あずまの日記

1 dec(sun)

反省。

昨日、郵便局に定額小為替を買いにいったら、土曜日なので貯金の扱いが休みになっているらしく買えなかった。とほほ。「なかよし」(講談社)のうさぎしゃんの時計に応募しようとしたのだが、11月30日が締め切りだったのだ(消印有効)。最終日に小為替が買えないとは。小為替買いに行ったの初めてだからな。以後気をつけよう。
今日、夜8時頃に外に出たら雪が降っていた。昨日の夜に、山口で雪が降ったらしく最近寒いねなんて話していたのだが、まじで寒くなった。

2 dec(mon)

10時間を要した。

今日、巨大こんぴのonyxと10時間ほど格闘した。DOS/Vに何かインストールするのにもあたふたするわたしが、PowerCはIRIS Performerより前に入れなきゃいけない、なんてことを呟きながらCD12枚(ぐらい)を入れ替え差し替え、CDROMドライブがんばれー、と応援しつつ、食事なんかしたりなんかして気が付きゃ部屋に一人残されていたりするのだ。しかもまだ完全に終わってないし。とほほ。

6 dec(fri)

水色。

今日、巨大こんぴのonyxにログインしたら画面が全面水色になっていた。決して画面に新・水色時代が映っていたのではない。いつものイカすウインドウシステムがどこかに旅立っていたのだ。先輩の尽力によりonyxはいつもの機嫌を取り戻したが、あずまのまっく(PowerMac 7200)よりはずっと落ちついてると思う。でもパソコンのすごいところは爆弾(PCにはないのかな)が出たら有無をいわせずに電源を切っても平気なところだ。

8 dec(sun)

終わるのだ。

某友人からの手紙に「土曜の腐り果てた番組が終わります」と書いてあった。久しぶりにニュースグループfj.rec.animationを見に行ったら確かなことらしい。うさぎしゃんがこのシリーズで終わるのだ。今年は冬休みの映画もないし。
で、次に始まる番組が「キューティハニー」である。うれしくない。でも飯坂友佳子のリメイクで漫画連載が始まるらしく、これとTVが連動するのだ。すっかり少女漫画。ちょっといいかも。でもわしは健康的なお色気路線なんぞに興味はないのだが...

11 dec(wed)

居候。

わしは最近情報科学部に入り浸っているが、わし自身は電子の人であり学部は工学部だ。新設された情報科学部の美しい建物のなかを我が物顔で闊歩しているのだが、今日情報科学部の1年の学生と話してかなりの衝撃を受けた。人工知能の授業なんてのがあるらしく、Prologがどーのこーのと言っているのだ。Prilog....何それ。わしゃLispが知識の限界なのに。emacs-lispしか見たことないけど。
きっとここの学生はわしの知らない間に「マルコフ数」とか「情報のエントロピー」とか「フラクタル次元」なんかを学ぶのだ。わしゃ半導体の中途半端な知識しかない、でもってこんぴも知らない、なのにこの世界に飛び込んだ人なので、ここの学生にあっと言う間に追い越されるだろう。
と言うのも、わたしと相棒の研究を手伝ってくれる(こういうのを「遊びに来る」という)3D絵描きスタッフが2人もいるのだが、ここの学生であるから当然1年である。来年あたりには彼らは、研究の手伝いでしかない今の仕事に飽きて、何かすごい研究を始めてるのではないだろうか。なんて思ってしまうからである。彼らには1年にしてWSを使ったCの実習がある。わしゃ3年だった。1年の時はなぜかTSSでFORTRANをやったことがある。今にして思えばかなり貴重な体験であったが、類希なその体験は類希すぎて役に立ってはいない。
2人は来年あたりからわし常用の巨大こんぴonyxでOpenGLなんぞ始めるような気がしてならない。だからお願い。Indigo2買って買って。
「100年早いわっ」
む。文部省がお怒りである。12月に新製品のO2が巨大こんぴ置き場に届くと聞いているのだが一向に届かない。なんでも300万円位するシリーズ中一番高いものらしいのだが、CGの業界ではO2はNTマシンとの競争に勝てるかどうか怪しいらしい。次に購入する WS はインターグラフあたりのNTマシンになってるかも知れない。CPUなんかAlpha433積んでたりする。O2は良くてR10000の175Mhzである。O2のメモリは32Mがなんと20万もする。SDRAMを使っているからだ。いくらジオメトリエンジンが積んであってもこんなのと今時のNTマシンでは市場では勝負にならんと思う。
んなわけでSGIはonyxあたりで細々と商売をしてる方がいいと思うのだがどうか。今度のちびonyx2(ちび:デスクサイドシステムのこと)の箱のデザインがイカすので今の巨大こんぴonyxと取っかえて欲しいなんて思うのだががっこでは土台無理な話。

23 dec(mon)

年賀状。

前回の輪講から6日ぶりに研究室にやってくる。風邪なんですってば。すでに仕事は遅れまくっており、明日の輪講に出る時間も惜しかったりしたりなんかして。惜しいというか怖いというか。
もうすぐ年賀状を出したりもらったりするシーズンなわけで、例年のごとく全然書いてないし。今年からは年賀状をまっくで作ろう、てなわけでプリンタを物色。ALPS MD2010Sが45000円もするではないか。高いぞソフマップ。あんなもんのために45000円も出すのか。とほほ。

あ。2010Sをけなしてるんじゃなくて。これは実にいい製品だと思う。インクがにじまないからテキストの出力にも使える。カラーは最近出た薄いインクを使うタイプのものに負けるけど。

インクジェットで印刷したテキストを見るにつけ時代の逆行を嘆かずにはいられない。家のへっぽこワープロ専用機の熱転写型プリンタの方がよっぽど綺麗なテキストを出してくれる。300dpiだけど。2010Sはこれよりはずっと綺麗に出してくれる。やっぱにじまないのはいい。インクジェットなんぞ買う気がしなくなる。わしは、メーカーが売ろうとしている「こんぴさえあれば一人でなんでもできる」はずのへっぽこスモールオフィスのために投資するのが惜しいのだ。同じものを大量に印刷するんなら印刷屋さんにデータを持っていって作った方がいいのだ。印刷屋さんなら2560dpiぐらいで印刷してくれよう。いや1200dpiぐらいかな。わしは今年も一人一人に違うものを描いてよこすのでさすがに印刷屋さんには出せんが、家のこんぴでせっかく美しい年賀状を作ったのなら印刷はプロにまかせるべきだ。へっぽこプリンタに何万も掛けるよりよっぽどいい。で、宛名の印刷のために結局プリンタ買ったりなんかして。

近いうちに5万かそこらのプリンタで1200dpiのカラー印刷ができるようになろう。やっぱ人に絵を見せるんだからこれぐらいの解像度は欲しい。でも今プリンタ欲しい。結構悩むところだが、あさってプリンタ買いに行くのだ。思い止まるなら今のうちである。

24 dec(tue)

輪講。

「この一週間全く研究が進みませんでした」
合掌。
(以上、モリサワの見出し明朝体で)

助っ人。

ご隠居モード突入の先輩が、なんとわたしと相棒の研究を手伝って下さるという。世の中なるようになるもんだ。感動。というよりむしろ、それぐらいこのプロジェクトはやばいところまで来ている、ということのあらわれといえる。修論上げちゃって、もうがっこに来る必要もないというのに、手伝って下さるのだ。よほど教授も心配されていたのだろう。

「あずま君、風邪引いたんだって?」
とにこやかに言われたときには
「父上、もはやこれまでのようです....」
という心境だったが、にこやかの理由がわたしへの行きすぎた怒りではなく、助っ人現るの知らせのためだと知って、わたしは挽き肉にならずにすんだ幸せを噛みしめたのだ。

今日から。

今日から文章のレイアウト変えてみた。でもあんまり読みやすくない。
追記。2000/11/10に再変更。

掃除。

あそうそう。これも書いとかなくちゃ。日曜日に部屋の掃除をしたんだ。大規模な掃除ね。で、出てきたのが、スーパーでくれる袋一杯分の紙、Macintosh designers Network(絵描き専用のこんぴ雑誌)5冊、SOUND TOPS(わりとハイエンドなオーディオ雑誌)15冊、
なかよし+りぼん+ちゃお+るんるん6冊。

で、わしは紙とSOUND TOPSを容赦なく捨てて残りを整理して保存した。なかよしその他を捨てるのがふつーだろっておっしゃる御仁にはわかりますまい。90年代の女の子文化を刻んだこのページ達の価値が。わしはこれらを天井裏のまんが博物館予備軍へと運んだ。ついでに、机の奥に押し込んであったうさぎしゃんのおもちゃも運んだ。それにしてもおもちゃってやつは場所を食う。やっぱりイナバだ100人乗っても大丈夫っ、の物置でも買おうかと思うほどだが、置き場所がないって。まんがの単行本も少しずつ増えて150冊ぐらいになった。これも捨てるのがいやなのでちょっとしか買わない。このままちょっとずつ40年ぐらい集めて3000冊ぐらいになったときに過去を振り返って乾いた笑い声を上げるのが楽しみだ。

買いにいく。

明日プリンタを買いに行く。予定。勇気がいるなあ。

25 dec(wed)

延期。

結局プリンタ買いに行かなかった。やっぱ45000円出す勇気が出ない。なんて根性なしなんだ。わしは。わしの月収が3-4万だというのに、45000なんて出せんのである。38000円のスキャナは買えたけど。13000円のタブレットも買ったけど。プリンタ買ったところでいい絵が描ける訳じゃないから、プリンタ買う動機がまだ揃わないのだ。論文書くようになったら、それはもう十分な動機なのだけど。書きはじめるのが3月だもんなあ。

27 dec(fri)

決行。

昨日、ついにプリンタを買う。MD-2010Sを。ケーブル、消費税3%を入れて46000円ぐらいだった。ちなみに接続はSCSIだ。すげえ。

熱転写だからインクのランニングコストが高いのは分かっていた。でも普通紙でも綺麗に出せる、という点でこれを選んだ。そんなに印刷することもないしね。論文の校正だってそうしょっちゅうするわけじゃないし。

で、印刷してみて思ったのは、「店で見たサンプルのようにはいかない」ってことだった。文字はいいんだが、問題は絵だ。ディザではなくスクリーンで階調表現をするのだが、解像感がまるでない。もちょっとおりこうなアルゴリズムにして欲しかった。階調を犠牲にしてもいいからスクリーン線数を上げるモードなんかが欲しかった。600dpiでスクリーンはムチャだと思う。まだやってないが、クリッピングパスは綺麗に出るのだろうか。無理だろう。きっと。

ハガキサイズの絵だと細部がごちゃごちゃしてわけが分からなくなる。できるだけでかく印刷しないと綺麗に見えない。細部まで描き込んでもまるで再現されない。あと、色の濃い画像の方が綺麗に見えるようだ。ここいらへんは顔料系インクのいいところで、彩度は低いが紙の色を隠す能力が高いおかげで、締りのある色が出る。濃い色ではどのインクジェットよりもはるかに綺麗だと思う。

はじめてIllustratorから印刷する。PSプリンタじゃないから不安だったが、文字、一色の線画については全く問題はなかった。他は試してないけど。線画はやたら綺麗だった。くだんのカラーの絵と同じ機械から出されたとはとても思えない。

HPのLaserJet5Lとどちらにしようか悩んだ。モノクロでしか使わないならそっちの方がいいに決まってる。速いし、ランニングコストも安いし。ちょっとばかしわしのより綺麗だし。結局、カラーで出せるからこっちにしたが、どちらにしても間違った選択じゃなかったと思う。やっぱカラーの絵が出せないとね。あんまり綺麗じゃなくても。

28 dec(sun)

忘れ物。

今日家を出る前に急に思い出して「りぼん」1月号を見た。全員プレゼントのコンパクトの応募が昨日までだったことを知る。がっかり。またやってしもた。こないだの「なかよし」でもそうだったが、わしは将来忘れ物で身を滅ぼすのは間違いない。死の間際ぐらいは忘れ物しても許される、のんびりした所で過ごしたいと思う。

銀色。

2年(5年ぐらいに長引くかも)の後になんか仕事を始めてると思う。たぶんこんぴ関係。それも、職場にぬいぐるみを持っていけるところに。で、髪をソバージュにしようが銀色にしようがいいところに。

4月1日。さて、今日から仕事だ、と。おはようございまーす。
あずまくん。キミは内定の時に誓約書を出したかね?
あ。忘れました。

たぶんこんな調子だろうから、職場を二転三転するのは間違いない。わしは62歳で死ぬ予定なので、52歳で余生モードに入ることに決めている。この年齢に根拠はない。52歳の時のある日、仕事中のあずま主任(予定)の背後に部長が音もなくあらわれるのだ。

はい、辞めます。

さすがに、近年この業界も頭打ちらしく、ここでも首切りを始めるらしい。手始めにこの年齢で課長になれなかった社員の首を切るということ、今、退職の「お願い」に応ずれば退職金が月収6か月分上乗せされる、ということを聞かされた私は、待ってましたと言わんばかりに部長の勧めに乗る。

仕事をリタイアしたあとは引っ越して、そこで古本屋を始めるのだ。別にこれで食っていくつもりはない。趣味だ。どうせあと10年で終わる人生(根拠なし)、退職金もだばーっと使ってしまおう。新築の家の一階が古本屋。近所の小学生が漫画を探しに来るのを眺めるおきらくごくらくな商売(の予定)。21歳のときに夢見ていた余生....

ちょっとあなたっ。
なんだい、まいはにぃ。
....年金が65歳からなのは知ってるの? まだ払わないといけないのよ?それを62で死ぬだなんて.....

65歳からなの? 忘れてた。

孫の髪を2つに束ねるまでは死ねないな。やっぱ。

最後。

これが今年最後の日記になります。読んじゃった方々(いるのか?)良いお年を。

29 dec(sun)

巨大化問題。

これを書いてるのは1月6日。でも気にしないっと。

この日うさぎしゃんのミュージカルを観に行く。やっぱいいやね。大山アンザ+森野文子。しかし、だ。懸案のちびうさ巨大化問題(ちびうさ役の白井珠希・ディアの背が高くなりすぎてほたるしゃんの武田恵子を追い抜きそうになっていたこと)が顕在化したらしく、ついにちびうさが「S」のころのまおまお(川崎真央)に戻ってしまったのだ。お気にだったのに。でぃああああああああ (;_;)。


日記は以上です。