あずまの日記。

内容●[1]映像作品の感想文[2]蛍光灯の下で見た幻覚の記録[3]ピンク色が意識にもたらす影響の考察[4]しばしば混入される嘘 まめちしき●パースエイダーは銃器。この場合は拳銃

1 may(tue)

(書き中)

2 may(wed)

帰還。

結局どこへも寄らずにおとなしく帰還。また列車を間違えて滞在を延ばすことになったら困るのだ。明日は学生のころの友人たちと飲み会である。

高松まで特急に乗る。さすがはエンジン二機搭載。音がものすごい。音がものすごいのできっと速いのだろう。そして高松から岡山まで快速。久しぶりに電車に乗った。これが速い。とても速い。これが電車である。速度計をのぞきに行ったら時速110kmほど出ていた。

橋を渡って岡山まで来ると、急に言葉が変わる。香川と徳島の言葉の発音は関西のそれに近いのだけど、瀬戸大橋を渡ると急に違うものになる。広島あたりと共通する中国地方の音になる。

姫路で乗り換えて新快速。これも速い。すごく速い。電車が本気を出せばこうである。新快速というぐらいだから新しいのだろう。京橋でカレーを食べてから帰る。久しぶりに肉を食べた。

プレゼント。

帰ってメールを読んでいると、日本玩具協会から1通届いていた。東京おもちゃショーに行く前に見たwebで、アンケートに答えた人の中から抽選でなにかが当たるらしい。で、なにかが当たってしまったらしい。なにが当たると書かれていたか忘れてしまったし、いまとなっては分からない。なにがもらえるんだろう。どきどき。

諸事情により受取を拒否する場合は締切日までに連絡せよ、と書いてある。なにを送ってくれるんだろう。どきどきどきどき。

3 may(thu)

A5。

列車に長く揺られているとときどきキーボードを叩きたくなる。きっとそういう病気なんだろう。A5の単行本ぐらいの計算機があったら持ち歩くかもしれない。でも、窓の外を見ていた方が楽しいのならば、使う機会がない。

MOSX。

Mac OS X 10.0.2を入れる。iTunesでMP3ファイルを再生しながらテキストファイルで文章を書く、という作業が10.0.1のときにはまったく使いものにならないほど遅かったのだけど、10.0.2では使いものになる。iTunes単体の最適化が進んだのだと思う。Carbon実行環境が速くなってくれないことには根本的な解決までには遠いのだけど。finderもわずかに速くなったような気がする。

飲み会。

飲み会。待ち合わせの場所がさっぱり分からず、梅田の街を30分探しても見つからない。歩道橋を降りたところにあるマクドナルドの店の前、というのが目的地なのだけど、どこにもそんな店はないのだ。ないものを探すというのはとても悲しい。一方で、その店が存在しないことを証明するのは非常に難しい。マクドナルドの店を探しだす能力を持った人が、梅田の街にある歩道橋のそばをくまなく探し続ける努力をして、はじめて「マクドナルドの店は存在しない」と言えるのだ。そんな店はない、とわたしが言ったところでだれが信じるものか。

持ち運べる電話機を充電していなかったもので使い物にならず、持って行かなかった。だから誰も助けてくれない。探しているうちに、見たことのない場所に迷いこむ。引き返そうにも、あまりに人が多くて前に進まず泣きそうになる。これをくり返すのはあまりに悲しいのでもう帰るしかない。ああ帰ってやるさ。

で、家に帰ってきたらば電話機の充電がすんでいて、さっそく電話がかかってくる。泣きそうになったのはなかったことにして、また出発。2時間40分遅刻。

すっかりできあがったふしぎな世界に到着。久しぶりに会う面々をさし置いて、電線屋の相棒につかまる。電線屋の相棒が電線屋に「少年達の病棟」を買ってもいいかと尋ねているのはあまり微笑ましくない光景だった。あと「地×鋼」がどうのこうのだとか、どうしようもない話。なんだか3人だけ異様な世界にいた。電線屋の「着せるぞ」という台詞がおもしろかったのでここに記録。

飲みすぎ。ちびバイクを留めてある駅までたどり着くことができなくなった。別の路線の駅まで行って、そこから歩いて帰る羽目に。ゲーム屋に近道を教わり45分で帰ってこれた。新記録達成。

4 may(fri)

先々週のどれみさん。

「先生が止まらない!!」の巻。

あらすじ。藤原、妹尾、瀬川のいる学級では授業が荒れ放題だ。児童は騒がしく、走り回る者さえいる。新任の担任の西沢はそのことをとても気にかけているのだけどなかなかうまく授業が進まない。西沢が落ち込んでいるので、おジャ魔女たちはお菓子をごちそうする。その翌日、西沢の授業は豹変する。

感想。西沢先生の声ってどう聞いてもシルバー王女なので困ってしまう。関先生の声ってクラウドなので以下略。西沢先生に限らず、授業がうまく行かないなんてのはいかにもどこにでもありそうな話だ。西沢先生は突如として関センパイのように行儀の悪い子供にチョークを投げ付けたり、夕陽に向かって走り出したりとなんだか妙な世界に入りつつも、なんとか子供たちの信頼を得てしまう。

実際には1日でこんなにうまく行かんとは思うのだけど、子供たちはちゃんと先生のやることを見ている。だからなんとかなった。西沢先生が泣き出してしまったり、突然子供たちを外に連れ出したりする経緯をちゃんと分かっている。

見どころ。なぜか西沢先生も必殺チョーク投げを会得しているところ。大学の教育学部ではこんなのも教えるのか。あるいは関センパイに習ったか。

MOSX。

会社の休暇の間にMac OS Xを触っておくことにする。

Mac OS Xのコマンドライン環境で日本語を表示するための第一歩。JTerminalという端末がある。拍手。この端末で、まずEUC-jpのファイルの中身が表示できるようになる。UNIXの流れをくむツールを使う以上はEUC-jpの文書を読むことが多いっぽいのでEUC-jpは必須っぽいんである。さらに、Macの流れゆえにファイル名がShift-JISだったりするというすごい状況に対応すべく「後ろ向き日本語拡張」NJEというものが作られた。拍手。で、これらがくっついたものが配布されているので、コンパイルする。Developer Toolsが使えるならば、Project BuilderでJTerminal.pbprojを開いてbuildするだけ。

これでemacsで書きものができるぞと喜んだ、のだけど。ことえりで入力した日本語の文字がJterminal上に載っかった瞬間、化けてしまう。かな漢字変換にはcannaが使えるらしいのだけど、また今度の機会にしよう。日本語ファイルが表示できるだけでも結構な進歩である。

5 may(sat)

昼下がり。

「もみじ」が行きづまったので久しぶりに「Darcrows」を引っ張りだす。現在2周め。両作ともものすごく理不尽な世界の話。理不尽さが陰惨さにならず、かといって笑いを誘うでもなく、単にえろい。笑いがないってのが、あたしにとってはすごく新鮮。ただ単にえろいだなんて。えろいだなんてっ。

いつか。

今度は学校の研究室のころの人たちと飲み会。実にいろんな人がいた。ソフト屋。電話屋。回路屋。学生。あと、ゲーム屋。

いつか、ゲームだけを作れるようになればいいのに。

という台詞はなかなか深かった。PlayStation2用アプリケーションを書くのが大変であるという話は聞いてはいたけど、はじめて具体的に聞いた。下の方の層の開発はなかなかすさまじくアレな感じ。こりゃあ小さい会社では大変そう。話を聞く感じでは、将軍が日本全国を征服したり、宇宙を統べる女王を育てたりするゲームではなく、ひたすら3次元なエンジンを作っているらしい。

6 may(sun)

重い。

早朝といおうか深夜といおうか。午前4時半。父上が副業から帰還。弟がいないので二人して弟のでかバイクを移動。とても重い。

それまでずうっと「Darcrows」で遊んでいた。で、そのあとも遊んだ。絵がなかなか揃わなくて困る。エレーナ王妃さまー。

あらためて父上は、祖父に似てどこででも食っていける器用な人だと思う。あたしゃ誰にも似ず、このありさま。そういえば、一つだけ受け継いだものがあった。中学校の「技術家庭」の製図の課題が、わたしだけ異様に早く終わった。

xDSL。

少し前に大阪めたりっく通信のADSLサービスがわたしの家で使えずにあきらめたことがあって、しばらくxDSLのことは忘れていた。今日NTT西日本のwebで調べてみたらすでにわたしの家はサービス地域に入っているらしい。あれまあ。

すぐ申し込み。PPPoEのしくみだとか料金だとかろくに調べもせずにその場で申し込んだ。現在ISPに使っているところは契約の変更なしで、現在の電話回線からADSL回線に移行できるらしい。実に簡単ではないか。こうしておけば、顧客のADSL回線開通とともに他のISPに移ろうという気を起こさせない。わたしもそうだから。

ここはいまと同じ料金でADSLを使わせるのか。なれば少々遅くても文句は言えない。今後、広帯域接続が流行ってくるとみんなして基幹回線を奪い合うことになって、結局電話回線とさほど変わらない速度に後戻りしてしまうということを予測していたりするのだろうか。

さて、あとはADSLモデムが届いてから配線をどうしたものか。

昼寝。

連休最終日の今日は昼寝に徹する。おひるね天国。愛と青春の昼寝。昼寝2001。昼寝かく語りき。昼寝伝説。ひるね族。

今日はすこし後ろめたかった。

7 may(mon)

出勤。

久しぶりに会社に行くと全身がだるい。なぜかまぶたが痛む。

xDSL。

家族の方々にADSL導入後の展望を説明。通話と外へのネットワーク接続が並行して行えるということで異論はなし。父上と配線をどうするかで悩む。

ん。んーっ。webをよく見たら、申し込み受付開始と書いてあるだけで、通信サービスが始まったわけではないらしい。こりゃあいつから使えるのか分からんなあ。

8 may(tue)

熱いの。

ううう。実験室に行きたくない。ううう。階段を昇りたくない。ううう。計算機から離れたくない。ううう。

昨日、会社の食堂で昼食を食べていた。中華丼の味が何かに似ていた。基盤の上をはい回るジャンパ線が外れないように止めておく、のりのにおいに似ていた。人呼んでホットメルト。べっこう色の棒を熱で溶かして、うにょっと基盤に押しつける。このときにいやなにおいがする。どういうわけか、口の中で中華丼のにおいがホットメルトのにおいに変わった。

中華丼のごはんの上にかけるものには片栗粉を溶いて粘性をつけてある。ここに茶色っぽい色が加わり絶妙なホットメルト具合なんである。食べたことはないけれど、ホットメルトを口の中に入れられたみたいな気分になる。口直しに卵の入ったスープを飲んだら、口の中がはんだの味に変わった。

味覚は嗅覚に依存する部分が大きくて、においで味の判断が変わってしまう。で、きっと、わたしの鼻の穴はホットメルトとはんだの煙を吸い込みすぎてにおいがしみついてしまったのだろう。なれば、なにを食べても熱い粘液に変わる。

9 may(wed)

何か。

ということで「何か。」でなにか作れないか。

よくあるのでは対等でない二人の登場人物がいる、ボケ-ツッコミ型の会話をする。で、計算機の片隅に住んでいて、ときどき思い出したようにへんなことをつぶやく。わたしはそういうひまつぶし用途ではなくて、会話の自動生成そのものに興味があって、どうにか遊んでみたい。

たとえば二者を対等にし、また一連の会話文の長さを制限しないとする。二者のうち片方が自分の持つ会話辞書を使ってなんらかの発言をし、相方がその発言からある単語を選び出し、また自身の持つ会話辞書とその単語を使ってなんらかの返答をし、またもう片方がそれに対して返事をするっていうのをくり返す処理がしてみたい。辞書を使う部分は偽AIでなんとかするとして。実用範囲内の辞書でどのへんまで有効だろうか。たとえ会話文が無茶苦茶でも、偶然おもしろい返事が作れたらうれしい。ああそうだ、本当に興味があるのは会話文の自動生成ではなくてギャグの自動生成だった。

あと。二人で碁を打つとか、素直に二人漫才とか。なにか変なもの。

日記。

家に着いたら正気に戻った。今日は殺意の日だった。また音楽がかかっていたら再発する。間違いなく。明日、また会社に行く。

何か。

Mac OS Xに移植された「何か。」を触ってみる。その名も偽林檎。自動生成される台詞でどこまで遊べるかということに興味があり、Mac OS Xで動くのならと手を染めてみた。Javaで書かれたソースコードをコンパイルする。これがなかなか動かなかった。原因は圧縮ファイルを展開するときにStaffIt Expanderが2バイト文字をディレクトリ名に加えていたことだった。そのディレクトリの内部で起動すると初期化に失敗して強制終了してしまうっぽい。そんなわけでディレクトリ名には気をつけることにする。

で。すでに誰かが作った既存のキャラクタのデータ(ここではキャラクタの定義と振る舞いの集合としてghostと呼ぶ)の中身をいじって、台詞で遊ぼうというもくろみだった。仕様書も探してきた。だがしかししゃべってくれない。偽林檎の実装の問題なのかghostの仕様なのか分からないけれど、ぜんぜんしゃべってくれないghostがある。しゃべってくれるものもあったが、今度は台詞の書き方が違っていて手が出ない。

で。自力でしゃべらせるより前に、Mac OS Xの遅さに対する我慢の限界が来て、やめた。いまはMac OS 9.0.4に戻して肩の荷が降りた。偽林檎さんさようなら。次は、いつになるだろう。

xDSL。

電話線の配線を調べるのと、LANの配線をどうするか考えるため天井裏を探索。なんとかなりそうではある。

10 may(thu)

日記#1。

昨日から今日にかけて、もういやになるほど表面実装の部品を取りつける。昨日よりうまくなったような気がする。おだやかで長い一日。座禅の気分。

MOSX。

もうMac OS X 10.0.3が出ていた。finderのデバッグがされているらしい。いま使っているけど、それ以外にとくに変わった感じがしない。やっぱりCarbonが重い。

日記#2。

ううう。酒に酔ったまま働き続ける感覚。毎日が文化祭の前日のよう。暗くなるまで教室に残って芝居の大道具を作っている感覚。差しいれのお菓子をかじりながら。ここの人たちはなぜ耐えられるんだろう。

日記#3。

数億円分の取引が今日の午後に消えてなくなる。すでに生産された分だけでも300台。数千万円。末端価格にするとさらに恐ろしい額。どないしよ。設計を振りかえるいとまも与えられず。次の脚本はもうできているときたもんだ。

携帯遊戯。

帰りの電車の中で。おっちゃんが立ったままうつむいている。手もとの小さな機械の上でごそごそと指が動いている。よく見るとビデオゲームに興じている。

さらによく見ると、小さな機械には「SNK」と書いてある。わたしは今日、はじめて「ネオジオポケット」を目撃した。白髪まじりの紳士がカラー液晶画面の中のスロットマシンを何度も何度も回していた。SNKが消えてなくなる前に、いいものを見た。

11 may(fri)

滅びれ。

Rambusに滅びがありますように。DDRなSDRAMのまともな競争相手になってくれればよかったのに。

眠い。

ねーむーいー。現在午後7時。きっと家に帰って計算機の電源を入れるあたりで、また覚醒する。

あまりに眠くて基盤を触れそうにないので午後8時に帰った。すきがあれば残業から逃げておく。働きものの方々は土曜も出勤。

今日のアレ。

USBはUniversal Studio Brazilの略。

b。

午後の紅茶bを会社の売店で発見。かくも身近にあったとは。すでに別の飲みものを買ってしまったので、そのピンクの紅茶は買えず。

12 may(sat)

処理。

以下のような行程で、髪にストレートパーマネント処理を施す。

[1]洗浄1
[2]液Aを塗布
[3]水蒸気雰囲気中に放置
[4]洗浄2
[5]液Bを塗布
[6]アイロンを用いて高温下での引っ張り処理
[7]液Cを塗布
[8]常温で放置
[9]洗浄3
[10]はさみで整形

費用は8,000円を要し、所要時間は4.5時間であった。ずいぶん髪が減ってしまったように見える。

お買いもの。

服を買いに行くがなにも買わず。その帰りに寄り道。はんだ付けのときに髪が焼け焦げないようにと、キティさんのクリップを買ってくる。400円ぐらい。ピンクと水色があるうち、ピンク色を選ぶ。

先々週のどれみさん。

「小竹vs鬼コーチ五十嵐」の巻。

あらすじ。サッカー部の親善試合が迫っている。ある日サッカーで有名な中学校から五十嵐先輩がサッカーを教えにくることになった。小竹は五十嵐にいいところを見せようとするが、自分ばかり目立とうとしたために逆にレギュラーから外される。小竹は代わりにレギュラー入りした伊東こうじとの関係がぎこちなくなってしまう。メンバーを入れ換えたことの真意が分からない小竹は五十嵐に勝負を挑む。

感想。五十嵐先輩のことを考えただけで目がハート形になるどれみさんを観るためにあるような話。なかなか小竹×どれみな感じにはなってくれない。どれみさんが差し入れに持ってきた菓子を、小竹は振りあげた手で台なしにしてしまう。最初に菓子を見たときはうれしそうにしていたのに、どれみさんの前でさえも素直になれない。このへんが、小竹もどれみさんもまだまだなんである。お菓子を何度も何度も持ってくるくだりは、小竹がレギュラーの座を取り戻すためにもっとうまくなれと言ったどれみさんの言葉とかかっているのだけど、冗長に過ぎる。過ぎるのだけど、こういうくだらないのも好き。

メモ。

9月はなにかと気になるイベントが。すべて東京にて。はっはっはっはー。どないせいっちゅうねんっ。

09/09(sun)東京都立産業貿易センター
うさみみ少女ONLY即売会「USA」

09/15(sat)東京卸商センター
おジャ魔女どれみオンリーイベント「も〜っと! MAHO堂大バザール」

09/29(sat)東京卸商センター
ふしぎ魔法ファンファンファーマシィー中心こにキャラ作品オンリーイベント「ぽぷケット3〜ぽぷりとふしぎななかまたち」

いまでもぽぷりさんな本を作っている人がいるというのは注目されることで、いまからでもいい本が見つかるんじゃないか、という期待はある。

13 may(sun)

きーあーいー。

インテックス大阪のComic Cityに行ってみた。大×賢な本を仕入れるために。

最初の1冊を買うまでにかなり悩んだ。ここは有明のまんが大会と違って人口密度がそんなに高くない。すると、自分が誰かに見られているという気分になる。自分より若い婦女子に囲まれていると、自分がいましようとしている買い物が恥ずかしいことなんだということを思い出してしまうんである。5冊仕入れたところで力尽きて会場を出た。日本橋に寄る気合が残っていなかったのでおとなしく家に帰る。

14 may(mon)

何百個。

表面実装のチップ抵抗をはんだ付けするのにもさすがに慣れてきた。うまく付けるとはんだの表面がなめらかになり輝いて見える。少々不器用でも、何百個も付ければなんとかなるもんである。

日記。

主任が風邪らしく早く帰った。じゃあわたしも早く帰ろう。現在午後7時20分。

今週中に有給休暇の残り分をやっつけないといかんのだけども、誰も休む気配がない。やっと一段落したんだし休みましょうよう。

なんだかんだいって、あたしゃ楽にさせてもらっている。土曜日は休みだし。

駄目。

昨日買った本を読んでいるとすごく恥ずかしい。いや、恥ずかしいというのを通りこして、自分自身がかなり駄目な感じ。2冊で力尽きる。

15 may(tue)

死体。

戦争の犠牲となった「英霊」に感謝をささげるのは勝手だけども。エラい人の言いなりになって無駄に死んでいったことは気にならないのか。そりゃそうだ。全部昭和天皇のためにやったことだ。

エラい人のさじ加減一つで、死体Aは英霊となった。死体Bは三国人となった。そんなエラい人が、小渕、森と順調に右傾化する中、拍手喝采で帰ってきた。親子三代でお国のために尽くしてきた小泉が、今度は国民の皆様のために帰ってまいりました。

16 may(wed)

先々週のどれみさん。

「夢の船に乗りたい」の巻。

あらすじ。MAHO堂は車で出張販売に出る。ももこの希望のあった横浜でクレープを売ることになった。横浜はももこの母が人生の転機となった場所だと聞いている。どれみとももこは迷子になったハナがもとで劉少年と出会う。少年は父とけんかをして家を飛び出してきたという。

感想。またどこかで見覚えのある、静かな話。ももこと母。少年と父。どれみとハナちゃん。ももこママがこんな登場をしようとは。そして、わたしも分岐点といえる年齢に達していたとは。

劉少年の父はかつて、船に乗らないよりもむしろ乗って失敗した方がいいと言った。でもいまは、少年に向かって機が熟すのを待てと言う。前者を知らずして後者を語ることは本当は難しい。でもわたしは。

模倣。

Aaron自体は創造的であり、かつ作者自身の摸倣でもある。画家が弟子にした機械、Aaron。いずれは、人工知能がわたしの代わりに日記を書いてくれるのかも知れないけれど、記事を読む限りでは人工知能を育てるのは道のりが長そうだ。

話は変わって。日本と違って、芸術学部じゃない大学で絵を勉強できるってのがうらやましい。

無償の愛がなければ抜くこともできません。

おかしいと思っていた。働きものの電話屋をさしおいて、TV屋の残業時間が多すぎると言われるなんざ、どう考えてもおかしいんである。ボスによれば、働きものさんたちは無償で働いているんである。いつぞやの上の方々は残業時間が多いことではなくて、暗に残業手当の支出が多いことを指摘していたのだ。電話屋の人はただ働きの時間がとても多いという、ただそれだけのことだ。ちゃんと残業手当が出るとなれば、ここに来たのは幸運といえよう。こんな旧態依然とした組織でも。

とりあえずわが職場では、残業手当を減らすべく毎月最大60時間という枠ができた。これは少々突破してもいいけれど、月90時間までくると本社が認めないとかなんとか。で、年間最大720時間という枠もできて、こっちは超えられない壁である。やはり上の方々は本気らしい。わたしの今年度の目標はささやかながら、ただ働きを決してしないということと、残業時間500時間を切ることだ。

本当の目標は、回路がすっかりデジタルになってしまう前にアナログ技術を吸収しておくこと。

今日の。

早く帰ったので早く寝る。というのもアレなので某氏の影響を受けてももこを描いてみる。Painterの塗りで失敗。

17 may(thu)

休めず。

明日を休みにしたいと言い出せなかった。

味。

昼食時にお茶を飲んだら、はんだの味がした。

今日の。

ももこ。結局Illustratorで塗ってみる。いかんいかん。Painterをもっと触っておきたいのに。

18 may(fri)

半導体。

わたしの学歴が電気工学専攻なもので、きっと会社も油断したのだろう。でも、回路だけは避けて通ったのだった。迷路みたいな回路図の中にインピーダンスZiの素子が散らばっていて「A-B間のインピーダンスを求めよ」みたいな問題のあたりで挫折した。ひとたび挫折したら「コレクタ接地増幅回路の増幅率は1である」だとかもどうでもよくなった。

んがー。増幅回路の回路定数の決め方さえ覚えていないので困る。資料をいいかげんに読んでてきとーに組んだらどうも特性が話と違う。トランジスタは電圧がかかっているときとそうでないときとで抵抗が変化するという、大変なことを忘れていたのだった。バイアス電圧がトランジスタのベース-エミッタ間から逃げていたんだな。これを避けるためにエミッタと接地の間にも抵抗がいるんだな。教科書を見たわけではないけれど、自分で組んで自分で測定してそう理解した。大学1年の「電子工学実験I」を一人で再履修するかのよう。これぐらい学校の勉強が面白ければもうちょっと勉強したのだけど。

不安を残したまま量産試作に突入するのでどきどき。

19 may(sat)

おひるね。

休みなので寝る。昼からまた寝る。今日はなにかするつもりだったような気がするけど、忘れた。

湯。

少し前にNTTから手紙がきた。部品不足によりADSLモデムの生産が追いつかない。よってADSL回線の利用開始の目処はついていないという内容。そろそろ暑い季節になる。暑くなると天井裏の屋内配線は大変なのだ。いまでも昼間は相当暑いはずだ。例年夏が近づくと天井裏から扇風機を出してくるのだけれど、この作業は摂氏50度の水槽で泳ぐようなものだ。そんなわけだから早くADSLモデムが欲しい。

6月。

「少年達の病棟」と「王子様Lv1」のどちらを選ぶかという問題。あと「純愛GirL」は本当に出るのかという問題。

20 may(sun)

お買いもの。

昼ごろから活動開始。どこか遠くへ行こうと思いつつカラダは正直なので日本橋に向かう。せめて帰りに遠回りしていくことにする。

おジャ魔女の歌のCDはまだ出ていなかった。「花右京メイド隊」の主題歌のCDはぐっとこらえる。モモレンジャーの写真と、

いいわね
いくわよ☆

という文字につられて「桃色闘志・スーパー戦隊ヒロインソングパーフェクトコレクション」という2枚組のCDを買ってしまう。(註:引用文中の☆は正確にはハート型)

あと本を探す。アナログ回路の教科書でも捜そうかと思っていたはずが、いつの間にかえるぱれで、F・ヒメネス・デル・オソ著「図説世界魔女百科」を買っていた。ぷあぷあるくく。書棚を見渡せば魔術の本は結構あって、とくに魔女狩りに関する記述は豊富である。

もう午後4時半。奈良を通って遠回りで帰る。かといってどこかで降りるでもなく。奈良の秘境を結構な速度で走りぬけていく。もうがったんごっとん。いつも乗る路線にも、もう少し乗客がいればこれぐらい本気で走ってくれるんだと思う。

女幹部。

桃色闘志。まあこれが。こっ恥ずかしいのあり、かっこいい悪の女幹部のテーマ曲ありのえらい濃い選曲。曽我町子の魔女ガエルみたいな声の曲まで入っている。聞き進むと、悪の女幹部のテーマ曲にもこっ恥ずかしいのとかっこいいのとに分けられる。こういうかっこよさってのは最近はセーラームーンのミュージカルで生きている。

コロムビアの歌手はアニメの主題歌以外にもこういうところで仕事してたのか。

先々週のどれみさん。

「波乱のハッピーバースデー」の巻。

あらすじ。ももこの誕生日にパーティが行われる。家族も誘い合わせてという招待状がどれみを通じてはづき、あいこ、おんぷに配られる。しかしどれみが一通を教室で落としてしまい、自分の席で招待状を見つけた玉木麗香がパーティに現れた。ももこは快く玉木一家を招き入れるが、その後玉木とももこはけんかしてしまう。

感想。ももこが、古い友人について麗香さんと言いあうところで、わたしはたいへん驚いた。

いったいわたしたちは、なに人なのだろう。おおむね日本人はモンゴロイドで黄色人種だ。で、日本製のアニメを見ている限り登場人物の一人一人にそんなことを考えることはない。みんな似たような肌の色をしている代わりに、黄色だのピンク色だのの妙な髪をしている。どこの国へ持っていっても売れるように、政治や宗教の争いを避けて作ってあるのだ。麗香さんはそんな平坦な世界の住人の代表だ。しかし平坦な世界の太平洋を超えていけば黒い肌の人がいる。

少なくともこの平坦な世界ではみな肌が白いはずだった。自分が黄色人種だということも知らずに。れいかさんも、ももこも、外見を見る限りでは日本人かどうかさえも分からないのだ。突如としてももこは麗香さんに黒人を特別扱いするといって非難するけれど、麗香さんは口ごもるしかなかった。麗香さんは、肌の色の同じ人だけが集まって住んでいるとでも思っているかのような、なにも知らない平坦な世界の住人なのだ。いろんな肌の色の人がいるのは当然なのに、勉強のできるはずの麗香さんにそれを意外がる台詞を吐かせるのはとても不自然に思う。だが今回は「おジャ魔女どれみ」がなにに対しても臆することがない、という姿勢なんだと理解しておく。

見どころ。おジャ魔女の両親が大集合する。これは資料として貴重。あと、どれみさんと麗香さんの、仲のいいからみが見られるところ。これもとても珍しい。麗香パパと麗香ママは、いままで見たことのない麗香さんの明るい一面を見て喜んでいる。わたしはこれを見てほっとする。

モモレンジャー。

モモレンジャーのテーマ曲「花のモモレンジャー」がかなりおもしろいので困る。田中守作詞。

花が一輪花が一輪ピンクの花よ
ペギー松山モモレンジャー
ペギー松山モモレンジャー
おしゃれでおてんばやさしくて
ちょっぴりケチできれいずき
いくわよいいわねなげるわよ
ブローチ爆弾プレゼント

わたしの記憶が正しければ、モモレンジャーは敵に向かって「いくわよっ」と予告してから、耳につけたハート形爆弾を投げつける。モモレンジャーは微量とはいえ強力な火薬を身につけているのである。「爆弾プレゼント」という残酷なようですっとぼけた語感は「ルパン三世」ばりなのだが、これが素直に笑いにつながるわけではない。このすっとぼけた詩を、戦う宿命を背負った女ペギー松山の情念にのせて堀江美都子先生に熱唱されるとかえって笑ってしまうのだ。

ちなみに2番は、

いくわよいいわよなげるわよ
ハートミラーのおみまいよ

3番は、

いくわよいいわねホラなげた
指輪の爆弾おくりもの

であり、モモレンジャーの武装はあなどれない。ホラなげた。

密教。

世界魔女百科。百科といっても辞典ではない。第1章女性と神々。古代エジプトのイシス神を魔女性の起源とする流れと、一方で南米の信仰にある類似点を挙げる。キリスト教的な醜い魔女が現れる前の魅惑の神々の世界。

21 may(mon)

DDR。

昨日日本橋で見てびっくり。DDRなSDRAMがかくも安くなっていたとは。256MBで1万円ほど。こりゃもう次に林檎さんを買うときはDDRになってからな感じ。

休み。

今週こそは休みを取らねば。仕事を片づけて定期的に休みを作る習慣を作っておかないと、忙しくなったときの余力がない。

悲惨極まり。

日経エレクトロニクス5月7日号。携帯電話のソフトウェア開発の話。開発規模がでっかくなっているのに開発体制がついていかないから現場は悲惨極まり、コードの品質は地に落ちるという内容。ソフトウェアの歴史の中で繰り返されてきたあたりまえのことが書いてあるのに、なぜか泣きそうになった。なぜか。

悲惨極まったり地に落ちたりする原因はいろいろあって、[1]通信事業者が頻繁に要求仕様を変えること[2]でっかい組み込みソフトウェアを作ったことがないので小規模向けの旧来の開発手法を引きずっていること[3]社内の数少ない若い人員を多く割いているが忙しすぎて教育もままならないこと[4]開発メーカのえらい人がハードウェアしか知らないので事の重大さが理解できないこと、てな感じ。

解決策。[1]では通信業者がお金をいっぱい持っているため、開発メーカがわがままな要求をつい受け入れてしまうのだという。一方で通信業者も開発環境を用意するなどの手を打ちはじめている。[2]では忙しすぎてコードの管理が滅茶苦茶になっているのだけど、最近の数万台規模の回収を機に開発体制が見直される、のかもしれない。[3]の解決は非常に困難ですでに手遅れ。やばい職場に就職してしまったと気づいたら、大企業の看板にすがって生きるか、ちゃんと残業の事実を認めてくれるソフトウェア会社に移るか、はたまたこの世界から足を洗うかを考えるべき。[4]はますますもってどうしようもない。部屋から出てきた事業部長に後ろからノートパソコンで殴りかかって重傷を負わせ、会社の名誉のため事件はうやむやにされ刑事処分はまぬがれるがその代わりに余生を精神病院で過ごすことになり薬漬けの毎日を送る本人はいつものように右腕を曲げたり伸ばしたり特殊警棒で殴られたり徹夜で書いた「タロット占い」のコードが誰かの気まぐれで「インディアンポーカー」へと全面書き直しになるという悪夢にうなされたり鉄格子の味を確かめたり緑色の粘液を吐きだしたりしている間にあんなに愛した家族たちは街から追い出されわたしたちはいまカトマンズにいますってな手紙が届いたりしてしまうが本人はもう日本語を理解することすらできず今朝鎮静剤を注射した担当医が捨ててしまうのだがその一方あのとき重傷を負わせた事業部長は今日もまた古びた洋館の庭で車椅子を進めながら仕事とはなんなのかについて考えるのだった……などの打開策が必要となろう。

アイ・ティー時代のスピード経営のつもりなんだろう。こういういいかげんな商品の作り方が。まったくバブルそのもの。通信業者の子供だましの商売にぴったり。電話機なんて電話帳と通話機能がバグなしで動いてくれればいいよな。なっ。

日記。

波形を見たりはんだ付けしたりしている間もずうっと「花のモモレンジャー」が頭から離れない。

今日の。

「子供だまし」の策にだまされるのはたいてい大人なんである。どうでもいいけど「子供だまし」っていう言葉はなんかどきどきする。「猫だまし」とか聞くといけないことのような気がする。

22 may(tue)

液晶。

Steveいわく、業界で はじめて液晶のみを使う会社になるそうである。なんとも大げさな。でもまあ、躍らされるのもまた一興かと。わたしが次に買うときはCRTではなく薄いのにするつもりなので、今後の製品がデジタルのディスプレイ出力を備えるであろうことは朗報である。

Appleの用意する液晶ディスプレイは、17インチのものが128,000円、15インチが75,800円、22インチで横長のものが298,000円。安くなったが解像度がもう一歩欲しい。

痛いの。

週刊少年ジャンプ25号。「ヒカルの碁」の最後の2ページがいかんですなあ。緒方さんが病院でヒカルを押し倒し、じゃなかった、壁に押しつけて「オレにも打たせろっ」と叫ぶところであたしゃもう悶絶。オトナの腕力の前にはなすすべもなく。ああ、いかんいかん。

悪の女幹部もしくは女王さま属性。

件の桃色のCD。どこを聴いてもディープな世界。戦隊ものに限らずその主題歌ってのは、なにかと視聴者の記憶に残るのだけど、それ以外に書かれた曲ってのはそうそう記憶に残るものではない。たとえば電磁戦隊メガレンジャーの「青い悪魔の微笑み」がどんな曲なのかを知っているのは、メガレンジャーのCDを聴いた人ぐらいのものだろう。そもそもこの曲がTVで使われたとして、それはいったいどういう場面なのだ。

このCDを聴く限りでは、悪の女幹部のテーマ曲はメガレンジャー以降突如として余興の軽さから観念的なものに変わる。繰り返し現われるキーワードに「永遠」「暗黒」「美」が挙げられる。スーパー戦隊の女性隊員のテーマ曲が徐々に型通りな女性っぽさや戦う者の覚悟だとかを失うのと対称的。

23 may(wed)

お買いもの。

今日は水曜日なので。今日は早く帰れるので。今日はおジャ魔女のCDの発売日なので。今日は雨が降っているけど。今日は傘を持っていないけど。今日は会社帰りに日本橋に行った。

難波の駅から「ディスクプラザアニメ館」は遠いということを忘れていた。走ったり屋根の下をくぐっていったりときどき店に寄り道したりしながら進む。途中でゲーマーズで「ゲーム帝国」7巻を買う。

南へ走る。途中で、堺筋には歩道に屋根がついていたことを思い出し、大通りに出る。南へ南へ。例の店に到着。「も〜っと! おジャ魔女どれみ」の歌のCDを見つけたので手に取る。これで目的は達せられたはずなのだが、どういうわけかわたしは着せ替えジャケット仕様でいっぱいご奉仕しちゃう「花右京メイド隊」のDVDを手に取ってしまっていた。1巻と2巻。

日記。

絶妙のタイミングで量産試作の行程が遅れたりさっそく問題が起こったりせらみゅのファン感謝イベントがあったりするので困る。設計の問題と製造の問題とが重なりあう黄金のコンバージェンスが到来。すでに分かっているだけでも絵が出ないとか画質がアレだとかまあいろいろ。いくらアレだといっても来週の土曜に働くのだけは勘弁だ。今回の公演はちびうさなんだよう。

まず試作品が全員に行き渡らないことには効率が悪いので、わたしは一息ついて明後日を休みにする。金曜に休んでおけば土曜に出勤せよとも言われまい。たぶん。次の懸案は7月の池袋公演の休みが確保できるかどうか。

着せ替え。

まずマリエルさん。うううう。制服姿がどことなく犯罪。何歳なんだこの人は。続いてイクヨさん。制服姿もここまでくるともはや突き抜けた感じ。不思議とあか抜けない感じがしない。

着せ替えといっても、ジャケットの紙が2枚入っていて、入れ替えたり裏返したりすることによって、エプロンドレスがセーラー服になったり下着になったりするだけである。だけなんである。なのに。なぜ。かくも心動かされるのか金の髪の少女よー。3巻はシンシアさんのお着替えらしいのでこれまた買うしかない。あああ。着せ替えジャケットに躍らされて4枚18,000円コース。

も〜っと!

「も〜っと!」のCD。注目点は「すいーとそんぐABC」を最後まで聴けること。あと「魔法でチョイ2」あたりの古い曲が入っていることからして再録をいくつか含んでいるのだろう。当時のCDはすでに廃盤になっていて復刻が待たれたのだけど、これからも少しずつ再録されるのならわたしはまあいい。へんてこりんな曲が多く、音でかなり遊んでいる。

「ほんじゃまおジャ魔女大集合!!」で、はじめてももこの呪文が「ペルタンペットン」だと判明した。

24 may(thu)

赤い粉。

昨日。日本橋で買いものをすませてからカレーの店に寄った。カレーの店だけでもいくつかあるが、名前は忘れてしまった。100円追加で「激辛」になるんだそうである。いまだにあずまさんの内部では激辛ブームが続いているのでこういうのにとても弱い。そんなわけなので激辛を注文してみた。

カウンターに座ると目の前で調理しているのが見える。目の前でごはんの上になにかかけている。赤い粉がごはんの色を変えていくんである。この得体の知れない料理がわたしの食べ物かもしれないので、まず水を飲んでおく。胃を守るためだ。

その恐怖のブツはほかの誰のものでもなくわたしのものだった。赤いごはんの上にカレーと揚げたミンチカツを載っけてミンチカツカレー激辛が完成する。これは辛い。この、辛さと甘酸っぱさと果実のような香りの配合はまさしく唐辛子のそれだった。胃にはとっても刺激的。水をもう一杯頼む。辛さから逃れるためではなく、胃を守るためだ。

この恐怖のブツを注文する人はほかにもいるのか聞いてみた。作ってて言うのもアレやけども、こんなモンよう食べるなあと思いますわ、と言われた。世の中には「強い」人が結構いるようで、平気な人は平気らしい。こんなに辛くてもちゃんとカレーの味がしてますよと言ったら、ああアナタもけっこう強いほうですねえ、と帰ってきた。

目の前で赤い粉を入れられたらびっくりする。カインペッパーという唐辛子だそうで、煮込むのではなく香りの良さを取ってそのまんま振り掛けているそうだ。客に「なんや、全然たいしたことないやんか」と言われないように、本気で辛くしているらしい。家に着いてからもしばらく胸の奥が痛かった。

日記。

会社帰りの電車がまた遅れた。駅で本日2本目の缶コーヒーを飲んでみた。飲んだら久しぶりに不安になった。強い刺激を求め続けるその先にはなにがあるのかと思うと不安になった。でも強い力には耐えられなくて、肌を針で刺して喜んでいるようなものだ。だんだん酔っぱらってきて、時速90kmで後ろ向きに流れていく光の点に目がついていけなくなって気分が悪くなった。

25 may(fri)

お買いもの。

そろそろ休まないと自分の今後が心配になるので休んでみた。

昼まで寝て午後3時ごろ外出。こんな時間からでは遠出ができないのでいつも後悔する。そんなわけで日本橋へ行くことにする。飲み終わってから酒が回ってきた。昼間っから桃の匂いがするエチルアルコール溶液をぐいっと飲ったところ。人のいない電車の席に掛けていると全身に力が入らない。全身に力が入らないからいつの間にか変な姿勢になっていたらしく、腰が痛くなってきた。力は入らないけど痛みは感じるらしい。

環状線に乗り換えると今度は席がない。つり革をつかんで立つしかない。ある瞬間、力の入らない首に痛みが走った。曲げてはならない方向に曲げてしまったらしく、なにかが見えた。頭を打って星を見るかのように、視界の中に黄色い模様が見えた。これは痛い。ああ痛い。

さらに関西線に乗り換え。難波に向かう。こんどは席に座り放題。見知らぬおじさんにぎこちない英語で「このまま乗っていれば難波に着くのか」と聞かれたので、わたしもぎこちない英語で「最後の駅が難波駅なんだってば」と答えておいた。2001年4月現在TOEIC400点。

だんだん目が覚めてきた。どこかでなにか食べようかとも思ったけれど、心ひかれる店が現れない。そんなことよりも、今日は難波の駅で迷子にならなかったということを書き留めておかねばならない。水曜にも来ているが、今回も合わせて2回連続で、電気店街まで道を間違えずに行くことができた。

そんなわけで。そろそろわたしの長い長いえろいゲームの旅も終わりな感じ。「メイド狩り」から始まって、痛いのもくすぐったいのも馬鹿なのも遊んだ。そろそろ悔いのないように終着駅を捜そうかいなと。この日発売の「DOUBLE」と「注射器2」のどっちにしようかいなと。うむ。ぴかぴかのてかてかで10年前みたいな塗りの「注射器2」にしよう。もうポスターや箱の全表面から発されるえろいエナジーに負けた。これで世界を一周したことにする。そんなこと言っても来月は「純愛GirL」なのでカラダは正直である。来月はショタものもあるし。

月例経済報告。

なんとびっくり。紙切れに昇給額13,600円と書いてある。うむむむ。去年は5,500円だったのに。今年から昇給額の関数が変わったためらしい。うち3,100円は、もっと前から昇給額の計算のしかたが変わっていた場合との差額の補償だと思われ、よって本当の昇給額は10,500円。この10,500円にしたってエラい変化だ。その代わり何年か経つとだんだん上がらなくなって、さっさと主任だの課長だのになれとせっつかれるという仕掛けである。

残業手当65,437円。アレがナニして銀行に振り込まれたのが196,389円。加えて、先月分の給与に対する昇給分の支給が15,677円。

26 may(sat)

注射器。

そんなわけで注射器2。うむむむ。かなりのちちゲー。もうぽよんぽよん。相当のちちゲーなので、推定小学生のあやたんとひなた姉さんがなかなか出てこないではないか。ではないか。主人公の馬鹿な台詞の書き方が、ところどころ20年前。

日記1。

起きてもすることがないのでまた寝る。もう夕方。いまは寝ていよう。来週は池袋だし。そういや日本海を見に行きたいと思っていたような気がする。いつ行こう。3連休を作ってみたはいいが、寝るだけ。

日記2。

ほんじゃまおジャ魔女大集合、おー。おジャ魔女の曲の20年前な感じがまたしあわせ。戦隊もののCDがまたしやわせ。暑すぎず寒くもなく、部屋に風が吹き込んでしわよせ。大学の工学部にいたころの、空腹と忙しさと笑いはいったいどこへ。

電機屋に入ってから。大学院に入ってから。webに触れてから。工学部に入ってから。高校の「理科系クラス」に入ってから。高校に入ってから。どこまでさかのぼっても、就職してからいまのような生活を送ることは想像できなかった。いちばん楽な選択肢だけを選び続けたらこうなった。だから、現状でいいのかどうかが分からない。でも、もうとにかく、しやわせ。

萌え。

三省堂「デイリー新語辞典」に「萌え」という語の意味が載っているらしい。語源には「恐竜惑星」説を挙げながらも諸説あるとする。

ある人物やものに対して,深い思い込みを抱くようす。その対象は実在するものだけでなく,アニメーションのキャラクターなど空想上のものにもおよぶ。

……んだそうである。実在もしくは架空のものに対する「深い思いこみ」である。実在のみならず架空のものに対する感情に拡大されている点に重きを置くべきか、それとも「深い思いこみ」のありかたに新しい点を見いだすべきか。

27 may(sun)

切符。

おジャ魔女のミュージカルを演るらしいので、切符をどうやって買うかをまた考える。ぴあe+ローソンチケットどれで検索しても駄目だった。6/16発売なのに大丈夫かいな。

日記。

読書、昼寝。読書、昼寝のくりかえし。あと、ちびバイクの保険料を払いに行ったり。配管工事の間ぼーっとしていたり。

バロン。

デジモンテイマーズのビデオを観てから、箱ごと放置されていたぽんさんのDVDを発掘。あああ。すんません。これだけは観ねばなるまい。「バロン」である。

あらすじ。19世紀から20世紀にかけてっぽい頃の、地中海とかアドリア海あたりっぽい国での、トルコとの戦争がいつまでたっても終わらなかったころのおはなし。砲撃が止まない街の劇場でバロン・ミュンヒハウゼンという人の冒険物語が上演されている。そこへホンマもんのバロンを名乗る老人が入ってきて公演をやめさせる。そこから始まる本当の物語。

感想。まずは絶賛。童話をいっぱい鍋で煮込んだような話。劇場でバロンのじいさんが語りだすところで、いつの間にかトルコの王宮に場面が変わってから、もう滅茶苦茶の連続。バロン・ミュンヒハウゼン卿はかなりのほら吹きだったようで、もう滅茶苦茶なことが次から次へと起こる。こんなアホな話をよく撮ったもんである。

バロンのじいさんも従者たちも、すごくかっこいい。わたしも、こう、イカした歳のとり方をしたい。走れなくなっても力がなくなっても撃てなくなっても聞こえなくなっても、かっこいい。罪と罰のキリスト教の世界から、もっと自由なギリシャとかローマの神話の世界にあこがれる、そんな、飛び立ちたくてしょうがない意思の話に見えないこともないけど、もう、言葉がなくて困ってしまう。

あと、10歳になる役者の娘サリーが、バロンを嘘つきとののしるところで悶絶。

28 may(mon)

はい。

ほんじゃまおジャ魔女大集合、はい。おやつの歌目当てで買ってきたのに、ほんじゃまが頭から離れなくて困る。

殺意。

電車の駅で働いていたときに見た限りでは客同士の殴り合いなんてしょっちゅうあったし、流血騒ぎもあった。電車に詰め込まれて殺気だっているんだな。殺人事件があったとしてもいまさら驚くにも値しない。電車が恐いからといって道路を歩けば、バイクに乗った盗賊に追われるときたもんだ。

29 may(tue)

#1。

なぜ、ハンセン病患者の訴訟を国が控訴しないというだけで、首相の手柄になるのか。

#2。

はうあ。黄色いおだんご頭の髪が下ろされただけで、なぜかくもどきどきするのかー。変な髪型はその内部に負のエナジーを貯えている。それはいいのだけど、この職場ではこの人だけが髪を黄色にしていいんだろうか。茶色の人はけっこういる。わたしも脱色と染色で赤くしたいのだけどいいのかなあ。

30 may(wed)

土曜の卯の日。

ううう。わたしにもついに土曜に出勤せよという話が。しかし今週はちびうさを観に行かねばならないのでそうもいかない。ホンマに勘弁してください。一晩考えてきてくれと言われたけど、やっぱり妥協の余地がない。土曜と日曜では土曜の方が出勤の確率が高いのだから、日曜の公演にしておけばよかった。

こんな状況でも、今日は定時に帰るのだから妙である。いろんな部署にまたがった仕事だからなかなか素直に進まない。そんなこんなでも、会社帰りにひとり、ちびうさのことを考えてにやにやする。

31 may(thu)

崖っぷち。

一晩考えてきてくれと言ったその主任が、今日は風邪で休み。わたしの勝ちだ。ふははは。その人は毎週当然のように土曜日に出勤しているけれども、たまに休んだところでなんとなるのだ。だから、アタクシは遊びに行きます。

賞与の日。

6月20日は賞与の日。ここのところ大きな買い物をしていないのに、賞与はやってくるたびにどこかへ行ってしまう。おかしい。

へろへろ変化。

どうも耳にした言葉っていうのは、わたしの脳の中では、論理的な意味のつながりとしてではなくて、単にアナログ情報としての音声がそのまんま記録されている傾向が強いんじゃないか、と思った。で、アナログな状態だとゆらぎとか雑音が混じっておもしろいんじゃないかと思った。

晩ご飯のお好み焼きを食べながら、なぜか「一月の稼ぎが数日で消えてしまう」という台詞を考えていた。耳から入ってきたわけではないけれど、その文が記憶される過程でなんだか全然違う文に化ける瞬間を体験した。そのときに、言葉をアナログ音声情報としてとらえると脳の中で勝手に変化や分裂をくり返しながら生きるんじゃないかと思った。でも「一日の稼ぎが数日で消えてしまう」がなにに変化したのか、そのまま忘れてしまった。なんてこったい。ゆらぎが大きすぎて記憶からはみ出してしまった。なんせ、わたしは一つのことを考え続けられない。

あと、いつの日だったか、会社で実験室から事務室に向かう途中の通路でに「ああ。眠ぅ」と思った。眠さそのものを指す低レベルの信号ではなくて、本当に「ああ。眠ぅ」と脳の中の誰かが言った。で、脳の中の別の人が「ああ。眠ぅ」は「ハーレムぅ」に似ているなあと思った。そしたら、ハーレムから始って「アイレム」とか「レム睡眠」とか「ハーレムブレイド」とか関係あるようなないような言葉が出てきた。どばどば出てくるのかと思ったら、もう「ああ。眠ぅ」には飽きて、モモレンジャーの歌が頭の中をぐるんぐるん回っていた。10秒後にはおだんご頭について考えていた。わしゃ宿題を前にしたのび太くんか。

あたしは駄洒落のたぐいをひねり出すのが得意でなくて、言葉の揺らぎが人を笑わせるのに役立った覚えがない。最近は思考が散漫になり過ぎて、ちいともしゃべれやしない書けやしない。春が、春が近いしるしー。ぜんぜん、へっちゃーらだもんね。最近、わたしの内部でなにが起こっているのかわからないけれど、なにか変だ。授業をじっと聞いていられない小学生みたいに変だ。で、なにを書こうとしていたのか忘れてしまった。ええと。なにか発見をしたような気になっていたのに。ええと。

ええと、ええと。そうだ。こう言うんだ。

「ちーびーうーさーっ」

そうそう。この感じこの感じ。このふわふわ感とまったり感。もうなにを考えているのか自分でも分からない感じ。そうそう。1995年。授業をさぼってただ一人、畳の上をごろんごろんしていた、あのころ。ごろんごろんしているだけで幸せだった。あの症状を10倍に水で薄めて飲んだような感じ。


あずまにおっしゃりたいことがありましたら お手紙ください

新しい日記
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