。めっ。

調べてみれば、ミヤガワミノルは三井住友銀行新大阪支店とか、東京三菱銀行北畠支店だとかの口座も持っているらしい。銀行のATMを使うたびにミヤガワミノルの顔が防犯カメラに写っちゃうわけだけれど、当然、ミヤガワは守りの甘いコンビニ端末に15,000円を引き出しに行くのだろう。

4 sep(sat)

あらまし。

休出。

日記。

昼から出社。目を閉じれば回路図が浮かび上がってくる生活。

しまった。時間がない。こんなことなら朝から仕事しておればー。

「デスレイン」ハバネロを一袋もらう。もう食べたことがあると言ったら悔しかったらしく、投げてよこされた。衝撃の辛さを、さあみなさんご一緒に。ものすんごい不評であった。

夜には飲みに行く。終電の時間が迫ってくるのでわたしは帰る。夜を徹して歌うというじゃないか。ああ行きたい。明日は東京までマリみての本を探しに行ったり、セーラームーンを観に行くからだとは言えないけれど、とにかく帰らねばならんのである。

いままでの反省点を踏まえ、難波から梅田までタクシーに乗る。なんとか終電に間に合った。

5 sep(sun)

あらまし。

蓉祥の本とせらみゅ。

お出かけ。

「ごきげんよう」
「ごきげんよう」

 さわやかな朝の挨拶が澄みきった青空にこだまする……予定であったが、朝6時半に目覚まし時計が鳴ってもなっても身体が動かない。マリア様のお庭に集うあずまさんは、酒がまだ抜けていなくてゆっくりとしか動けない。汚れを知らない心身を包んだり包まなかったりする、アロハのシャツを引っ掛けて、ちびバイクにまたがって家を出る。

 遅刻ギリギリで走り去るなどといったはしたない生徒であろうはずはない。携帯電話で予約の変更もなんのその……なのだけれど、どえらいことを思い出した。せらみゅの切符を持ってくるのを忘れた。ぎゃふん。

 部屋に戻ってきて困った。ちょっと前に電気工事をしたときにものを動かしてしまったので、せらみゅの切符の入った封筒が見つからない。15分ぐらい探す。もう当初の予定から1時間も遅れてしまった。

 東京都立産業貿易センター。

 明治三十四年にはたぶん建っていなかったこの施設は、もとは産業と貿易の発展に寄与するためにつくられたという、伝統ある鉄骨5階建て系会議場である。雨がざんばらざんばら降っていて、わたしは駅で傘を買う。こんどは折りたたみである。電線屋はとっくに会場に着いて、本を買って、もう出ていこうというのである。駅からの道の途中で電線屋に出くわした。

 埋め立て地の面影をいまだに残している海に近いこの地区で、神に見守られ、中学生から初老の紳士までいろんな客層に本を提供する同人の園にわたしがたどり着いたのは、もう11時半であった。電線屋は朝っぱらにバスでたどり着いて、お台場の24時間営業のゲームセンターで「クイズマジックアカデミー」で遊んでいたらしい。また会場に連れていく。

 この日は10件も同人誌の即売会が行われていた。電線屋は「プリフェア」で「プリキュア」の本を数冊だけ買って、もう出てきたらしい。早っ。プリフェアのカタログを見せてもらうと、たまに見覚えのある作家が見える。でもでも、わたくしは薔薇は薔薇は気高く咲いて薔薇は薔薇は美しく散る覚悟で、マリみて一筋なのであります上等兵どの!! 電線屋といったん別れる。

マリみてっぽい。

マリみて同人誌即売会「白薔薇協奏曲」と「紅の絆」なのである。

どこでなにをやっているのかさっぱり分からないままにやってきてしまったので、階段をひとつずつ上がっていく。2階が「白薔薇協奏曲」だった。2階ははじめた見たのだけれど、広い空間を全部使っている。ちゃんと入り口があって、その向こうにでっかい空間が広がる。3階から上にくらべると、ちょっとかっこいい。

背の高くない門をくぐらんとすると、聞こえてくるのであります。

「ごきげんよう」
「ごきげんよう」

という朝の挨拶が。わたしの前の人が、カタログの最後の一冊を買っちゃったらしい。そして、ここで入場制限で入れないと言われてしまった。ああ。遅刻などというはしたない真似を、お姉さまがたは許さないのだ。はしたないわたしは「紅の絆」に移る。4階の半分を使った会場であった。で、どうもカタログは「白薔薇」と「紅の絆」で共通であったらしい。900円とちょっと高いけれど、共通でよかった。

さて。わたしはカタログをまったく見なかった。見る必要がない、否、カタログなんか見ていられないほどの、猫まっしぐらっぷりなのである。だって、だって、蓉子さまの本があるんDeath!! いままであんまし見つからなかったのに、ここには大量のおかっぱ頭があるんである。「蓉子×聖」だけじゃない。「蓉子×祥子」がたくさんあるんDeath!! ハアハア。もう買う。財布に16,000円ぐらいしかないけど、買う。買う買う買いやがれ。ライドオンジーザス!! こげよマイケル!!

やってしもた。調子に乗って江利子さまの本だとか、どうしようもないギャグまんがなんかも買っていたら、もう財布に3,000円しか残っていない。ちょっと気になったまま買っていなかった蓉聖な本を何冊かあきらめて、会場を出る。次は「白薔薇協奏曲」である。

会場にはすぐに入れたのだけれど、ここには祥子さまの本なんてあんましないのである。ぎゃふん。もう志摩子さんと乃梨子ちゃんのラヴい話とか、聖さまがらみの本とかがたくさんなのである。ここで目が覚めた。3,000円でこれからどうやって過ごすのであろうかと。うーん。会場の中では食事ができたり、抽選会だかスタンプラリーだかいろいろあるっぽいのだけれど、なにも考えずに会場を出ることにした。もう振り向かない所存。

マジックアカデミー。

新宿のゲームセンターで電線屋とゲーム屋と再会。電線屋が「クイズマジックアカデミー2」のロケテスト版で遊んでいる。電線屋はもう、わたしの手の届かない世界の住人になっていた。この世にクイズ王あり。世の中にはクイズ王がたくさんいるんだって分かった。

さあいよいよ時間がない。朝起きてからいままで息つくいとまがない。次はせらみゅである。2日前に会社帰りの電車で見た「ロッテリアのハンバーガーをむさぼり食う人」がうらやましくて、うまそうで、ぼくもやることにした。20代最後のむさぼり食い。たまたま見つけてしまったロッテリアでハンバーガーを2個買って、もう歩きながら食っちゃう。もう一個を山手線の中で食っちゃう。飲みものなんかない。新宿から池袋までの移動に、そんな持ちにくいものを優雅に扱う余裕はないのである。はしたなくってよ。

せらみゅ4。

サンシャインシティの文化会館までの道がいつものことながら長い。7分ぐらい押していたので、えんやこらと2階席までの階段を上がっても間に合った。今公演ではじめて見る満席である。

「美少女戦士セーラームーン〜新かぐや島伝説〜」の巻。千秋楽。

なんだかもうエラいことになっていた。最後の公演だけしか観なかった人はさっぱり分からなかったかもしれない。きっとなにが面白くて、客席が大笑いしているかが分からないだろう。変更点は書ききれないので省略。いままでに観た3回とは客席の反応も別物みたいだった。

タキシード仮面(城田優)が今公演で去ることは知っていたが、挨拶があった。いやー。おっきくなったなあ。最初に見たときは、セーラームーンの仕事が決まった感想を問われて「まいったなあと思った」なんて言ってて大丈夫かいなと思ったもんだけど、いいお兄ちゃんになったもんである。

あと、今回の話でちいとも目立ってなかったウラヌス(中山旦子)とネプチューン(大山貴世)が、カーテンコールでちゅーしたのでまいった。そんな直球な。ぼくの百合センサーはショート寸前なのである。

わたしは「やじゅこー」で、右隣の人が「まなみちゃーん」だった。左が空席で、そのまた左隣が「まいちゃーん」だった。なんてうるさい2階席。左の人がまた渡辺舞の父親かってな勢いで馬鹿でかい声を出すので驚いた。

さっさと会場を出てきたもんだから、配っていたらしい「チラシ」をもらえなかった。次回公演の案内と、なんでもうさぎ役の黒木マリナがもう交代になるという。あとで知った。いつも見るひとたちをロビーで見つけながら、さっさとサンシャインシティを出る。

帰還。

サンシャイン通りのゲームセンターに電線屋が来ていた。もうどこに行っても「マジックアカデミー」である。

電線屋のカードで「2」を遊んでみる。対戦相手が強くて強くて困ってしまう。電線屋の助けを借りたけれど、キーボードを打つのが遅すぎて決勝戦まで進めなかった。かれらは会ったこともない強敵たちと談笑する。こんな世界があったのか。

8時の新幹線で帰る。電線屋は学校に行っていたときよりも言動がおかしくなっている。大阪に帰ってくるまで一緒にいて分かった。

わたしたちがまだ池袋にいたころ、和歌山で強い地震があったことを新幹線の中で知った。震度が5だとか4だとかで広範囲に揺れたという。自分の家が心配だけれど、家族から電話が掛かってこないので壊れてはいないのだろう。

新幹線は遅れなかったけれど、新幹線を降りてからはそういうわけには行かなかった。電線屋は家までえらい時間がかかったらしい。わたしは日付けが変わる前に帰ってくる。TVをつけると「NHKアーカイブス」でベトナム戦争で活躍した写真家の特集をやっていた。不意に部屋が揺れた。わたしはTVの筐体を押さえる。画面に「ニュース速報」が出てもまだ揺れている。2度の地震では家具に被害はなかったけれど、関西でこれだけの揺れはめったにない。ただものではない。

本を読んで寝る。

6 sep(mon)

あらまし。

仕事がたまっていた。

日記。

朝早く起きる。やっぱり動きたくないので、しばらく恥ずかしい本を読んでいた。

仕事がたまってしまい、久しぶりに定時に出社する。目を閉じると回路図が浮かんでくる。別件のソフトのデバッグといっしょにやる羽目になって目が回る。それは無茶である。

ぴちぴち。

どうも名古屋で寺門仁美のライブがあったらしい。これは知らなかったのだけれど、知っていたらさぞかし迷ったことだろう。

7 sep(tue)

あらまし。

台風と地震。

日記。

朝に目が覚めても、動きたくない。まったりとパンをかじっていたら家が揺れだした。今日もまたけっこう長く揺れる地震だった。

また台風なので早く帰ってくる。電車のダイヤがしっちゃかめっちゃかになっているらしい。まだ定時で走っているうちに帰ってきてよかった。

帰ってきたら急に眠くなった。

全財産がもう800円ぐらいなのである。預金残高が6,000円ぐらいあったので、その半分を引き出してくる。このお金で今度こそ「らくしゅみ」のカレーを食べたい。

8 sep(wed)

あらまし。

休んでカレーを食べに行く。

カレー。

日に日にぼんやりしてくる。ひと段落したので休むことにした。今日は本町の「らくしゅみ」にカレーを食べに行く。地下鉄に乗ると寝ているがいた。

昼の12時半ごろに店につくと、10人ぐらい並んでいる。20分ばかし待って店に入る。「チキン」は売り切れだったので「チキンキーマ」を頼む。店の中にいるだけでもう食事が始まっている。すっぱくないスパイスの匂いがする。

でっかい皿の中に、「野菜カレー」と「チキンキーマカレー」が乗っている。あと黄色いごはんとつけもの。「チキンキーマ」がけっこう辛い。甘くも酸っぱくもなく、辛くて塩辛い。あと香りが強い。

この香りの強さがいい。店は狭くて、でっかい食卓が2つと、ちっさいのが2つあって、16人ぐらい入る。けっこうお客が入っているので辛いものが好きな人は多いのだろう。向い側のお嬢さんは辛さに耐えられないらしく、相方に食べさせていた。この香りが楽しめないとは、なんと残念な。

あと、熱いチャイに黒砂糖をわさわさと入れて飲む。「小食」と「ふつう」、「大盛り」とあるのだけれど、「ふつう」にした。けっこう量が多かった。780円で、チャイをつけると880円だった。

お買いもの。

困った。もうお金が1,000円しかない。ここから難波まで地下鉄に乗らずに歩くことにした。いま歩いている方向で合っているのかどうか、不安である。平日の昼間に街中を歩いていると、ただならぬ雰囲気の人とけっこうすれ違う。そのうちと高速道路が見えてくる。

途中に銀行があったので、最後の3,000円も引き出してしまう。「湊町リバープレイス」という建物が見えてきたので、難波には近づいているはずである。やった。成功だ。

わんだーらんど。まんが・花森ぴんく、シナリオ・横手美智子「ぴちぴちピッチ」[5]を買う。

とらのあな。「姉妹宣言 祐巳スペシャル」が出ていた。なので買う。旧薔薇さま編とか出ないんですかー。出ーなーいーんでーすーかー。店を出ると空気が白い。工事現場から粉塵が出ている。

あと、レコード屋さんをのぞいたり、ソフマップでCDをスクラッチできる機械をさわって遊んだりする。あと「ガールスカウト入団申込所」があった。こ、こ、こんなところにあったのか。入団申込所。

ゲームセンター。「ポップンミュージック」のボタンが5個のほうだと簡単でつまらなくなってきたので、9個のほうで遊んでみる。とたんに手も足も出なくなる。5個のほうはすき間だらけでつまらない。かといって9個もあるともうどこを叩いたらいいのか分からない。

あと「ドラムマニア」ではじめて遊ぶ。ドラムセットを模した機械と2本の棒とペダルを使って、曲に合わせて音を出していく。これまた簡単なものとそうでないものがあって、前者はすき間だらけで退屈だった。ふつうのモードで遊んでみると、ばかすか叩けるので楽しい。……と思っていたら1分も経たずに終わってしまった。誤りが多すぎたらしい。こんなんじゃ上達のしようがないじゃないか。もっと叩きたいのにそれを許さないというのはどういう了見なんだ。お前たちは、わたしの下手な演奏を金を払って聞かされる不幸な客だとでも思っているだろう。ものすごく不快なのにもっと遊びたい。ああコナミめ。

お金がないときに、わざわざ200円も払って不快感を買うのである。すごいすごい。破滅が近づいてくる感じがして泣きそうになる。ゲームセンターで1,000円も使った。

日記。

夕方から会社に行く。

会社を休んで、息抜きになったようなならなかったような。いやいや、こうやって休みを取ることが、神経症からわたしを遠ざけるのだ。

9 sep(thu)

あらまし。

眠い。

日記。

眠ううう。なんだこれは。全身がだるい。

ああそうだ。ジャパンネット銀行の口座からお金を出せばいいんだ。まだ手数料なしで引き出せる回数が3回あるではないか。そういうわけで、倹約生活終了なのである。

うわー。さっちゃん(略称)をむっちゃ観たくなってきた。でも一時間半て。違うものが見えそう。

10 sep(fri)

あらまし。

超波音。

日記。

「超音波」を「超波音」と読みあやまるあなたとは、おともだちになれるかもしれない。波音(はのん)さーん。

肉。

なんだかBSE対策の牛の検査基準を弱めようという話は本気らしい。ちょっと前に読売新聞が米国をかばって検査基準を弱めるべきだと言いだしたけれど、本気だったらしい。

日本のBSEへの対応の遅れのために、牛肉への信頼がなくなり、たくさんの肉を焼いて捨てるはめになった。新聞もTVもさんざん叩いたのである。いま世界最高の精度でもって全頭検査をやっているのに、緩めちゃうのである。米国の牛肉の管理ときたらひどいもので、検査でひっかかった肉も出荷しちゃっている。しかもその検査ときたら、気まぐれにごくわずかな頭数にしかやっていない。なにもこんな国の方針をかばうことはないのである。

「生後21か月」の牛は病原物質が検出できることが分かっているのに「20か月」は検査しなくていいという日本のえらい人たちの方針は少なくとも常識的ではない。そして米国の連中はこれさえも守るはずがない。昨日だったか、検査基準を緩めるのが当然だという記事が、また読売新聞の社説に載った。新聞社がこんな記事を書いて、彼らになにかいいことがあるんだろうか。新聞社が米国への忠誠心を見せると誰かが喜ぶんだろうか。

11 sep(sat)

あらまし。

肉と歌。

日記。

朝からちびバイクにまたがって銀行を探したり、トンネルを探したり、迷子になったりする。

全身がだるくなってきて、帰って昼寝する。

焼肉。

夕方からいつもの焼肉屋さんに集まる。

ペットボトル屋が「お見合い」をしたらしい。あと「ぴちぴちピッチピュア」を録画したものを渡されてしまう。ぎゃあああ。中毒にならないようにちょっとずつ観ているというのに。どうもぴちぴちを観て頭がおかしくなるのはわたしだけらしい。

電線屋はあいかわらず言動が壊れている。今日もマジックアカデミーで遊んでからきたらしい。彼の集中力がひとたびなにかに向けられると、大変なことになるまで突き進む。ような気がする。大学1年のころは、わたしとさほど変わらない壊れ具合だったのに。

電線屋がたまたま見つけたらしい「恋愛障害者テスト」(loveless zero)が話題になった。話に聞くのは数年ぶり。当時の診断では2級だったと思うのだけれど、久しぶりやったら4級だった。あいかわらず中途半端な。

さらにカラオケに行く。Joysoundを推す。その機械だと狭い部屋しか用意できないといわれたけれど、とにかく推す。5人で入るにはたしかに狭かったけれど、意外な曲の発見があり満足してもらえたことと思う。聴いたことのない曲がいっぱい出てきた。わたしはペットボトル屋と「ぴちぴちボイスでライブスタート」って言えたから満足なのである。

12 sep(sun)

あらまし。

暗唱。

お手紙。

今日のお手紙。

文面からなんでも相談に乗ってくれそうな気がしたので
メールを出して見ました。このアドレスでいいんですか?
------------------------------ 水野亜沙美 ------------------------------

うーん。ご親戚に水野亜美という方はいませんか。水野蓉子というお知り合いもいませんか。

日記。

昨日と同じ焼肉屋さんに6人で集まった。

今日は飲みものを頼まなかったので、一人あたり1,800円だった。昨日は2,700円。とにかく安い。今回は恐怖のじゃんけん焼肉じゃなかったので、素直に1,800円だけですんだ。店を出てからアイスクリームじゃんけんがはじまる。勝ったのでわたしは払わずにすんだ。ハーゲンダッツのさくさくしたのを食べる。

暗唱。

わたしぐらいの世代の大阪人は「じゃりン子チエ」を数百時間も観て育っている。電線屋は「じゃりン子チエ」に出てきた「マサルの作文」を暗唱できるのである。

昨日のカラオケ屋さんで、われわれ取材班は衝撃を受けたのである。「じゃりン子チエ」の主題歌をカラオケで歌っていて、当時の絵が出てくるもんだから、わたしや電線屋は場面に合った台詞を入れて遊んでいた。曲の合間に電線屋が、「今日、ウチが目を覚ますとケチャップをいっぱいにぬった豚饅がありました」ではじまる「ウチのお父はん」の朗読をはじめたので驚いた。15年ぶりの披露らしい。

じゃあぼくは、15年後に「マリア様がみてる」の序文を暗唱するから皆の衆はちゃんと驚くがいいのである。

13 sep(mon)

あらまし。

特記事項なし。

日記。

うへえ。そこまで全面的に否定してくれなくてもいいじゃないかよう。かといって思いこみの強い人に説明するのも面倒。

年末にエロパロ板に投げた話が、忘れたころになってほめられていた。毎日毎日なにが起こるか分からんもんである。

14 sep(tue)

あらまし。

どうも風邪らしい。

日記。

どうも基板屋さんの人としゃべっていると、おかしいのである。わたしがおかしいのである。同じことを2回言ったり、語尾がぐにゃぐにゃになったりしている。まだ目が覚めていないのだろうか。

これが昼になると、言葉がしどろもどろになるだけではすまなくて、腕の関節が痛くなってきた。さらに吐く息が熱くなって、汗が出てきた。腰も痛くなってきた。これっていわゆる、風邪というやつである。細かい作業をすると失敗するし、考えごとはできないしとても困った。

音。

家に帰ってくるとスピーカーのケーブルが届いていた。Acrotec 6N-S1400が2メートル。半額だったのできっと安いのであろう。それでも10,000円ぐらい。ちょっとだけマニアな人向け。

風邪を引いているのだけれど、薬を飲んだら楽になってきた。なのでさっそく試してみる。えらく太い線なので加工に困る。糸のこぎりでぎーこぎーこして切断する。スピーカーの端子は太いケーブルを楽に差しこめるのだけれど、真空管さんの端子は間隔が狭いので取りつけが難しい。試行錯誤してなんとか取りつける。

6N-S1051から1400に変わったのだけれど、夜中に大きな音が出せないので差が分かりにくい。高いほうがえらく鋭くなって、低いほうがちょっとだけ伸びるようになった。一晩置いて、端子の接触部分がなじんできたらまた変わってくるだろう。

お手紙。

今日のお手紙によれば、わたしを祝うために、なんでも食べたいものをごちそうしてくれるらしい。メールアドレスは無料のものではないし、詐称もないし、これは本当に宛先を誤って出されたように見える。でも、返事はしない。

15 sep(wed)

あらまし。

今日も表に出ると、風邪だった。

風邪。

土曜と日曜に、二日連続で同じ店で焼肉を食べたのである。肉を食べても風邪はひく、という重大な実験結果が得られたので大変です。

今日朝起きたときは楽だったのだけれど、会社についてからどんどこ全身がだるくなってくる。吐く息はやっぱり熱くなってくるし、意識はぼんやりしてくる。白い壁や書類が視界に入ると距離が分からなくなって、近くのようにも見えるし遠くのようにも見える。まるで白い液体の中にいるみたいだ。あと、ぴちぴちピッチの「Legend of Mermaid」の冒頭のギターとベースがわたしの頭の中で鳴り続ける。

るちあ「も〜、いっしょにうたってくれらいらんてひのいよはのん〜」とか言ってる。るちあ「きゃああっ。海辺の遊園地だと思っていたら、ブラックビューティーシスターズのわななったんらわ(ありがち1)」 シェシェ「いまごろ気がつくなんてのんきなお姫さまだこと」 ミミ「ホントだよねー、シスターシェシェ」 波音「うふふっ。あたしは海底の国で太郎ちゃんといっしょに遊ぶって決めたの。るちあだけで勝手に仲間を探したらー」 シェシェ「もう水色マーメイドはすっかりあたしたちの奴隷になっているわ(ありがち2)」 波音「太郎ちゃん、もうオレンジのおばさんのことなんか忘れさせてあげる」 るちあ「海月先生の、すごい……」 (たんぱく質が水の中で白く固化したりしつつ、中略) るちあ「ああっ。もうやめて波音っ。アクアレジーナさまが見てるっ(ありがち3)」

このような寸劇が脳内でひと通りくり広げられ、もう仕事どころではない。飲みものを会社で4本、帰りに1本飲んだ。全身が熱いし乾いていく。熱くて寒いし、汗が出る。でも、昨日よりはちゃんとしゃべることができた。

あと、毎朝体重を測っているのだけれど、昨日の朝から今日の朝にかけて1kg軽くなっていた。なんと分かりやすいやつれかただろう。で、いま体重を測ってみたら、元に戻っとるがな!! いやいや、ごはんを食べたからだ。きっとそうだ。朝に測らないと。

16 sep(thu)

あらまし。

今日も風邪。

風邪。

昨日の晩に布団に入ってから、長い長い夜が始まった。

寝っ転がってぴちぴちのCDを聴いていると、スピーカーはすぐそばにあるのに3メートルの距離から聞こえてくる。なんだか変だ。目を閉じると、なにかすごく大きなものがわたしのまん前にあって、押しつぶされそうになる。その実態のないものの大きさが何メートルに相当するのかは分からないけれど、とにかく大きい何かのかたまりだった。まったく落ち着かない。

おなかの調子が悪くなってきて、1時間に一度はやっこらせと階段を降りて用を足しに行く。歩く振動で頭が痛くなるのでなかなか大変な作業なのである。そして汗が出る。もうとにかく汗が流れてくる。そんなこんなで眠れやしない。朝までこんな調子だった。

もう病院に行くしかない。医師によれば腸炎と風邪らしい。点滴を打っていると寒くてしょうがない。布団を何枚も持ってきてもらって、身体の震えを抑えつけた。家に帰るのがまた大変で、動くと頭が痛くなる。家に着いても頭が痛い。

17 sep(fri)

あらまし。

職業、乳忍者。

風邪。

階段の昇り降りの回数はずいぶん減った。やっぱり頭が痛い。その他もろもろいろんなところが痛い。腰とか。あごとか。口が大きく開かないのでまいる。

USPS。

注文していた荷物が海の向こうから届くというメールがきた。で、荷物の現在の居場所がUSPS(合衆国郵便サービス)のwebサイトで分かるというので見に行った。

メールに「Tracking No.」が書いてあるぐらいだから、この番号を入力する場所がどこかにあるのだろう。しかし、しばらく見回っても分からない。トップページにある検索用の窓に「tracking」と入れたら見つかった。

それはさておき、ここにはどういうわけか台風情報があって、「Hurricane Ivan」の衛星写真が載っている。でかっ。直径1,000km以上もある雲がうずを巻いている。荷物の発送元がイリノイ州中部である。フロリダを通ってそっちに来ちゃうかもしれない。

検討。

いまさらながら9月発売のえろゲーの検討。いつものようにエロそうなのだけ。

「ナースにおまかせ」(アトリエかぐや) 2004/09/24発売予定。だって。だって。病院で!! 看護婦なんですもの!! 発売リストの中からまっ先に見つけてしまったのは、きっと、いまぼくが病んでいるからだろう。

「シスターマリヤの桃色聖歌」(ふぇちっしゅ) 2004/09/24発売予定。もしかしてもしかして、シスターものって流行ってますか。十字架とか礼拝堂とかって流行ってますですか。先輩と後輩のからみがどれぐらいあるかに注目。

10月発売のもの。

「乳忍者 〜摩天楼に乳ボンバー〜」(蛇ノ道ハ蛇ソフト) 2004/10/01発売予定。「解説しよう。乳忍法巨乳真剣白羽取りとは、巨乳で相手の武器をはさみ込み武器を封じてしまう、代表的な防御技の一つである」という男声のナレーションを聴いたとき、買いそうになった。ああ、危ねえ。あと「アマゾン忍者」て。

「姉とボイン」(G.J?) 2004/10/29発売予定。ぼ、ぼぼぼくは、もう「ボイン」なんて言葉じゃ惑わされませんよ!! 注目すべきは姉の数である。10人姉妹て。ぼくは「最終ボス的姉御」な時子姉さんが気になってしょうがない。

10月はちょっと無理かなあ。じゃあ来週の「ナース」か「桃色聖歌」か。

18 sep(sat)

あらまし。

かに。

ごあいさつ。

ぼくは昨日だけで「2ちゃんねる」はすごいと2回思った。

一つは「エロゲー板」で三味線の「糸」の話ができたこと。なんでやねん。もう一つは、某板某スレッドであずまの日記を知ってる人が3人いたことだ。ああ。見なかったことに!! 見なかったことに!! 愛ってなんだ。ためらわないこーとーさー。ノッキンダウン・ヘズィテイション!!(ハスキーな声で)

日記。

朝に体重を測ると、ついに大台ぎりぎりのところまできた。ここまで減ったかー。もう何年ぶりだろう。

USPS。

ハリケーンはそれてくれていたようで、荷物はいま空を飛んでいるらしい。今日の夜に関西空港に着いて、明日には家に届くかなと。税関で時間がかかったら明後日かも。

それにしても送料116ドルって。空中配線が振動で外れないことを祈っておるのである。これで壊れていたらまた同じぐらいの送料を払って送り返さないといけないじゃないか。

お買いもの。

日本橋へ。

ディスクプラザ。ぴちぴちピッチのCDを補給しにきたのだけれど、最近出たらしいものが見つからない。で、植田佳奈のDVD「Voila! -kana ueda music video collection-」を買ってしまう。

かに。

先輩(P)が北海道からの土産にかにを買ってきてくれたらしいので、呼ばれていく。

ああ。かにだ。かにの味がする。しばらく病人の生活をしてきたので、いま、なにを食べても感動する。なにを食べても味もにおいも濃いのである。

あと別の先輩(A)の天久聖一の「悲しみジョニー」(Columbia)のDVDを見せられた。笑いすぎて泣いた。でも、ここまで笑う人ってぼくと彼だけのような気がする。

19 sep(sun)

あらまし。

無料で全チャンネルが。

USPS。

やっぱり全身に力が入らない感じで、今日も昼寝する。

荷物は今日の朝に日本に着いているらしい。「日本」ってどこなんだ。大阪なのか成田なのか。

お手紙。

「ケーブルテレビに加入しなくても無料で全チャンネル見れる」という題名のメールが一挙に4通もやってくる。太っ腹の高田社長でも、3通もおまけしちゃったりはしない。ちょっと前から「ケーブルテレビを見放題!! TVや雑誌で噂のマルチチューナー」なんていうのも届くようになっている。流行っているのか。

万能チューナーを買えば、無料でCATVの放送が受信できるらしい。出力がCATV放送だとしたら、入力は空中線の放送波なんだろうか。その信号はどこからくるのだろう。放送局の中継用に使っている帯域を受信するのはちょっと大がかりになりそうだ。

で。もう見ちゃった。怖いもの見たさでメールにあるURLを踏んじゃった。集合住宅なんかでCATVの信号が各戸に配付されているような環境であることを前提としたもので、暗号化信号を復号化して見せる製品らしい。

へーそうかー。日本橋の路上で売ってるのもこういう製品だったのかー。

20 sep(mon)

あらまし。

通関業務。

USPS。

まだ「日本に着いた」という情報のまま変わらない。ああそうか。土曜と日曜と祝日は通関をやってないから、倉庫に積まれたままなんだ。これじゃあ届くのは明後日になるかもしれないなあ。

お買いもの。

今日は朝8時ごろに駐車場の券をもらいに行く。また帰って昼寝して、昼からリハビリのために薬をやらずに外に出た。

ディスクプラザ。マリみてDVDの限定版の高いほうが安売りされている。どうしたものか。買っても観ないような気がするので、こらえる。

ディスクピア。ぴちぴちのCDを探す。中田あすみ「Splash Dream」、寺門仁美「Ever Blue」、浅野まゆみ「Star Jewel」、「マーメイドメロディぴちぴちピッチオリジナルサウンドトラック」の以上4枚。たくさんあるシングルまで揃えてあるので、えらい。最近出た「ピュア」のアルバムはすでに持っている曲ばっかりだったのでがっかりした。

中古レコードの店。ここのところたまに中古レコードの店に寄って「ギャル」と「ローレン・中野」のレコードを探している。わたしがここで「ギャル」と書いたらふつうは「フランス・ギャル」なのだが、そっちじゃなくて、黒木真由美、石江理世、目黒ひとみの3人組のほうである。ギャル「マグネット・ジョーに気をつけろ」、同じく「薔薇とピストル」の2枚がいっしょに見つかった。それぞれ1,800円もする。

わんだーらんど。果てしなく増え続けるマリみてアンソロジーもの。「薔薇物語 グラン・スール」と「ごきげんよう 薔薇の乙女」[2]を買う。さっきレコードを買ったらお金が残っていない。なのでカードで払う。

ギャル。

えんやこらと配線をつなぎかえて、ギャルのレコードを聴く。「マグネット・ジョーに気をつけろ」から聴いていく。うはー。CDで聴いたのと同じ音だー。

「薔薇とピストル」よりも「マグネット・ジョー」の方がかっこいい。「薔薇とピストル」はエロくしようとするあまり「あーあー」という合いの手がしつこい。両面あわせて4曲どれも、歌がやたらめったらきれいだ。でも、デビュー曲であった「薔薇」とそれに続いた「マグネット・ジョー」は、ギャルの方向をはっきりと表している。歌がうまいのに色物なのである。なんだか変でくすぐったい。もっと弾けていたらと思うのである。

21 sep(tue)

あらまし。

秋の予定。

USPS。

税関の検査を受けているらしい。時間がかかるなあ。

日記。

測定。また測定。これは疲れる。目を閉じるとオシロスコープの緑色の線が。休みなく働いていると口の中が渇いてくる。

9/23の浜松町はあきらめ、10/10の蒲田に行くことにする。例によって新幹線の切符を予約する。片道1万円ぐらいまでに下がらぬものか。で、11/07はせらみゅのイベントでまた池袋。

22 sep(wed)

あらまし。

空輸に1日。倉庫に5日。

USPS。

税関の検査を通ったらしい。こんなに時間がかかるものだったとは。これでいいのか日本の貿易。

日記。

今日も目を閉じるとオシロスコープの緑色の線がぼんやりする。

歳をとるとともに、身の回りの誰かが死んでいく。何年か前に職場の人が亡くなったがあるけれど、わたしは職場を移ったばかりでほとんど面識のない人だった。身近な人が死ぬことはそうしょっちゅうあるものではない。だから今日はこたえた。

23 sep(thu)

あらまし。

届いた。

お買いもの。

昼間っからのったりと歩き出して、駅まで切符を買いにいく。

「ぷにケット」と「十月のロザリオ」の帰りはバスで帰ることにした。滞在時間は2時間半だけ。1時半ぐらいに会場を出て、蒲田からあざみ野まで40分ほど。そこから東名江田まで、迷子にならなければ徒歩8分。そこから大阪まで7時間。昼行バスは安いので一度やってみたかった。新幹線より7,000円ぐらい安いのだから、その分大急ぎで本をたくさん買うのである。できることなら、もう1時間ぐらい遅い便も欲しいもんである。

近所の本屋さん。小川京美「学校の怪談」[1]があったので買う。顔色の悪い花子さん(好物はいちご大福)がもう。雑誌「Analog」を買おうと思って立ち読みする。真空管アンプがいくつか取り上げられている。おおこいつはいいやと思いきや、どれもこれもふたを開けた写真にプリント基板が見えるじゃないか。もう、駄目なのである。もうプリント基板じゃ萌えないのである。手作り感ただよう空中配線じゃないとハアハアできない身体になってしまった。そんなこんなで買わなかった。

夕方に例の荷物が届いた。オーディオアンプが1台とケーブルが一組。オーディオアンプは関税はかからないと思っていたのだけれど、どこかにかかっていたらしく300円課税されていた。あと消費税が4,700円。郵便局への手数料が200円。しめて5,200円をその場で払う。輸入品でも消費税がかかるというのを忘れていた。

音。

例の荷物の箱を開ける。Decwareというガレージメーカーが作っている真空管のプリアンプZTPREである。同じメーカーの、SV83を出力段に使ったパワーアンプSE84Bだけを買って、はや4年。やっと清水の舞台から飛び降りてプリアンプを買った。1,355ドル。

えんやこらと配線をつなぎかえて、99ドルの銀線のケーブルも差し込んで、音を出してみる。電源ユニットが別筐体だったり、バイアスとカップリングの容量を切り替えるスイッチがついていたりと、とにかくふつうじゃない。音もふつうじゃなくて、ずいぶんがさがさする。輸送中に壊れたんじゃないかってな音がする。なんだこりゃ。

しばらく音を出していて分かった。でっかい電解コンデンサか真空管のどちらかが暖まるのに時間がかかるみたいだ。だんだんまともな音になってきた。5分かそこらでは足りないらしい。でも、30分経っても大きな音になるとがさがさする。

1時間経ってもがさがさする。がさがさ音が出やすい曲を見つけだして、何回もそこだけを聴く。バイアス設定を「Aggressive」から「Normal」に変えるとがさがさ音がなくなることが分かった。ひょっとしたら電源電圧がAC120Vじゃなくて100Vだとまずいんだろうかと心配したけれど、とりあえず治ったのでよしとする。カップリングの容量は4uFと0.47uFが選べるけれど、いまのところ後者にする。

音は全体に分厚くなって、艶が乗る。いまの構成ではアナログレコードを聴けないので、冬の賞与でフォノアンプを買いたい。拾いもののターンテーブルもなんだか怪しいので夏あたりには買い換えたい。ここまでやって、5年前に壊れたCDプレーヤを買い換えたのにはじまった、オーディオセットの買い換えもぐるっと一巡する。でも、CDプレーヤもそろそろ安物から脱したい。

バス。

なんと。東京-大阪間の移動にもっと安いバスがあった。オリオンツアーが4列シートのバスで夜行4,000円を実現していたのである。安ーう。JRバスなら5,000円である。でも日によって値段が違うらしく、安い日じゃないときはここまで安いわけじゃない。

3列シートの夜行だと西日本JRバスが8,600円で、オリオンツアーが6,000円だからかなりの差である。ここがすごい。旅費を抑える方法ってちゃんとあるんだなあ。

24 sep(fri)

あらまし。

ぼんやり。

お買いもの。

Amazonからいつものものが届いていた。

DVD。「花右京メイド隊La Verite」[4]、「マーメイドメロディぴちぴちピッチ」[14]の2枚。

12月に「ぴちぴちピッチピュア」のDVDが箱で出るらしい。

日記。

「先生! えろゲー買いに行っていいですか」と言わんばかりに、もう7時ぐらいになるとそわそわするのである。8時にソフマップが閉まっちゃうからそろそろ出ないと間に合わんのである。「ナースにおまかせ」が売り切れちゃうじゃないか。

でも、結局10時まで職場にいた。あいかわらず目を閉じればオシロスコープの緑色の線がぼんやりする。もう測定しかしていない。ぼんやり。

月例経済報告。

残業手当72,369円。休出手当11,119円。アレしてナニして200,929円。

25 sep(sat)

あらまし。

「ナースにおまかせ」(アトリエかぐや)を買いにいく。

音。

プリアンプの電源を入れっぱなしにしてCDの信号を入れて慣らし運転をしている。丸一日経つと、音の角が取れてなめらかになってきた。

お買いもの。

はは早くソフマップにナスおま(「ナースにおまかせ」の略)を買いに行きたいのに。今日はせらみゅの秋のイベントの券の発売日じゃないか。なので10時まで待つ。まだかまだか。

なかなかチケットぴあのwebサイトの認証につながらない。10時50分ごろにやってみるとあっさり買えた。11/07午後。1階後列のまん中。いいところが取れた。

音を出したりしているうちに時間はすぎていき、1時過ぎに日本橋へ着く。

ディスクプラザ。CD「マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア オリジナルサウンドトラック」を買う。

ソフマップ2号店。ナスおま見つからず。

ディスクピア。CDが2枚。中田あすみ、寺門仁美、浅野まゆみ「愛の温度℃」と「マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア ボーカルコレクションピュアBOX」[1]を買ってくる。

ディスクプラザの難波側の店でDVDの安売りをしている。マリみてのアニメ版のコレクターズエディションの1巻だけ3,000円で売られていた。でもこらえる。

ソフマップザウルスでもナスおま見つからず。

メッセサンオーでもナスおま見つからず。ここは仕入れ本数が少ないのか「売り切れ」という表記をいくつも見た。ちょっと前に出た「黒愛」(Clockup)でも代わりに買って帰ろうかという誘惑をはねのけ、押しのけ、梅田まで探しにいく。

梅田のソフマップにもなかった。

梅田のヨドバシカメラにはあった。たくさんあった。できればここでは買いたくなかった。だって「ポイント」を貯めるには、カードを作らねばならない。カードを作ったら次からここで買わねばならないじゃないか。こういうのってあんまし増やしたくないのである。でも、ナスおまを買うためにカードを作っちゃった。販売記録がえろゲー1点しかない顧客情報ができあがった。

ナスおま。

「ナースにおまかせ」(アトリエかぐや)を始める。いやはや売り切れ続出とは。アトリエかぐや、あなどりがたし。

鈴(りん)さんの京言葉で責められる。はんなりに殺されるー。うわあああ。

26 sep(sun)

あらまし。

今日もいじる。

音。

今日もプリアンプをいじる。バイアス電圧を変えたら音ががさがさすると書いたけれど、今日いじってみたら治っていた。まだ音が変わっていくのか。あと、カップリングの容量は小さいほうが音の分離がいいっぽい。

圧縮音源をいい音で鳴らしたい。と、同じことを考える人はいるようで、iPodを真空管駆動の装置につないじゃったりする人はいるらしい。こんな便利なものを、計算機のまん前や電車の中でしか使わない手はないのである。

iPodが3万円もすることよりも、別の障害があった。わたしのプリアンプには入力端子が2組しかなくて、CDプレーヤをつなぐと残り一組しかない。これじゃあ、アナログレコードをつなげなくなるじゃないか。ぎゃふん。こういうときは日本の量産製品の、かゆいところに手が届く仕様がうらやましい。

工作。

オーディオセットを入れている棚からプリアンプの脚が前にはみ出している。

プリアンプが業務用らしく19インチラック仕様なもので、ビス留めができるように前面パネルが左右にはみ出している。すると棚に治まらずに、前面パネルが棚の前端よりも前に出る。前面から50mm引っ込めた位置に棚の板を置いてあるので、脚が棚板からはみ出してしまった。これでは棚に筐体が載らないので、筐体の底面に手近にあった「消しゴム」を入れて脚にしていた。これではぐらぐらする。

近所の店で24mm厚の集成材の板を買って、幅も棚に合うように切ってもらって、棚の前面に近いところに載っける。誤差を考えて寸法を1mm小さめに指示したら1mm大きめに加工されてきた。そんなわけで結局ぴったり棚に収まった。とりあえず、これでちゃんと載るようになった。

27 sep(mon)

あらまし。

出張。

交通費。

10/10に蒲田に行く前日に出張をくっつけた。会社のお金で新幹線に乗ることになった。バスに7時間揺られなくてもいいのである。

お買いもの。

とらのあなから本が届いていた。ぴちぴちの薄くて高い本が2冊。

28 sep(tue)

あらまし。

忘れた。

日記。

もう何を書きたかったのか忘れてしまった。もう眠くてまいる。ナスおまで遊びたいのに。

29 sep(wed)

あらまし。

また台風。

音。

プリアンプにCDの信号を入れて、もう1週間動かしっぱなしにしている。もうそろそろ安定してくれるんだろうか。

カップリングの容量、バイアス電圧、カソード出力かアノード出力か、ってなことをまたいじる。これでけっこう音が変わったり利得が変わったりする。とりあえず好みの設定に落ち着くのだけれど、3枚ぐらいのCDを何回も何回も聴いている限りではかなりいい音なんじゃないスか、これは。いまのところ音の分離のよさと、なめらか感とざらざら感、人間の声の生々しさぐらいしか比較できていない。最適解が出るのはいつのことやら。

日記。

台風である。また台風なのである。

ちいとも会社は休みになりやしないけれど、もちろん休みになっても小人さんが代わりに仕事をしてくれるわけでもないのだけれど、ぼくはいつだって台風には期待しているのである。今日は台風だから早く帰ろうとか、そのためには仕事を早くやっつけようとか、降ったりやんだりする雨とか、吹いたりやんだりする風だとか、においの違う空気とか、明日こそ休みになってくれないかとか、そういったいつもと違う刺激にもう期待してやまない。

少女椿。

某有限会社エイアイアールはあまりに特異なえろゲーばかり出している。そんな特異な作品群の話題を扱う、某2ちゃんねるのエロゲー板にある「ハイパースペース」(通称、超空間)のスレッドはこれまた特異な空気に包まれている。ここに集う者はただ者ではない。途方もないくそゲーを買っちゃってもどうして楽しそうにしていられるのか。最近では「三味線の糸」の話ができる人がこんなにいるのが不思議でしょうがなかった。

そして今日は「少女椿」の映画版を知っている人がいた。もうお互いびっくりである。びっくりついでに久しぶりに調べてみたらば「地下幻燈劇画少女椿」が「東京国際ファンタスティック映画祭2004」に出品されていることが分かった。いったいどうやって。フィルムなのかテープなのか。やっぱり去年、丸尾末広のまんが「少女椿」の改訂版が出てから流行っている気がする。

木曜日の21時に新宿である。定時に会社を抜け出して新幹線に乗れば間に合う。でも、終わってから23時に東京を出る急行「銀河」には間に合うだろうか。いやいや、もう翌日は仕事を休んじゃおう。休めるかどうか分からないけれど、もうチケットぴあで指定席の券を買っちゃった。休めなかったら翌朝6時の新幹線で帰ってくればいいのだ。「アトラクション」がつくと書かれているので、初演と近い構成で公開されるのかもしれない。こうなったらみどりちゃんのシャツを着てはせ参じますともさ。

ありがとう超空間スレッド。なんだかもう出費がエラいことになってきた。

30 sep(thu)

あらまし。

新聞。

日記。

ふははは。今日ほど読売新聞を購読していてよかったと思えた日はない。「文藝春秋」の広告の大きな見出しに、

楽天三木谷に「ライブドア潰し」を哀願した巨人軍桃井球団社長

と書いてあったらしいのだけれど、見事に黒塗りと白塗りで「巨人」関係の言葉が消されている。こんな気持ち悪いものを見せるなんて。こういうことは、版ができたあとで誤字を修正するときなんかに、しかたなくやるものなんじゃないのか。

小学校のころから新聞を読みはじめて、朝日、日経、毎日、読売と読んできた。もういいだろう。もう読売新聞がどんなものかは分かった。母上が「映画の券」をもらいたいがために読売新聞を購読しているのだけれど、映画の券のためなら平気なんだろうか。もちろんまともな記事も多いのだけれど、本社のえらい人が堂々と署名入りで書く解説とか、コラムだとかの質が悪すぎる。記者がまともな記事を書いても、翌朝の「社説」が同じ話題を取り上げて台なしにしてしまう。

少女椿。

えー。「少女椿」を知ってる人がこんなに。やっぱり有名なのかー。丸尾末広のまんがを知っていることじたいは別にすごくない。映画化されていることを知っていても別にすごくない。でも、われわれはすごい。ような気がする。うまい棒持って新宿ミラノ座に集合だー。

それはそうと、身近な人が「東京国際ファンタスティック映画祭2004」に作品を応募していたと知ってまたびっくり。なんだ。なんなんだ。わたしの10月はどうかしてる。


あずまにおっしゃりたいことがありましたらお手紙ください

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