あずまの日記。

内容辛さ、辛さってなんだ。振りむかないことさ。

1 nov(sat)

あらまし。

ぐったり日帰り大冒険。辛口。

お出かけ。

5時である。さっき寝たばかりなのにもう起きるのである。ごそごそと起きだしてラーメンをすする。5時半にいつもの駐車場に行って並ぶ。なんとか駐車場の券には間にあった。

このまま帰らずに東京に向かう。6時すぎに駅で「ICOCA」を買う。本日発売開始のJR西日本のICカードなのである。初回限定5万枚な発売記念カードである。通常のカードはJR東日本の「SUICA」の色違いみたいな感じであんましおもしろくない。記念カードはイコカモノハシというでっかい鳥のキャラクターがででんと描いてある。さっそく改札で使うとSUICAと同じような挙動をする。

降りるときに「SUICA」と「ICOCA」を2枚重ねにして改札機のセンサに当てると、通れなくなる。「SUICA」のカードを無視してはくれないのである。やはりどちらも同じような方法で通信しようとしているのであろう。じゃあ最初からどちらかに統一しておいてほしいもんである。

で。乗り換えを繰りかえして新幹線の駅につく。いちばん速い列車の指定券を買おうとすると、もう満席だという。自由席の券を買って改札をくぐる。これが失敗だった。それから空席のある列車がくるまでに30分ぐらい待った。朝っぱらからかくも新幹線が大人気だとは知らなんだのである。いままで「のぞみ」がここまで混んでいることはなかった。自由席よりも700円ぐらい高くなるけれど、もうちょっとあとの列車の指定券を買えばよかった。

ワインの小瓶をあおったけれど眠ることはなく、ただ疲れた。池袋でまずせらみゅの冬公演の切符を買う。1/12の昼。冬公演はこの1回しか観れなさそう。

世田谷区大冒険。

もう昼である。下北沢の「マジックスパイス」に向かうのである。さて、わたしは下北沢がどこにあるのかを知らなかったのである。うははは。なんだか山手線の左のほうにあったような気がするので、まず池袋から新宿に向かう。埼京線の「川越」行きと「大崎」行きはまったく正反対なのだけれど、わたしは2分の1の確率でまちがったほうに乗ってしまい、板橋についた。

わたしは「川越」と「大崎」が漢字2文字の単語であるということ以外にあまり違いを見出せないので、こういうこともある。また逆方向の電車に乗るとすごく混んでいる。まったく昼間でもこの調子だとはさすが埼京線なのである。で、新宿についた。ここからどうしよう。

駅を出てほっつき歩いていると、たまたま最初に出くわした小田急の切符売り場の路線図で「下北沢」という3文字を見つけたので、すぐに改札をくぐる。今日はもうカードだらけなのである。「ICOCA」と「Jスルーカード」と「スルッとKansai」と「SUICA」と「パスネット」の中から最後の1枚を探しだして、いやまったく、便利になったのか不便になったのかよく分からないけれど、乗らねばならんのである。実はこれもまた正確ではなくて、もうちょっと面倒である。関西のカードとは違ってこっちのカードは残り金額が少なくなったカードでは入場することができないから、わざわざ磁気の切符を買わねばならなかった。

で、わたしにしては順調に下北沢の駅についた。新宿から少し離れると、もううす汚れた駅である。そこから用意した地図にしたがって歩くと、奇跡的にもすぐに店に着いてしまった。

カレー。

店のそばまでくるといつもの香辛料のにおいがしてくる。「マジックスパイス」は住宅地の中にある赤い建物で、とても目立っている。店に入ると店員さんもすごいかっこうをしている。わたしはさっそく「チキン」の「虚空」を頼むのである。

でっかい鶏のももが骨つきでどどんと入ったスープと、黄色いごはんがやってくる。このスープをまず口に運ぶととてもいい香りがする。もう一度口に入れると辛くなってくる。もうどんどこ辛くなってくる。不安になるほど辛くなってくる。しかしこれがうまいのである。調子に乗って追加のスパイスの粉を入れるとさらにとんでもないことになったので、それ以上はやめておいた。

時間をかけて食べているとだんだん冷めてくる。でも口の中は熱いし汗も出てくる。これで900円と「虚空」で250円追加だから、まあ安いもんである。店を出て歩いていると、さっきまで眠かったのにすっかり目が覚めていた。

お買いもの。

来るときは駅からすぐに店に着いたのに、帰るときには駅にたどり着けない。途中でかわいい雑貨屋さんなんかに寄りながら歩いていると、見覚えのない住宅地に入りこんだ。でも、交通標識の情報から近くに鉄道の線路があることは分かる。来るときの4倍ぐらい歩いて、踏み切りを2回くぐって駅に着いた。するとふしぎなことに小田急線の駅が京王線の駅に変わっていたのである。

渋谷に着いて、山手線に乗る。ここで急にだるくなった。半周して秋葉原に着いても身体が動かず、さらに半周して戻ってきてしまった。うははは。1時間も経っている。新宿から中央線に乗って秋葉原に行く。

たちばな書店で、鈴木かすみの写真集「あした」を見つけてしまったので買う。渡辺舞が載っている「Apricot」も買う。見つけてしまったんだからしょうがないじゃないか。

LAOXアソビットシティ。「姉、ちゃんとしようよっ! 公式ファンブック『愛と罵倒の日々』」、えろゲー「こすままにあ」(ディスカバリー)を買う。

ゲームセンターで「太鼓の達人5」を叩く。

牛丼専門「サンボ」で並々ならぬ量の「牛丼並」を食べる。

せらみゅ。

せらみゅの「秋のファン感謝イベント」の巻。夜の部。

ムーン(黒木マリナ)が当社比20%増ぐらいよくなってる。動きとか。マーズが早くも交代。2001年冬公演でアマゾネスカルテットのセレセレで出ていた本間理沙がでっかくなって帰ってきた。

前回のちびうさ(堀田実那)がちびちびになった。なぜに。ちびうさは大崎望絵。きゃしゃな印象。プルート(穂坂優子)は冬公演を最後に交代だそう。

タキシード仮面の城田優がかなりおもしろおかしくなっていた。なにがあったんだ。酔ってるのか。

宮澤明子、坂口祐未衣、遠藤あど、河崎美貴の悪者4人組が悪乗りしすぎだ。セーターとチェックの短いスカートのいでたちで「自惚れ少女がやってきた」で出てきたときは大笑いした。なんて馬鹿なんだろう。坂口がめちゃめちゃ楽しそうなのでもっとやってください。あと、ところどころ宮澤と坂口のからみがエロいのでもっとやってください。

握手会は天海土冥月夜星大だった。夜天くんー。

帰還。

おとなしく帰る。8時にイベントが終わって東京駅に着いたのが9時。もう9時18分の最後ののぞみしか残っていないのである。またワインの小瓶を買ってきてぐったりしながら帰る。家に着いて鍋物の残りものをつつく。

秋の公演支出。交通費30,000円。食費2,000円。劇場入場料3,500円。合計35,500円。

2 nov(sun)

あらまし。

欠席。

日記。

昨日家に帰ってきたら「エクスプレス予約」のカードが届いていた。もう遅いわー。あと注文していた携帯電話の充電池が届いていた。

第2回から通い続けていたけれど、今日の「ぷにケット8」は欠席である。だから昨日はおとなしく帰ってきた。まったく弱くなったもんである。

夕方までおひるね。

酒。

大学の同期5人で飲んだり食べたりする。年末のまんが大会と正月のせらみゅをどうするか打ち合わせ。

3 nov(mon)

あらまし。

ママは変だ。

こすままにあ。

えろゲー「こすままにあ」を始める。うははは。みどりママはかなりアホだ。主人公も変だ。

主人公がある日帰宅すると大きな祭壇の前でママが泣き崩れている。大事なひとを亡くして落ちこんでいるママをなぐさめていると、どうも様子がおかしい。別に父が死んだわけじゃなくて、熱帯魚の葬儀を盛大に行おうというのだった。

ひと通り葬儀がすんだあと、喪服姿のママを見ているとがまんできなくなって、主人公はママを押し倒してしまう。主人公もアホである。もう、なにが不謹慎でなにがエロいのか分からない。いやはや、いい買いものをした。

4 nov(tue)

あらまし。

寝る。

日記。

うへー。宿題が終わらないけど、もう寝よう。

5 nov(wed)

あらまし。

たいして行きたくもなかった選挙のアレである。

はじめての演説。

あたくし。流行の最先端から15メートルほど後方を行くあたくしの手元にさえも、アナタ、「政権公約」の冊子があるというじゃありませんか。表紙に「マンガ」と書いてあるまんがは本棚に入っていないけれど、表紙にでかでかと「Manifesto」って書いてあるマニフェストがいまここにあるというじゃありませんか。新聞にも載らないしwebで読めるわけでもないからわたしが見ることはないと思っていたけれど、いまここにある。

会社の労働組合がアレしてナニして、わたしは地元の選挙に出てるひとの演説を会社帰りに聴きに行くわけであるよ。べつにはがきを出したり電話をかけたりチラシを配ったり、そんなことをさせられるわけじゃない。話を聴くだけなら、まあ協力してあげんでもないから感謝したまえ。うっはっは。という感じで小学校の体育館というところに、かれこれ16年ぶりに侵入するのである。民主党はあんまし好きじゃないけれど、いま政権における身近な代替案として注目されているはずなのである。たぶんそうだ。そうであってくれ。

選挙に出ているひとはすぐには出てこない。さまざまなキャラクターの地方議会の議員の応援演説が3人も続く。分かりやすい話から泥臭い話までさまざまあって、最後の人は聴いているこっちが恥ずかしくなるようなことを平気で言う。30分ほど経ったところで先生が登場する。なんせこの人は30分刻みで場所を変えてはしゃべり続けているのである。台詞が酔っている。なんだかもう文化祭で芝居をやってるような勢いである。ところどころへんなこと言ってるんだ、この人は。このお祭りについてこれる聴衆とそうでない聴衆がいるに違いない。いままで選挙っていうのは紙に人か政党の名前を書いて箱に入れるだけのものだと思っていたが、めずらしいものを見た。

それにしても、である。選挙での演説の分かりやすさ、聴きとりやすさときたらなんなのだ。国会で首相や大臣が下手な朗読にもうちょっと活かされないものか。

6 nov(thu)

あらまし。

ジェットジョーンたんが。

お買いもの。

会社帰りに本屋さんに寄る。雑誌「ホラーM」12月号と「NHKテレビフランス語会話」11月号を買う。いままで近所の本屋さんにはフランス語会話だけは見つからなかったものだけれど、きょうは置いてあった。5冊もあった。表紙は黒ずくめの春菜たん。

れい子たん。

「ホラーM」を読む。うへえ。ジェットジョーンたんが。わしのJJがー。ジェットジョーンのスカートの中はどうなっているのか。それだけがあたくしの心のよりどころでしたのに。でしたのに。

なんだか「ホラーM」がエロ雑誌に近づいている。いわゆる女性向き。

楽しくて一気に全部読んでしまった。生ものには手を出さないロリコンのおじさんとか、病弱の少女を守る優男とか、平安時代の陰陽師の人とか、まあいろんな登場人物がいていろんな話があるのだけれど、すべて、かならず誰かが死ぬ。小学生の少女を強姦して首を絞めて殺して写真に撮ったりもする。女性向けのまんが雑誌なら載せても大丈夫なのである。こんなの世の男どもには見せられませんわね。おほほ。

いま見返してみたら、西川淳「FLY とんでもテレポートガールユミ」と、山本まゆり「リセット」と、辛酸なめ子の6ページのギャグまんが「渋谷デビュー」は人が死んでいなかった。人死に率81パーセント。

おけいはん。

な、なんだってー。京阪電鉄の宣伝に出てくる「おけいはん」は永遠の「22歳・OL」だと思っていた。そうではないと分かるのは思いのほか早かったのである。「淀屋けい子」こと水野麗奈から、「京橋けい子」こと江本理恵に替わる。もう「おとうはん」や「おかあはん」は出ないのである。妹もいないのである。

7 nov(fri)

あらまし。

5辛。

カレー。

また急にカレーが食べたくなったので、CoCo壱番屋の「チキン煮込みカレー」5辛を食べる。5辛が平気になってきた。辛さはひと通り体験してしまったので、香りがほしくなる。その点がものたりない。

ピンク。

朝っぱらからTVで「ゴシック」と「ロリータ」という語をかくも多用される日がこようとは。いや別に「ゴシック建築」と「ナボコフの小説」のことではなく。殺人事件の容疑者の服装の趣味なんかもうどうでもいいじゃないか。

じゃあなんだ。わたしが「ピンクに傾倒したwebサイト」を作って日記に「行ってきます」とか書いておくと新聞に載ったりするのか。地元のうら若き女子が「ピンクとか超好きー」とか「ピンクって可愛いよねー」とかTVのワイドショーで言ってくれるのか。むしろ言ってください。

お兄さま。

サドの「悲惨物語」(澁澤訳)に出てくる貴族フランヴァルは、娘に自分のことを「お兄さま」と呼ばせる。そしてその他もろもろの不品行におよぶ。まいったことになったな、と思った。美しい主人公、美しい妻、美しい娘。「お兄さま」って呼んでくれる妹以外の人。館。馬鹿な友人。……うへー。えろゲーみたい。

長々とした修辞が伝染しそう。

8 nov(sat)

あらまし。

「ボーボボ」アニメ化さる。

日記。

行ったことのないところに出かけようと思っていたけどやっぱり寝てしまう。寝て読んで寝る。また読んで寝る。せめて壊れたヘッドフォンを買い換えに出ておくべきだった。こんどは耳が熱くならないものを買いたいけど、いいものは高い。

日本ブレイク工業。

「日本ブレイク工業社歌」をカバーする音源がもうけっこうな数になってきた。伴奏だけでなく歌も入れようという試みがなされる。わしも歌いたい。録音できないけど。

まめちしき。「ケミカルアンカー」というのは基礎工事に使う重石のようなものだと思っていた。どうもそうではなくて、ボルトとコンクリートを固定するための接着剤のことらしい。

ボーボボ。

うわああん。わしゃもう駄目かもしれん。あずまさんアンテナはもうさびついてしまった。「ボボボーボ・ボーボボ」がTVアニメになっているのをまったく知らなかった。さっき知らされたときには第一回放送はもう終わっていたのである。それどころか、単行本10巻がいつの間にか出ていてとてもがっかりした。しょっちゅう本屋さんに行っていたのに気づかなかった。

9 nov(sun)

あらまし。

ボーボボ10巻をやっと入手する。

日記。

ジャペァーンぶれいくイーンダストリーイズ!!(英訳)

「日本ブレイク工業社歌」の音がたまってきたのでCD-Rに入れる。これをオーディオセットででっかい音で聴いてみた。うへえ。原曲は圧縮しすぎて音が妙なことになっている。ホンマもんのCDの音で聴ける日はまだなのでありましょうか。

お買いもの。

投票の帰りに本屋さんに寄る。澤井啓夫「ボボボーボ・ボーボボ」[10]をまず探す。ほんとうにあずまさんセンサーはどうかしてしまったらしくて、えらく時間がかかったけれど見つかった。あと澁澤龍彦「世界悪女物語」がなぜか目についた。なぜか解説が美輪明宏ですって。買ってくる。

10 nov(mon)

あらまし。

わたしロリータ。

お買いもの。

会社帰りに日本橋に行く。

ヘッドフォンを探す。いままで使ってきたソニーのMDR-Z700はいまも上新電機に置いてある。アームの伸び縮みする部分が根元から折れてしまったのだけれど、展示品も同じ部分が折れていて粘着テープで補修してあった。外観のわりにはあんまし丈夫ではなかったのである。ソニーの40,000円ぐらいするものがとてもよかったのだけれど、さすがに高いのであきらめる。

30分ぐらいかかってソニーのMDR-F1を買うことに決めた。耳から少し浮いた場所に振動板が置かれる構造で、振動板のまわりはすき間だらけである。ずっしりした音の密閉型とはぜんぜん違う音がしておもしろい。20,000円ぐらい。で、これで聴く音というのが、HDDにわんさか入っている圧縮ファイルだったり、えろゲーの台詞だったりするわけである。

帰りにステーキ500円という店を見つけて入ってしまう。できたばかりの店で、780円のところが500円になるらしい。ライスのセットは200円増しなので、700円になった。食べてから帰る。

空間周波数。

Pentile Matrix」は液晶パネルの工夫で視覚上高い解像度を得る技術である。液晶とカラーフィルタの画素の形状や大きさを故意にずらしたり、視覚にとって鈍感な青色の画素を犠牲にしたりする。前者のような手法があるとは驚いた。

ヘッドフォン。

新しいヘッドフォンを買ってきたのがうれしくて、さっきから聴きまくりである。音が軽いのはまあいいとして、ちょっと音が高いほうに寄っていて派手だ。しばらく鳴らして落ち着いた音になってくれたらいいのだけれど。密閉型と違って低い音が逃げてしまうので、ますますこのような音のバランスに寄与してしまっているように思われる。それでも耳が熱くならないからいいのである。

……ん。んんんん。インピーダンス12オーム(1kHz)って書いてあるではないか。もしかすると、これをまともに鳴らそうと思ったら、いわゆる「ヘッドフォン端子」のアンプでは足りないんじゃないか。ヘッドフォンアンプがいるんじゃないのかー。ああああ。

いやいやいやいや。民生用の機材なのに、そこまでせねばならぬ代物なのか。これで設計どおりの音が出ているとするべきなのか、アンプをはさむべきなのかで悩む。このさいだからPCとMacの音を切り替えられるように2入力のヘッドフォンアンプを入れてみるかと、探してみたら3万円ぐらいする。そこまでの高級品はいらない。1入力なら5,000円ぐらいで見つかった。どうしようー。

はあはあはあ。現状でいいのだと納得する。

春菜たん。

今週はインタビューでAlizéeが出ていた。フランスのロリータアイドルと紹介される。デビュー曲が「わたしロリータ」である。またしてもTVで「ロリータ」という語を見てしまったのだった。

11 nov(tue)

あらまし。

銀髪の少年はどうなっているのか。

カレー。

昼間っから会社を抜け出す。今日は「船場カリー」である。ビーフカレーの「激辛」をたのんだ。ここのカレーはどうにも甘い。やっぱり甘くて辛いいつものアレだ。しかし「激辛」の辛さはなかなかすごくて汗が出た。最後の最後にごはんが先になくなってしまったので、生卵をかけて薄めて食べた。しめて730円。全財産が764円ぐらいしかなかった。

日記。

カレーを食べたあとしばらく未踏の地を探検する。狭い路地をただ歩いた。分岐に継ぐ分岐のすえにすぐに迷子になる。ひとたび災害が起こったら逃げ場がなさそうなほど、古い木造の長屋なんかがびっしり立っている。いろんな家から食べもののにおいが流れてくる。大昔に祖父と祖母がこんな感じのところに住んでいたから、懐かしい感じがする。

ものすごい数の路上生活者を見た。西成のあたりは物価が違うようで、自販機の間で価格競争がある。80円とか70円という看板で競っている。

検討。

12月発売のえろゲー。

「王立ネコミミ学園 〜あなたのための発情期♪〜」(Dress) 発売日は12/12に延期。うははは。猫耳の少年が「好きな人はお兄ちゃん」って言ってくれるそうDeath!! 一部の婦女子から「あらぬ疑い」をかけられると書いてある。じゃあ、もう「あらぬ疑い」じゃなくしてしまえばいいのである。で、この銀髪の少年は主人公とあらぬことに及んだりするんですかー。どうなんですかー。

「黒薔薇は夜に咲く」(D-angel) 12月発売予定。だってもう、真っ黒である。衣装が。こんな面倒なふりひら衣装の絵が満載というのは珍しいので押さえておくかと。

12 nov(wed)

あらまし。

いっしょ。

日記。

うへー。「保母さんといっしょ」をどうしよう。越えてはいけない一線のような気がする。

13 nov(thu)

あらまし。

買おう。

日記。

ああ。買おう。買ったらいいんだ。

14 nov(fri)

あらまし。

カレーと保母さんと猫耳。

カレー。

会社帰りに梅田の地下街のインド料理屋「ミラ」に入る。チキンのカレーをナンといっしょに食べる。インド料理屋は、日本風のどろっとして甘いカレーを出すことはないから安心して食べられる。さほど辛くはないけれど、のどに刺激がある。

お買いもの。

日本橋に行く。「保母さんといっしょっ!」を買ってくる。あと「王立ネコミミ学園」を予約する。「王立ネコミミ学園 あなたのための発情期」と書かれた予約券は、なんとも他人に見られたくない感じである。

15 nov(sat)

あらまし。

双子とできるもん。

双子とできるもんっ。

「保母さんといっしょっ! 双子とできるもん」の巻。

娘っ子二人とどうこうなるらしいのを期待して買ってきたわけだけれど、はやる気持ちを抑えねばならない。双子の保母さんと、園長先生を終わらせないとその道には進めないらしいのである。

うははは。本当に双子とできるもん!! 園長先生のおばさんっぷりもいい。なにより、この「幼稚園なのか学校なのかさだかではない、子供の多い施設」の中であれこれコトに及んでしまうのが馬鹿馬鹿しくてよかった。子供たちに隠れてわざわざトイレとか茂みとかいろんなところで毎日毎日同じようなことをする。

16 nov(sun)

あらまし。

またカレー。

日記。

朝っぱらからまたTOEICの試験を受けに行く。今回は眠くならずにすんだから、たいした進歩である。

「印度屋」でカレーを食べて帰ってくる。

17 nov(mon)

あらまし。

ペコペコ!!

れい子たん。

せんだみつお(挨拶)!!

会社帰りに「ゾンビ屋れい子」10巻を探す。2軒めぐったけれど見つからない。

おてがみ。

宣伝のメールは数あれど、こういうのははじめて見た。

あずま。さん、こんにちわ!(≧∇≦)/
はじめまして! m(__)m ペコペコ!

杉山ヒロシと申します。
いつもあずまの日記。を拝見させてもらっています。
あずま。さんの冴え渡るトークで楽しませてもらっています。
いつの日にか「もものき
」を
抜ける日がくると、信じています!(^ー^* )

さて、実は偉大な「ネットカリスマ」であるあずま。さんに
お願いがあってメールしてしまいました!m(._.)m

この度、私は「もてメ〜ル」なるサイトを立ち上げてみました。
早い話が
1.沢山の出会いの掲示板で新しい女性からのカキコを発見
2.あらかじめ登録しておいた自分のメッセージを自動的に女性に送信
(以下略)

おおおお。自動でわたしの名前やここの題名だとかを入れてメールを送信してくれるらしい。わたし以外にも同様の文面が届いた人がいる。こりゃあハイテクだー。ペコペコ!!

18 nov(tue)

あらまし。

なんでもランキング。

日記。

うへえ。「なんでもランキング」のランキングリストは奥深い。「はてなダイアリー」あたりを使って、日記形式で1位から6,555位までの解説を書いていけばどえらい辞書ができそうだ。「はてなダイアリー」は登録された単語については辞書へのリンクを勝手に作ってくれるのがいい。

19 nov(wed)

あらまし。

現実逃避。

日記。

例の英語の試験の成績をなんとかするべく、現実逃避をあきらめて英語のクラスに通うことになった。うはー。まわりの人のレベルが高いわ、こりゃ。入れる高校、入れる大学、入れる会社とたどってきたわたしは、いままで勉強なんかしたことがないのである。なんちゃら節の中の動詞は原形とか過去分詞形だとか、こんなの高校で習うのか。すげえ。

20 nov(thu)

あらまし。

休み。

日記。

今日は個人的に祝日なので会社を休む。午前7時10分に駐車場の券をもらいに行く。帰ってきてまた寝る。

「なんでもランキング」6,001-6,555位の投票物に解説をつける、はずが間に合わず。

ううう。酔ってますよ。

21 nov(fri)

あらまし。

頭痛。

日記。

うむむむ。頭が痛い。

22 nov(sat)

あらまし。

冒涜である。

分類。

うぇぶんるい」によると今月の日記は以下のように分析される。

String Length: 19806 byte
Language :Japanese euc-jp
Checked Language: Japanese Title: AZUMA's diary 2003/11
Category: 暴力/暴言/冒涜:228 私用:91
私用:91,アダルト:30,掲示板:34,暴力/暴言/冒涜:228,オタク:30

「暴力」だなんてこのあたくしに最も似つかわしくない言葉ではありませんの。「暴言」はどうかなあ。今月は不穏な文を書いた覚えはない。そうなるともう「冒涜」しか残っていない。「ゾンビ屋れい子」あたりがキリスト教の価値観を冒涜していると判断されるのかもしれない。

せらみゅ。

しまったー。せらみゅの千秋楽の切符を取るのを忘れていた。すでに午前11時40分。あわててチケットぴあのwebで買う。ものすごくうしろの席。

お買いもの。

外に出たくなかったのだけれど、夕方になってからがまんできなくなった。れい子たんの単行本を探しに行く。

梅田のブックファースト。9巻までしかなかった。「百合姉妹」2号は今月28日に出るらしい。

難波のわんだーらんど。「ゾンビ屋れい子」自体が見つからなかった。

とらのあな。店が広いので時間をかけて捜しまわった。見つけたと思ったら9巻までしかない。9巻の隣に1冊分のすき間が開いているではないか。もう売れてしまったのである。これはがっかりである。しかしこれだけ大きな店で在庫がないとは思えない。店員さんに聞いてみたらば、新刊のところにあるという。わたしはその何百種類も平積みにしてあるところはすでに見たのだけれど、見つけられなかった。店員さんはあっさり見つけてくれた。三家本礼「ゾンビ屋れい子」[10]を確保である。

あと今野緒雪「マリア様がみてる/レディGO!」を手に取る。勢いにまかせてキャラット出版から出ているマリみて本の漫画のアンソロジー「マリアフェスティバル」まで取ってしまう。ああ恐い。「園ジぇる」を見つけたけど、いくらなんでもこれはちょっとという感じなのでまた棚に戻す。すると。すぐそばにショタ本がたくさん。たくさん。ああああ。松文館から出ているアンソロジー「少年愛の美学[1]The 女装少年」をさっきのマリみて本の上に積んでしまう。あと牛乳リンダ「エロチックメルヘン」も積む。以上5点。

23 nov(sun)

あらまし。

肉を食らう。

れい子たん。

「ゾンビ屋れい子」10巻のみどころ。[1]れい子たんの紫パンツ。[2]ジェットジョーンの悪夢。[3]ヒムラーの糞便趣味。

ジェットジョーンがますます愛らしい。スカートの中まで見せて恥じらうことのない主人公とえらい違いだ。

日記。

夕方から焼肉を食べに行く。あと久しぶりにカラオケで歌う。「あかるいサザエさん」の3番の、「父さん、カツオも落ち着いて」という歌詞が笑いのツボを刺激した。

24 nov(mon)

あらまし。

寝る。

日記。

寝る。外は雨だ。寝続ける。電気毛布の温度が高すぎて、夕方に起きると全身がだるかった。

25 nov(tue)

あらまし。

風邪かも。

大砲。

世界唯一の「2砲身の大砲」の記事は、大失敗であった新型の大砲がたどった意外な日々が描かれている。こんなちょっとした歴史の事件でもとても面白いではないか。

日記。

頭痛。熱っぽい。まずい。

月例経済報告。

残業手当74,142円。アレしてナニして183,026円。

26 nov(wed)

あらまし。

眠いし。

日記。

ううう。眠いアンド熱っぽいアンド頭痛が痛い。でも家に帰ると治る。

27 nov(thu)

あらまし。

餃子。

餃子。

「餃子の王将」の餃子が半額なのである。なので父上といっしょに買いに行く。

父上がなにか言った。なんと言ったかは忘れたけど、なにか言った。わたしが「へえ」と答えたら、父上は「5へえ」と言った。もう日本語は崩壊寸前です。

帰って餃子を食べる。すごい早さで食べる。わたしはこの刺激的な食べものが、カレーの次ぐらいに好きなのだ。

28 nov(fri)

あらまし。

また餃子。

日記。

今日も餃子が半額なのですごい早さで食べる。

……うわああああ。どどどど、どうしようううう。

29 nov(sat)

あらまし。

眠れないのである。

お買いもの。

夕方になった。雨がやまないけどお買いものである。

駅の本屋さんで「百合姉妹」Vol.2を見つけた。すぐに見つかってしまった。創刊号が出たときは次はないのかもしれないと勝手に心配したものだけれど、もしかするとどこの本屋さんにも置かれているのであろうか。あと、これだけを買うのがなんとも恥ずかしかったため、なにも考えずに一冊手に取った。池田多恵子「スイートいちごショコラ」1巻。なんと糖分たっぷりな題名。別の恥ずかしさが加わった。

その後知り合いの公演をのぞきに行く。うはははは。どんどん変になっていく。厚かましくも打ち上げについて行く。居酒屋にカラオケセットがあった。鳥羽一郎の「兄弟舟」をみんなして歌う。4回も。いい声の人とデュオで演歌を歌う。ああ幸せ。

ところで「きょうだい」の変換候補の最初が「兄妹」になっているのはいったいどうしたことか。

日記。

深夜に帰ってきて寝る。寝るはずがぜんぜん眠れない。こんなの数年ぶりなのである。ああもう。あの人のことを考えるとこの身体の火照りで夜も眠れませんジュテーム!! いやいや。そんなんじゃない。なにか変だ。身体の右半分がかゆいのである。うあああ。さっき飲んだ酒のせいなのか、赤い唐辛子をばりばり食べてしまったのがいけないのか。

寝るのをあきらめて「百合姉妹」を開く。ぶはははは。ちょっと酒の回った頭がすぐに耐えられなくなって本を閉じる。「スイートいちごショコラ」を開く。これはなかなか変だ。ケーキ屋さんの話。1話8ページしかないので、すぐ始まってすぐ終わる。さすが「小学3年生」連載なのである。なんとも潔くて説明がほとんどない。

でもいつの間にか寝ていた。外が明るかった。

30 nov(sun)

あらまし。

伊代はまだ十六だから。

日記。

知り合いのバンドがフォルクローレを演るというので観に行く。葦笛のサンポーニャとか、あと貝がらがたくさんぶら下がった楽器だとかをはじめて見た。人と会うごとにわたしの携帯電話のピンク色とかちびうさとかに驚かれたり気味悪がられたりするのである。あんましカミングアウトさせないでー。

あと、メンバーの一人がチンドン屋さんをやっているという。数少ないホンマもんを目の当たりにしてかなり感動。世の中狭っ。

お買いもの。

突如として松本伊代の「TVの国からキラキラ」が聴きたくなり日本橋まで探しに行く。ディスクピアに松本伊代のCDが1枚あった。でも「センチメンタルジャーニー」は入っていても「TVの国からキラキラ」がない。壁に掛かった機械で検索してみると、問題の曲が入っている松本伊代のCDは1991年に出たあと廃盤になっているというのである。うむむむ。

1982年に出たアイドル歌謡ばかり集めたCDとかそういう方面で探すか、あるいはアナログレコードを探すか。突然聴きたくなっただけなので、できればあんましがんばりたくない。次に入った難波のタワーレコードで松本伊代「コンプリート・シングル・コレクション」を見つけた。廃盤になったCDがここにあったのである。こりゃびっくり。なので買う。

安いうどんの店に入る。ここの生醤油うどんも硬くておいしくなかった。

感想。

松本伊代のCD。うははは。「TVの国からキラキラ」は変な歌詞だー。「ねえ、君ってキラキラ」……ぶはははは。うん。この詩は変だけど間違ってはいない。「センチメンタルジャーニー」ってこんな曲だったのか。伊代はまだっ、じゅうろくだーからー。

百合姉妹。腹筋がよじれるのでなかなか読み進めない。漫画や小説以外のページがなかなかふざけている。これからもがんばってふざけてほしい。



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