MagMell Diary(最新7日分)

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2016年12月6日(火) 賃金労働

 風俗嬢に入れ込んで、でもお金がかかりすぎるから本当の恋人にして好きなだけ性サービスを受けたいと思う男性に対して、その嬢を恋人にしたらサービス代金はかからないけど別の意味でのサービスは必要だし、普通の女の子だから従順なばかりではないし、喧嘩になることもあるよ、とまともな人は感想を持つと思う。でも、「逃げ恥」の原作漫画後書きによると、みくりと平匡さんが本当の意味で夫婦になった後、平匡さんが今後は全部無料でこれまで通りの完璧な家事をしてもらえると思っているような素振りにみくりが愕然とするシーンで、「みくりはがめつい」という感想を持った人がいたらしい。風俗店に通うのとは違って自宅が仕事場だから、仕事としての家事と家族との助け合いとしての家事を分離しにくいし、家事をどれだけ一生懸命やるかが愛情のバロメーターみたいに思われるのが主婦でもあるだろう。でも、みくりの家事代行業と平均的専業主婦の家事は、多分違う。みくりは、賃金をもらう仕事だと意識して、仕事の完成度と拘束時間を常に考えている。失敗した料理は平匡さんには出さない。テレビを見ながら掃除機をかけたりしない。だけど賃金なしで純粋な家族サービスであればもっと手は抜くし失敗料理に夫にもつきあってもらうかもしれないし、喧嘩すれば家事をボイコットもするだろう。実際、実家の母親が怪我で家事ができなくなったとき、みくりは手伝いに行ってそこそこ適当に手を抜くんである。
 そもそもみくりは別に家事代行業をしたいわけではない。正社員としての就職を希望していたけれども失敗し、派遣で働いていたけど派遣切りとなり、途方にくれているときに父親が持ってきたアルバイトとして家事代行業についたのだ。アルバイトの傍ら他の仕事も探していたけれども決まらないまま両親の引っ越しの日が迫り、自活できないみくりは両親について行くしかない状態だったが、冗談からコマで契約結婚とあいなった。そして雇用主に恋をして成就したわけだが、そうなるともう家事は仕事ではなくなる。彼女は仕事が欲しい。というか、ちゃんと自分でお金を稼ぐという状態になりたい。社会的に承認されたいわけです。だからこのまま専業主婦に移行してもらいたいという平匡さんの話の勢いに戸惑い、とっさの感想が
「無料報酬」
「時間外手当なしのブラック企業」
となった。同時に
「平匡さんの言っていることは別に変なことじゃない。普通のことだ。」
「素敵なレストランで食事をご馳走になって嬉しかった。指輪を買ってくれると言われて嬉しかった。自分が平匡さんに男の役割を求めるなら、平匡さんがわたしに女の役割を求めて当然だ。」
と自省もしている。
がめつい、かなあ。

 平匡さんはかなり稼いでいるので、その妻は無理に外で働く必要はないんだけど、でもみくりは稼ぎたい。今時はそういうものだというか、リスク分散ですよね。
 雇用主が夫というのは実は結構危険だと思う。小さな商店とか零細の自営業では、夫が雇用主となって妻を従業員にして経営を回していることがあるけど、妻に賃金を払っていることにして実際には払わず、夫の手取りから通常の生活費を渡すだけという事例が結構ある。賃金を払っていることにしてそのまま雇用主が吸い上げているというか、なんでそんなことするかというと税金対策でもあるし、本当に経営がかつかつな場合もある。家族の労働力をタダだと思う零細自営業はすごく多い。もちろん、従業員という扱いにしないまま当然のようにフルで仕事をさせる零細自営業も多い。家業だと思ってただ働きしている主婦もいるし、それでうまく行っている家族経営業もあるにはあるけど、釈然としないと感じている主婦もいる。そういう問題を現していると思うんだけどなあ・・・。
 みくりの悩みも似たようなもので、ただ平匡さんにとても魅力を感じているから、ストレートに断ることもできず悩んでいたのだ。

 まあ解決策としては、みくりが他にちゃんと就職し、平匡さんと2馬力の世帯収入を得て、掃除は業者に任せることだ。もともと平匡さんは掃除を業者に任せていたのだからその点で問題がない。食洗機も買いなさい。便利だぞう。これまで家事をしないできた平匡さんがこれからできるようになるにはなかなか難しいだろうし。だからみくりの就職が今後は物語の重要テーマだと思うなあ。

 わたしは、絶対に誰かに養われたくなくて今も仕事している。わたしに給料をくれる人は夫ではなく某組織で、わたしの時給は2000円なんかじゃありません(時給契約ではないけれど仮に拘束時間で割ったとしたら。また、時間外手当をもらうときの時給としても。もちろん、もっと高いという意味です)。でも組合に入って賃上げ要求するし、各種手当てについても色々文句を言っているしw、就業時間とそれ以外は結構分けてる。専業主婦嗜好の人からはがめついと思われているだろうか? わたしは自分の仕事をそれなりに愛しているけれども、仕事のために死のうとは思わないし、職場組織に人生を捧げようとも思っていない。組織とわたしはある種のgive & take状態にあって、この均衡が崩れたら組織がわたしを切るか、わたしが組織を去るか、どちらかにはなると思う。例えば零細自営業の妻みたいに住むところと食べ物は提供されて少しくらいの小遣いももらえるけど、小遣い以上の現金はもらえず、拘束時間も長く、仕事あってのお前の生活でもあるんだからという扱いをされるなら、わたしは去ります。だいたいそういう所は「誰に食べさせてもらってるかわかっているのか」みたいなことも言いそうだしね。

 今夜ドラマは続きがあるわけですが、見ないで寝ますw あとでドラマ・ファンの方々の感想を見てドラマ版を見た気になろうっと。

2016年12月4日(日) 「逃げ恥」原作についての感想(長文)

「逃げるは恥だが役に立つ 第1巻〜第7巻」(海野つなみ KCKiss)
 ドラマがとても評判になっていて、わたしも「恋ダンス」はYouTubeで見て楽しみました。契約結婚の話だというのもそそられるものがありますが、夜10時からのテレビ番組はわたしはリアルタイムでは見れないし(年寄りは早寝)、録画もねえ、今語学番組の録画を消化するだけでも週末に結構時間を取られているし、どうかすると「真田丸」も見直すし、今度「ダウントンアビー」シーズン5もオンエア始まるし、これ以上録画したって見る時間はない。なので「流行ってるね〜」と思うだけでした。本屋で原作が平積みになっていたけど、読んでみたいような表紙絵でもないし。Amazonの評価を見に行っても、面白いという意見は多いけれども、特にドラマから入った人は「絵が酷い」と言っている。何ページか例示されて紹介されていることもあるけど、それを見ても絵は下手だなとしか言いようがないし。だから読む気は最初全然なかった。しかし、『逃げるは恥だが役に立つ』第8話について、めんどくさい男が、また語ってみます(『逃げ恥』ファンは読むと不快になるので要注意)。という記事を読んで興味を持ちました。特に、

では、ふたりが「恋人」や「夫婦」になったら、どうなるのか?
それは「お金を払うことによって、罪悪感なく家事を全部やってもらえる関係」の終焉でもある。
(中略)
家事を分担するようになったり、育児をしたりしなくてはならなくなったとき、それでも、ひらまささんは、みくりさんを現在と同じように好きでいられるだろうか?
「家事能力がない夫」に、みくりさんはもどかしさを感じないだろうか?


という記述。この記事を読む直前くらいに、原作者自身は
「恋愛の要素はあるけれども、お仕事漫画として読んでもらいたい」
と言っているらしい、という記載をどこかWebで見たこともあって、ちょっとわたしのアンテナにひっかかった。丁度出張続きで移動時間があるしねー。
 ドラマは、テレビ局の公式サイトを見ても恋愛の部分を中心に扱っているようだ。ガッキーはかわいいし、テレビドラマとしてはそうなるだろう。上でリンクしたブログでも

僕は『逃げ恥』原作未読なんですけど、「みくりさんのような可愛い人、そりゃ好きになるよね」って思うんですよ。


と書いているけど、この文章はわたしには「ガッキーの容姿で、ご飯を作ってかわいい仕草をしてくれる人なら、そりゃ好きになるよね」のような印象があります。じゃあビジュアル的にいけてない原作漫画では、読者はどう恋愛を感じるのか、そこもちょっと気になるじゃないの〜w 原作者はお仕事漫画であることを強調したいようだし、それだともしかして
「主婦の家事労働を賃金換算すると年収○○万円」
みたいな話にもリンクするのかな?とも思った。引用したブログが言及したいこととはちょっとベクトルが変わるけど、例えば「この世界の片隅に」のような結婚スタイルが主流だった時代もあったわけです。すずは求められるまま嫁いで、そもそもその嫁入りは一家の主婦が足を悪くして十分な家事をできなくなったから、家事労働ができる若い嫁が必要というところから求められた面もあって、どんな人かもわからない男を夫としていきなり性生活が始まって、きつい小姑に耐えて、でもその中で夫婦の愛情は育まれてくる。みくりと平匡さんには性生活はないけど、一緒に生活する中で、当然それなりに相手を思いやる気持ちが出てくるんじゃないの。そしたら、それはガッキーみたいにかわいい人じゃなくても、恋に発展するんじゃないの、という推測も沸きました。
 さて、そんなわけで手に取った原作漫画です。絵は下手なんですが、しかし努力も感じられるんだよな。ポーズ写真とかかなり参考にしていると思う。そして人物画は下手なんだけど、構図そのものはちゃんと練られている。何より魅力なのは、台詞回し。言葉のセンスが良いと感じます。だから絵はちょっとアレなんだけどちゃんとストーリーに引き込まれるのよ。余談を先に書くけど、著者はこの道30年近いベテラン。さすがに構図や話の回し方という技術は身についているのでしょう。だったら人物画もどうにかならんか、とも思ったのですが、ネットで検索したら「なかよし」出身で、デビュー当時の絵を見たら納得する「なかよし」タイプでした。その後年齢層の高めの「Kiss」という雑誌に移ってからこの手の絵にマイナーチェンジしてきたんだけど、ああ、あのタイプの雑誌ならそうかなと思う顔の描き方ではある。ある意味、スポンサーのニーズに応えた絵柄なんですよ・・・。多分、本人は今、手の描き方をすごく研究している。表情を持たせようとしている。あんまり成功はしていないけど。でも、この絵だから生々しい話がエロ本にならないで済んでいるかもしれない。とは言うものの、少女漫画系でももうちょっとデッサン力のある人が描いたら、二人の関係性が進むキスシーン・ハグシーンはもっとときめく絵柄だったのかもしれない。でもでも、この立体感も体温も感じられない絵柄だからこそ、平匡さんの心の壁が表現されているのかもしれない。あるいは人物の記号として受け止めてテーマをきちんと考えられるのかもしれない(物語性が乏しいのに萌え絵で見せていた「エマ」(森薫)と対照的な意味で)。そんな感じです。物語性や台詞回しの巧さに引き込まれると、絵が下手なのはそんなに気になりませんでした。まあ時々「首の角度が、・・・折れてるかもしれん」とは思ったけど。
 話の展開としては、これは最初から明白に恋愛フラグが立っています。ドラマが流行っていて伏せる必要はないでしょうからネタバレで書くけど、みくり(女性主人公)は就活に失敗して誰からも必要にされていないことに落ち込んでいる。数年前に失恋してその後彼氏はずっといないこともちょっとだけ示されている。彼女を愛している両親や伯母の存在も示されているけど、たぶん家族は「愛してくれて当たり前」の存在で、他人から必要とされないことに彼女は落ち込んでいる。そこで父親が元部下(36歳独身ITエンジニア平匡さん)に頼み込み、彼の家事を週1回代行することで賃金を得るアルバイトを始める。平匡さんとみくりは仕事感覚(合理性と言語による明白な確認)が合い、お互いにやりやすい相手だとわかって数回仕事を続けていた。それに平匡さんはお金を払っているからと言ってあぐらをかいておらず、彼女の仕事に
「ありがとう」
ときちんと感謝の言葉を述べる人だ。ここまででももう、恋愛への条件はだいたいそろっていると思う。そして平匡さんが体調を崩し、みくりに看病してもらうという事件が起こる。第1巻の途中でもうフラグ立ってるじゃないですかー。わたしも丈夫な方だけどそれでもインフルエンザとかノロとかで急にちょっと寝込んだことはあるし、あの状態で看病されたらもう感謝しかないね。男性が看護婦さんに幻想を見るのはわかるよ。看病する側としても、若干でも好感のある相手の、生命の世話をするというのはとても情のわく作業だと思う。犬猫好きじゃないと言っている人でも、弱っている子犬子猫をやんどころなく世話したら情がわいたというのは、普通にある話だ。みくりの両親の引っ越しの話がなければ、このまま週1回の家政婦をしているうちに半年くらいで恋愛感情がわいてもおかしくはない前提ができあがっている。その上みくりはちゃんと給料をもらう仕事をしてみたいと思っていたし、両親について田舎に行くことはあんまり望んでいなかったし、自分で平匡さんに
「契約結婚はどうでしょう」
なんて提案をする始末。いくらうっかり者でも、嫌いな相手と契約結婚しようなんてなかなか持ちかけないからね。みくりは少なくとも平匡さんを悪い相手ではないと思っているんです。それに自分から結婚という言葉を出したために、感情はそれを追従していく。そして恋愛とは、長く時間を共有することではぐくまれる。みくりがガッキーほどかわいい顔立ちでなくても、これはお互い恋に落ちたと思うよ。その後の互いの親族との食事会のシーケンスは二人で連係プレーをする場面で、互いの信頼が増している。そして小さな日常、温泉一泊旅行・・・・・、と、少しずつ距離を縮めていく。心の壁が厚くてなかなか打ち解けない平匡さんの壁を打ち破ろうとみくりが大学時代の心理学の知識を使ってアプローチしているのも、一つには
「職場での人間関係の円滑さ」
を求めた部分があるけれども、他方で平匡さんが高齢こじらせ童貞だと察知して
「そんな気持ちをほぐしてあげたい」
みたいな少々お節介な気持ちも持っている。実際、平匡さんはこじらせた結果自分では「異性との直面から逃げることで自分を守っているつもり」だけど、他人に対する壁が分厚くなりすぎて孤独に陥っていて、現時点ではさほど困っていないように見えるけれど、ちょっと体調を崩しただけで自分ではどうにもならないことを自覚している。その自覚が、風間さんに
「津崎さんって、結婚しない人だと思ったのにな」
と言われたときに
「自分で何でもできるけど、安心って他人から与えられるものだなと思った」
という返答に現れています。風間さんが契約結婚に気づいても
「あの二人、好き同士です」
と言っていたのはそこを見ているから。
ね。物語としてはガッキーみたいな容姿じゃなくても、恋愛が成立するんですよ。二人がよっっぽと面食いなら別ですけど。ただ平匡さんが高齢こじらせ童貞だからなかなか愛の言葉も出てこないし肉体関係にもならないだけ。シャイな高校生がじわーっと黙って相手を意識しているような状態が続く物語なんです。36歳だけど。
 みくりが過去の失恋を思い出し、そのときの自分の言動を反省して平匡さんにトライ&エラーでにじり寄っていくのもいじらしい。その失恋の過程を見ると、大学時代優等生で文系院卒なだけあって彼女は彼女で理屈っぽいんですよ。ドラマではどう表現されているかわからないけど、漫画ではふにゃっとした女の子ではない。自分の意見は言うタイプ。平匡さんみたいなタイプは、ふわふわしたかわいい女の子も、石原さとみみたいな正統派美女や、壇蜜みたいな色気タイプも、全部苦手だと思う。いや、かわいいほうが眼福かもしれないが、話しやすいのは自分と同じように合理性や論理性や経済効率を考えて意見する人でしょう。そういう意味でも、この二人は初めからお似合いでした。ドラマでガッキーを配役したのは結構良い線だと思う。ガッキーはかわいいけど、色気が充ち満ちている女性ではない。
 そしてとうとう平匡さんの心の天岩屋戸が完全に開いて飛び出してきたとき(第6巻)。彼が緊張しつつ考えているのは、10年前に人に連れられて行ったクラブで配布された試供品のコンドーム1個が引き出しにあるけど、あれは劣化していないだろうか、ということでしたw いやーーーーー! いやいやいや♪ おばちゃん、良い歳して萌えたわw なんちゅうかわいさw 原作内に「平匡さんがかわいすぎる件についてー!」とか「37歳草食男子が赤ちゃんパンダなみにかわいい」とみくりが思うシーンがありますが、ほんとそれ!w それに真面目さも感じられますよね。現実的な準備ができていないのに子供を作るべきではないし、二人の気持ちが盛り上がってそういうことになだれ込もうとしているけれども、勢いで妊娠させちゃだめだ、と平匡さんはわかっている。ええやないか・・・・・(じわり)。もう10年以上前になるけど、職場でわたしと同世代〜やや若い世代の男性陣が、遠距離恋愛をしている人のことを話題にして以下のような会話をしていた。
「○くん、遠距離恋愛なんだけど、そろそろ結婚じゃないの?」
「それが彼女のほうも専門職だとかで、辞めたがらないらしい。うちも転勤族だし、辞めてくれないことには結婚は難しいよね」
「それ、もう妊娠させちゃえば良いよ。彼女も諦めつくでしょ、こっそり避妊やめれば良いだけ」
そしてその話題に参加していた男性陣は笑って同意していた。
おばちゃんはね、聞きながら愕然としたよ。わたしは大変に女らしさに欠けるため、周囲で男性陣が割とあけすけな話をするのですが、そしてエロDVDの感想なんかは馬鹿だなーと思いながら聞き流していたのですが、この話は失望した。それはもう愛ではない。自分の都合に全面的に服従させようとして画策しているだけだ。後日談を言うと、その彼女は仕事を続けたいということで、また彼氏のほうも無理矢理妊娠させたりはしなかったようで、単に別れた。そういう個人的記憶があったので、このエピソードはとても好ましく感じた。二人の初体験がエロ本みたいな表現にされていなかったのも良かったですよ。
 そして恋愛関係が成立すると、とたんに家事に賃金を支払うということがしっくりこなくなる。みくりが専業主婦志望であれば問題ないが、彼女は経済的に自立したいと願っている。そして平匡さんは家事代行業を依頼していたくらいだから、あまり家事能力はない。共働きになるのであれば平匡さんも家事を担う必要が出てくるし、全体のクォリティは下げざるを得ない。そうでないならばみくりに専業主婦として存在してもらいつつ、これまで通り賃金を支払う・時間外は自由時間で、そのときに何かを頼めば時間外勤務として処理する必要が出てくる。だけど平匡さんはごく自然に、
「これまで通りお金は渡すけど、それは二人の生活費であって賃金という処理ではなくなる」
という風にイメージしてみくりに今後の設計を話し始める。そりゃあ問題ですよ! この二人上手くいかなくなるんじゃないの、って思って当たり前。原作でもここでみくりはもんもんと悩む。7巻までではこの問題は解決しておりませんが、少し良い風が吹き始めています。ドラマではここはあまり深く追求せず、恋愛物として終わらせてしまうような気がする。この部分が気になる人は原作にあたったほうが良いでしょうね。(ブログ「いつか電池がきれるまで」のfujiponさんもね♪) わたしはこの先を楽しみにしています。そしてこのエピソードはわたしに昔読んだ橋本治の人生相談を思い出させました。橋本治じゃなかったかな? いや、治兄貴だったと思う。相談者は男性で、足繁く風俗店に通っており、お気に入りの女性がいるらしかった。相談者は、その女性のことが本当に好きだし気に入っているからもっと会いたいし、でもお店に通うとお金がかかって仕方がないから、その女性と本当の恋人関係になりたいと望んで兄貴に相談していた。兄貴の答えは一刀両断。
「風俗嬢と恋人関係になることは可能です。ただ、彼女たちも商売相手には従順ですが、お金が絡まない相手や恋人に対しては、普通の女の子です。恋人になれば彼女は普通の女の子としてあなたの前に存在しますよ。」
文章はこんな感じで短かった。相談者が読み取れたかどうかはわからないが、普通の読者としては、
「普通の女の子は、彼氏に対して従順なばかりではなく、自分の意見も言うし、わがままなときもあるし、別にいつでもやらせてくれるわけではない」
というメッセージは受け取る。この相談と同じなんですよね・・・・・・。
 と言うわけで、とても面白い物語ですよ。絵が下手なのだけが本当に残念だけど。著者はこれまでヒット作というほどのものはなく、だからといって仕事が完全になくならなかったのは、物語の展開力・台詞の言葉選びのセンスがあったからでしょう。著者は今46歳でどうも体調が思わしくないようだし、これからもっとしんどくなると思うけれども、一回ちゃんとデッサンの練習をして、大幅に人物画を変えるような改革をしたほうが良いと思う。もったいないよ・・・。あと、処女のまま閉経した52歳ゆりちゃんには、是非更年期障害の乗り越え方を教えてもらいたい! それと、ゆりちゃんは結婚しなかったことや子供を産まなかったことをとてもコンプレックスに思っているようだけど、正直なところ、こういうバブル世代は多くはないと思う。バブル世代でここまで社会的に成功してる女性は、もっと突き抜けてると思うなー。わたしも独身だし、わたしの周囲にも独身バブル世代が結構おりますが、もしかしたら30代くらいのときは悩んだかもしれないけど、アラフィフにもなればその部分では悩んでないように思う。わたしのように初めから結婚する気も子供産む気もなかったようなのもいるし。バブル女って、ある意味で本当にわがままで己の欲望に忠実かもなあ(わたしだけか?w)。



晩ご飯 鶏胸蒸し焼き、にんじんとキャベツの蒸し物付け合わせ。サラダは、水牛のモッツァレラのカプレーゼ。水牛のモッツァレラは札幌で買いました。う、うまい・・・。たまらん。高いから滅多に買えないけど。リンゴと柿、パン、オニオンスープ(インスタント)。ワインはドメーヌ・ド・エr−グル・シャルドネ・ジェラール・ベルトラン、フルーティですが甘さのないさっぱりした白ワイン。少しスモーキーかな?? 美味しい。


2016年12月3日(土) また出張

ホテル 今週も出張よ〜。今回も前回と同じメルキュールで、同じタイプの部屋を頼んだのですが、前回はクイーンダブル、今回キングダブルだった。いやー、ベッドはダブルが良いけど、キングサイズの必要はないんだよな〜。その分デスクの後ろ空間が狭くて。で、写真はバスルーム。寝室の部分に鏡がない分、このあたりは鏡張りで自分が映り込まないように写真を撮るのは難しかったw 洗面台ボウルの周りに色々置けるようになっているのが良いですよ。あ、あと、ここのパジャマ、ワッフル生地なんだよねー・・・。まあ腹とかにエンボス模様がつくのは他人には見えないから良いですw



晩ご飯 今日、自宅に戻りました。なんか疲れちゃったから晩ご飯は外食。初めて行ったお店です。ムール貝とドライトマトの白ワイン蒸し。


晩ご飯 生パスタが売りの店で、これは黒トリュフのクリームパスタ。ワインはグラスで頼みました。パスタはもちもちして美味しかったよ。


2016年11月28日(月) 病院へ

 今日は休みを取って病院に行きました。婦人科です。4月から始まったホットフラッシュは6月に酷くなり、市販のプラセンタを飲み始めたら症状が治まったのでそのままでしたが、9月からまた徐々にホットフラッシュが起こるようになりました。先々週あたりは悪夢を見る程度には夜中に調子が悪くなりました。体温調整しやすいように毛布とタオルケットを4枚重ねて寝て、暑くなったら枚数を減らすようにしているので、6月のようにべちゃべちゃになったりはしないけど、ほてって目が覚めたりするので熟睡感はない。ここ数日はましだけど。同世代の人から
「単に婦人科っていうより、更年期障害対応を謳っている医院があれば行ってみるのも良いかも」
と言われていたし、調べると自宅の割と近くに更年期障害対応の婦人科があったので行ってみることにしたのです。
 行ってみたら、すごくきれいな病院でねえ! びっくりしたよ! 待合室なんかちょっとしたホテルのロビーみたいなの!! 入院したときの室料は高いのかなあ。でもすごくきれいだから、妊婦さんはリラックスできるように思えた。
 普段は朝晩プラセンタを1錠ずつ飲んでいますが、たぶん採血してホルモン検査をするはずなので、今朝は飲まずに行きました。問診をして、子宮がん検査をするかどうか聞かれたので
「今日はしない」
と言うと、
「もしホルモン治療を開始することになったら、そのときは検査します。」
とのこと。ホルモン剤ががん細胞に影響する可能性があるんだって。と言うわけで採血し、2週間分の漢方薬を処方された。採血の結果待ちの期間にその漢方薬が効果があるかどうか確認するというわけ。なるほど。
 その後少し買い物をしていたら、なんだかめまいがして軽い吐き気がしてきた。ううー、これはもしや今朝プラセンタを飲まなかったせいで本来わたしの体が持っている更年期障害の症状ではないか。医師はプラセンタは飲み続けても別にかまわないと言ったので、帰宅後処方薬とともにプラセンタも飲みました。3時頃めまいと気持ち悪さはほぼ改善。
 買い物途中で症状が出たけど、お勤めごくろーさん!な気持ちが沸いてきて、帰りにはケーキも買ったw 太るのは怖いが、たまにはケーキを食べたいよねっ。


玉鉄似のイケメンで穏やかで優しい憧れの人がブスと結婚しててモヤモヤする。空気読めないブスに腹立つ
 ウエイティングバーのあるホテルって、高級ホテルに属すると思う。だから下手な接客するような人は雇われないんじゃないかなー。その辺のガールズバーとはだいぶ違うけど。出張でバーのあるホテル宿泊のとき、たまに行くことがある。知らない街を一人でふらふらしたくないけどちょっとだけウィスキーが飲みたいときとかに、ホテルのバーがあると楽で良い。それはともかく、なんか昔やってた三谷幸喜のドラマ「王様のレストラン」の鈴木京香で脳内再生されたので、愛人顔の美人のような気がしたw てか、匿名掲示板だからだろうけどブス呼ばわりかー・・・・・・・。


晩ご飯 残り物ニョッキを冷凍していた残り物ミートソースで、昨日の残りのスープ、サラダ、洋梨と柿。ワインも残り物。このように月曜日とは、週末の残り物をかき集めてご飯となるのです。


2016年11月27日(日) 真田丸、あと3回

 思ったより積雪せず、ほっとした一日。(雪かきは大変だからねーw)

 「本物の英語力」(鳥飼玖美子 講談社現代新書)
 同時通訳者で近年は学習法紹介やNHK語学番組の総合司会を務める著者の、最新刊。総合的な学習法の紹介と自身の経験からの感想とともに、各界で世界的に活躍する人の学習法なども紹介している。iPSの山中先生や宇宙飛行士若田さんの学習への姿勢は、とてもわたしには参考になりました。英語そのものが好きなわけでもやりたいわけでもない、単にツールとしてどうしても絶対に必要でやり続けるしかないわたしにとっては、同様の立場の人の姿勢や選択肢は参考になります。個人的には、段々論文書きでは英語を直されることが減ってきました。校閲会社に出しても冠詞やちょっとした単語は直されても、根本的にダメ出しをされるということがなくなった。自分なりの悪癖はありつつも、読み書きに関してはワンランク進めた気がする。でも、話すことは相変わらず下手。下手だけど、まあ日本語を話すのも下手だからな〜と自分を甘やかしている感じ。色々今後の勉強については考え直しました。
 英会話を辞めてしまったので、今はNHK頼み。この著者が司会をしている「ニュースで英会話」も録画して見るようにしています。他にはテレビでは「しごとの基礎英語」をまとめて見ています。周りで言っていることはわかるけど、発言を投げかけられると難しいね(汗。 ラジオでは「実践ビジ英」以外に「攻略!英語リスニング」。こちらはかなり易しいのですが、文章の内容は一番面白い。わたしは政治経済や会話によほど興味がないんだろうw でも、山中先生もbornとboneの発音を分けられなくて苦労したとのことなので、わたしも頑張ろうと思うのだった。
 語学番組では、相変わらず「旅するユーロ」は楽しんでいます。案内人の芸能人がいずれも片言以上話せるので、安心して見ていられる。一番上手いのはイタリア語の東儀さんかなー? 

 NHK大河「真田丸」
 つらい。もう、本当につらい。だってみんな死んでしまう。いや、誰でも死ぬ、家康もそのうち死ぬ、でも、寿命を全うするのとは違う結末が大阪城のみんなには待っている。大河の結末はわかりきっていて、わたしはいつも監督や俳優や演出家がどう描くかを注目していた。その手腕に感じ入ることはあったけれども、こんなにも真田幸村が滅びていくことが悲しいと思ったことはない。石田三成の死を胸が詰まると思ったこともなかった。本当に、やられたー!と思う大河だ。もうすぐ終わってしまう・・・。


クックパッド江戸ご飯 のキッチン
 わたしはクックパッドを使わないのですが、これは面白い! お正月にでも使ってみようかな・・・

晩ご飯 あっさり済ませようと、ソーセージと野菜類のスープ煮。サラダ、洋梨、ワインはヴィーニャマール・ブリュット、1000円のスパークリング。


2016年11月26日(土) 疲れ引きずり中

 木・金と忙しく、じたばた過ごし、今日は用事を済ませるために3時間ほど外出したら、帰宅後もう疲れて疲れて。やっぱり帰宅後2時間昼寝。うーん・・・。

 博多駅前がまた沈んだり、カストロ前議長が亡くなったり。

晩ご飯 ちょっと肉料理が続いたので魚に。大きな海老が安かったのですよ。以前なら海老フライにしたね〜w 海老フライを作る気力は全然なかったので、バターソテー。そしてジャガイモのニョッキとアサリのクリーム煮。サラダ、りんご。ワインはカデ・ドック・シャルドネ・バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド。ジャガイモのニョッキを自分でこねたのは1年ぶりくらい。こねるのがつらくなったなー。今日は特に疲れていたせいもあるけど、やり始める前にめんどくさいなーとしみじみ思った。思ったけど用意してしまったので頑張った・・・。ワインはフルーティで爽やか、軽い魚とはよく合いました。


2016年11月23日(水) 今年は自然災害が多いですね

 昨日の福島沖地震と津波にはびっくりしましたね。余震の一種とのことなので当たり前なのだろうけれども、特に子供などは不安を募らせたのではないでしょうか。多くの被害にはならなかったのは幸いでしたが。


 今日は疲れて少しの片付け等しかできなかった。自分の老化をしみじみ感じる。
晩ご飯 昨日は少し残業になり、午後8時近くなってやっとスーパーに行った。そしたら、昨日付で消費期限の和牛すね肉が定価100g400円弱なのに割り引きで100円強に! おお。わたしは消費期限はそんなに気にしませんよw しかもまだ当日だしねえ。ただ、すね肉はじっくり煮込まなければなので突然値引きになっても調理しきれないという人も多いだろう。とにかく購入、今日になってから煮込みました。朝から煮込んだし、タマネギはじっくり飴色にし、肉も少し焦げ目が付くまで焼いてからたっぷりの赤ワインで煮込んだビーフシチューなのでめっちゃ良い感じの味わいになった。ふふふ。じゃがいもはシチューに入れずマッシュポテトにして添えました。サラダ、りんご、パン、ワインはドメーヌ・ド・レーグル・ピノ・ノワール・ジェラール・ベルトラン、まったりした柔らかい印象と少しのスパイス感。やや重めで後味がよく、肉料理全般向き。これは美味しかった。



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