単語書き取りの刑に関する報告。

あらまし

本稿は、水影の館第1回において筆者に言い渡された刑罰の執行についての記録である。特定用件を満たす帳面の入手、そして帳面に単語を数多く記述する、という二つの行動を記録している。

1.入手

 水影の館第1回で述べられているように、筆者は10ページに渡る単語「corrector」の書き取り作業を行う必要がある。そこで2000年2月19日に必要条件を満たす帳面の探索を行い、同日に入手した。文房具店として連想される「老婦人が一人で店番しているようないかにもな」店はいつの間にか姿を消しており、あるいは定休日であった。

 そこで、筆者はあきらめて大型スーパーにて探索した。大型スーパーの専門店街の文房具店にてショウワノート製のB5サイズの無地の帳面「カードキャプターさくら自由帳(シールつき)」を150円で購入した。「おジャ魔女どれみ」柄のものは、この日の探索で見つからなかった。そこでカードキャプターさくら自由帳(シールつき)を用いて単語の書き取りを行うことにする。第1図および第2図に帳面の外観を示す。表紙はさくら嬢よりも李くんの方が筆者としては好ましいのだが、この際関係はない。

 この帳面を単体で購入ことがあまりに恥ずかしかったため、300円もする別のメモ帳を一緒に購入してしまったことを付記しておく。

第1図 帳面表1
第2図 帳面表4

2.記述

 1章で入手した帳面に単語を記述する作業を、2000年2月19日から20日までの2日間に実施した。まず帳面の表紙を開くと第3図のように裏表紙(表2)にシールが付属しているのが分かるが、筆者には使い道は思いあたらない。その隣のページから単語の書き取りを開始する。書き取りの1ページ目を第4図に示す。画像を縮小してみると行の歪みがよく観察される。罫線のない帳面は単語の書き取りには向いていないようだ。

 作業中は手首の保護のため、必ず2ページ終了ごとに休憩を取った。また同じ単語を1,000個も書いているうちに別の物が見えたような気もするが、とりあえずこの際関係ない。

 結果として2日間の作業で10ページの書き取りを行うことができた。1ページあたりに書かれた行数は平均して17程度、単語数にして120程度であった。行数17は大学ノートを1行飛ばしで使った場合にほぼ相当する。また所要時間は1ページあたり15分程度であった。これで求刑どおり「ぴんく玉一個贈呈」が筆者に対してなされることが期待される。

第3図 帳面表2
第4図 内部の記述